プラスとマイナス
昨日、家計簿について書いたのですが、家計簿の基本となるのは、収入と支出、プラスとマイナスの関係です。収入が少なくても、それが支出より多ければプラスだし、逆に収入が多くても、支出がそれにも増して多ければマイナス。このプラスとマイナスについて、わたしは普段の生活のなかでよく意識しています。かなり昔に読んだある方のインタビュー記事で(だれかは忘れてしまいましたが!)「人生を終えるまえに、プラスマイナスゼロにしたうえで、すこしプラスでありたい」っていうのがあって、すごく共感したことがあります。日々生活をして、空気を吸って、食べ物を食べて、電気やガスを使って生きているだけで、この世にあるものをどんどん私が消費して、マイナスにしている。それを、せめてプラスマイナスゼロにするために、何らの形で世界に貢献しないと、マイナスで終わる人間ばかりだと、この世の中がちっともよくならない。わたしも、生まれた瞬間から、本当にいろんな人に支えられ、周りに助けられて生きてきました。ギブ&テイクのうち、テイクばかりでここまできた。プラスマイナスでいうと、まだマイナスかなあ。。。だから、この世に生まれた意味があるんだって思えるように、何らかのプラスを残せるように、これからの残りの人生、がんばっていかなくちゃいけない。それから、これも家計簿(お金)と同じだと思うんだけど、1日ごとの収支、1ヶ月単位での収支、1年単位での収支、そしてもっと長いライフプランとしての収支がある。ある日無駄遣いしちゃってマイナスになっても、その月に残業をがんばれば、月単位ではプラスになったり、仕事をしない時期があってマイナスになっても、また数年後、バリバリ働く時期があって、プラスになったり。だから、わたしも短期&長期計画を駆使して、人生の終わりにはちゃんとプラスになっていたい。わたしという人間が生まれたことで、この世がすこしでも良くなったっていう実績をのこしたい。一日単位だと、ちいさないいこと、電車で席をゆずるとか、そういうレベルでこつこつプラスを目指し、一年ごとに、何らかの目標を立てていきたいし、大きく一生でみると、やっぱり子育てや、子供に関わる仕事を通して、次の世代を育てることでこの世に貢献したいと思う。他にも、自分にできることはなんだろうって、いつも考えてる。放っておけば、環境破壊やら、資源枯渇やら、戦争やら犯罪やら、どんどんマイナスになっていきそうな世界。そこを、なんとかプラマイゼロにしようと必死でがんばっている人たちのおかげで、私は日々平和に暮らすことができている。そこにみんなのプラスがあつまって、この世界が少しづつ、でも確実によくなっていくといいな