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![]() クチコミのチカラ
livedoor BOOKS 書評/IT・Web ![]() ![]() 口コミで生まれた大ヒット商品は、今までいくつかありました。でも市場規模としてはどうなのでしょうか。『かどけし』とか『コアラのマーチ』は安価な日用品でしたし、『プリクラ』や『マスカラ』は女性や女子高校生に支持されましたが、購買層は限られた世代ですね。 口コミによって、購買意欲がかき立てられたという例は、思いのほか少ないように感じますし、これからも、そうかんたんには、いかないのではないかと思います。 消費者の購買形態は変わってきたのは、確かだと思います。かくいう私のCDラジカセは、ネットショップのレビューを見て購入を決めました。いくつかの商品を比較したい場合や、必ず買うと決めている時は、レビューが役に立ちます。しかし、そこそこの値段で、すぐに買うつもりのない商品を、レビューや口コミを見て、欲しくなるかというと、ちょっと疑問です。 さらに、ブログにせよメールにせよ、広告臭が感じられるものは、ほとんど読みません。以前は何かおもしろいものが掲載されているかとの期待から、丹念に見ていましたが、どうも飽きてきたようです。昔に比べて、情報を取捨選択する感度が高まってきたようです。 片や、大人気ブログが本になって、たくさん出版されていますね。口こみによる効果は大きいと認めます。でも、出版される根拠となるのは、アクセス数で、数万人の支持が得られていると確証がある上での出版ですから、口コミビジネスとは異なります。 いわゆる『ロングテール』の尻尾にあたる位置から、微弱な情報を発信しても、大ヒット商品につながる可能性は、かなり低いと思うのです。 よって、口コミがメディア化し、ブログがその中心的な役割を担うという論調には、違和感を感じざるを得ませんでした。 この本を読んで、私の疑問の半分は解消されました。もっとも共感を得られたのは、消費者サイドの口コミ情報を、企業が正確に把握する体制が、構築されつつあることです。評価がなされたら、一気にマスメディアの力で消費者にメッセージを送るわけです。 また、ブログがメディアとしての機能を果たすための条件が、分析されています。 扱う情報に 1.新規性 2.不完全性 3.質の高さがあること。同時に 4.発信源の信憑性があることです。ここで情報価値が見出されたら、エンタメ価値を付与し、統合するという手順になります。そうすると、ここでもアクセス数の多い人気ブローカーの存在が重要となります。 口コミビジネスも最初の仕掛けについては、数の担保が必要なのでしょうか。疑問は残りますが、今後も注目される手法であることは間違いないようです。これをきっかけに、自分がどう関わることができるのか考えてみたいと思います。 ↑応援よろしくお願いします。 [読んでみた本]カテゴリの最新記事
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