日経平均の日足を見ていると、振り出しに戻ってしまった事が良く分かります。テクニカル面でRSIやストキャアスを見てみても滑り台のように急激に下落した事が良く分かります。今年は各国の大統領、首相などの選挙が数多くあることは解っていた上、その結果いによっては様々な結果に陥る事も予想できていたわけなので、最悪のシナリオを描いたうえでタイミングを計る事が先決なのだろうと思います。
このような時に日経平均の下落水準をどのあたりまでと考える事よりも、個別銘柄の居所を見て為替の水準と合わせて今期の決算がどのあたりまで修正されるのかを検討しておいた方が良いと思います。少なくとも各国の選挙結果が出るタイミングを見計らって売買を考える事が先決なのでしょう。買えなかった投資家がこのあたりの水準で動き始めるところなので、良く見ておかなくてはなりません。
また、米国の住宅販売がすこぶる良かったにもかかわらず、スペイン、ギリシャ問題で揺れ動いた為替等の影響で先週下落していた市場も、今週はユーロ問題に関係なく自律反発する可能性が出てくるところです。通常であれば今年1月の窓開けの水準である日経平均の8500円どころが押し目のめどと考える向きが多かったようですが、オーバーシュートする事も視野に入れておけば、最大8000円どころを見ておく必要はあった事になります。一部の報道によれば、今月はヘッジファンドの解約などの月にもあたっており、いずれにしても売り先行になる可能性が高かった事を考えれば当然の成り行きなのかもしれません。
今年の連休はギリシャではありませんでしたが、スペインの格下げがネックとなってしまし、米国における景気指標も芳しくなく連休の谷間に続落となってしましました。国内市場も連休入りまでに大きく下落し、日経平均の一目均衡表厚い雲を下に突き抜けようとしていることから、連休明けの相場に注目です。
通貨は欧米ともに大幅な下落には至っていませんが、ドルは80円を切る等予断を許しません。日銀の為替介入の水準が取りざたされているところですが、いずれにしても円高に振れる事イコール、企業の予想収益率を下落させる事になり、前期の状況から悪化する事を念頭に投資を考える事になります。
また、この連休中に年金基金の運用先を新興国で行おうと言った記事が見受けられるようになり、これまでの比ではなく大きな規模になりそうです。一般的に市場の規模からみれば、多大な資金の流入にならなければと思います。十分に発達した市場であれば良いのですが、一定のリスクを基に行動する事になりかねません。対象は良いと思いますが、為替の動きにも目が離せなくなりそうです。
少し中期的な視点から日経平均の動きを見てみると、2010年4月5日から続いているっこうトレンドの抵抗線で下落している事が良く分かります。日経平均が戻りながらも下降トレンドを上に抜けていない現実が、様々な状況から足元が固まり、良くなりつつも海外情勢、特に欧州問題の抜本的な解決に繋がっていないところが問題となっています。
今週はゴールデンウィークを前に動きつらい中、3月決算企業の決算発表が出てきますので、例年の事ながら慎重に対応する事になります。日本の企業にとって為替の問題は大きく、米国の状況よりも欧州の動きに左右されている事の方が大きい理由となっており、スペインの動きにはギリシャ以上の注意が必要になります。今回のG20によるIMFへの資金供給もどのように活用されるのか、今ある資金量で問題ないのか良く考えておかなくてはなりません。
個人的には外部環境がどのように動こうとも、日本の株式は買い下がるような状況にあるのではと考えています。同様に、アジア地域の市場においても大なり小なり円安を享受する部分と企業業績の拡大から先行していた中国、インドよりもインフラ整備が本格化するベトナム、インドネシア等も投資対象として分散しても良い投資先と考得られます。
米国市場が一週間で大幅な下落をする中で、東京市場は一目均衡表の雲の厚いところで切り返すような動きで終りました。各種テクニカル指標が売り込まれすぎた状況に陥った事もあり、自律反発の様相を見せています。今週は欧州の状況を見守る動きになるところと、米国市場の下落が止まるのかに注目する週になるのでしょう。
東京市場は個別物色の動きが強くなり、方向感が定まっていない事から、再度日経平均の10,000円超えには力がいるのではと考えてしまします。少なくとも現状から取るべき行動は、これまでのボックス圏を大きく乖離して上昇、もしくは下落するように考えられない事から、株価水準の位置で下げたものを素直に買い、高くなっているものを手放すという一般的な行動が一番良いのではないでしょうか。
今年の桜は春の嵐の中にあって、寒暖も読み切ることができなかったものの、見ごろをはずすことなく見事に日本人の心を癒してくれたと思っています。外交を行っている時も、一瞬ではありますがホッとする瞬間を味わえるのもこの時期の特徴です。個人的にはヒノキ花粉に苦しむ時期で、重ねて風邪で鼻が完全につまり苦しんでおりますが、季節の変わり目は健康にも気をつけましょう。
週末の失業に関する指標は当初予想より悪く、株価は下落して終わっています。短期的に景気の回復に悪影響を与えるものとして見られているようですが、QE3が見送られたことにより下落し始めていたところですので、更なる下落に繋がるのか見極める必要がある水準と言えるでしょう。
日本も日経平均の10,000円どころから上に抜ける動いにはならず、周辺からも下落局面で押し目を買う傾向が強まるか見ておく必要もあり、特に10,000円を割り込む時に先物で売りがしかけられたと考えられることから、注意すべきと考えている方が多いようです。
それでも、海外を初め個別銘柄の決算発表を横目で見ながらの相場展開になるのでしょう。為替も円高傾向に向かい始め、欧州危機が去ったと言われたとたん、イタリア、スペイン国内で不安定な状況が再燃し始めており、如何に外部から手を差し伸べようが自国での縮小均衡策が上手くいかないようであり、水害等の影響から立ち直ろうとしているアジア地域の国々とは別物と考えたほうがよさそうですね。
今日から新年度入りとなり、新しいスタートを切るところです。新入社員入社式や新入学の様子を伝えるニュースが流れていました。現役世代としては今期どのようにしていくのかをしばらく前から計画を練り、明日からの新年度開始に照準を合わせて行動しているところでしょう。
相場も新しい動きに入ってほしいところですが、この一週間いまひとつ迫力に欠ける動きであったことから、新年度入り後の展開が心配されるところです。欧州地域は一通り落ち着きを取り戻し始めているように思える感じですが気を緩めることはできません。米国においても雇用の状況が大幅に改善するところまでは難しく、こちらも舵取りを慎重にせざるを得ないところです。
日本は政局が何時までたっても不透明で、消費増税の論議が中途半端になっており、少数政党の利用問題や小沢氏周辺に騒ぎなど、どうでもよい事が大きくクローズアップされていて、問題は何なのかを見失っているとしか思えません。将来を見据えて今何を行わなくてはならないのか、これまでと同じ流れで進めていてはいけないと感じているのは誰もが感じているところであり、ここで変革が行われなければ悪い金利の上昇が発生し日本経済の不透明さが全面的に問題視される事になりかねないと思われます。