万博記念公園の花々
今日は万博記念公園に咲いている秋の花々についてご紹介したいと思います。今日は素晴らしい花の数々を見て楽しんでいただくために、全ての画像を大きくしました 日本庭園を出て、万博公園のシンボルでもある「太陽の塔」の方へ向かいます。その途中、小さな丘の上にバラ園が造られていて、いろいろな品種のバラが咲いていました。ちなみに「太陽の塔」を後ろ側から見る機会ってあんまりないですよね? 遠くにはエキスポランドの観覧車が見えます。 万博公園の魅力は、豊かな植物だけではありません。そこには、季節ごとに野鳥や渡り鳥が遊びに来るんです。ですから、双眼鏡を手にして、野鳥観察を楽しんでいる方にもよく出会います。下の写真は万博記念公園のシンボルの「太陽の塔」の前にある花壇で撮影したものです。ごめんなさい、僕は花の名前をほとんど分からないのです。このように色鮮やかに飾られた花々を見ていると、時間が経つのを忘れてしまいますね。 万博記念公園には「自然学習の森」があります。その広さは、なんと30,000平方mです。その名前の通り、自然学習のために造られた森で、植物ばかりではなく昆虫などを詳しく解説した看板をよく見かけます。この森を造ってから30数年経ち、現在の姿になりました。その全てを見るには、標高82 mの展望タワーから眺めるのが一番です。 一般的に、木の葉を観察するには、上を見上げなければいけません。例えば、紅葉を楽しむには、上を向きながら歩きますね。もし、人間が木と同じ高さならば、目の高さで木の葉を観察することができます。そういう目的で作られたのが、上の写真にある陸橋です(おそらく全長500 mぐらいあると思います。)。これだと、目の高さで色付き始めた木々を観察することができますね。ちなみに、万博記念公園では園芸や農作が体験でき、苗の植付けから収穫までを学ぶことができます。都会暮らしの子供達にとっては、いい経験になると思います。最後にご紹介したいのは、秋を代表する花、コスモスです。花の丘と呼ばれるところには、15,000 平方mの広さに、一面にコスモスが咲きます。この写真のように、まるで高原を思わせる光景が広がっています。 どうですか? すごいでしょ? この丘は秋のコスモスだけではありません。春には、菜の花とポピーが植えられ、丘の上一面にこのように花を咲かせてくれるんです。この日は一日中、万博記念公園で遊びました。気が付けば辺りは暗闇になり、空は夕日で赤く染まっていました。これらの美しいコスモスも、もう少しで短い命を終えようとしています。 次回は、万博記念公園の最終回です。最後はやはり、ここのシンボル、太陽の塔を考察してみたいと思います。では、また。