京極堂シリーズ第5弾。
今回は、関口氏の出番が少なくてちょっと残念。
しかもまた難しいテーマなのだなぁ・・・。
そして、読んでも読んでも
複雑になっていく話で。
京極堂シリーズって、今頃気が付いたけど
宗教が絡んでいるのね。
今回のはキリスト教・・・?
まぁ、色々あるわけですがね。
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
「私の情夫だから」、これは男にとって女に言われる最上の言葉だが、大概の男は、一生に一度もこの台詞を聞くことは無い。何故なら、この台詞を吐き出す女こそ、性悪な女だからだ。そして性悪女の美しさを、大概の人は知らない。彼女達が、どれほど恠しい女なのか。この作品は、それを教えてくれる。―『絡新婦の理』には、主題はあるがメロディーはない。登場人物は、全てパートであり、それらが実に巧みにアンサンブルしている。