エクセルVBA

ここから　プログラムの話です。
その前に　私が　いう　VBAとは　エクセルをデータベースソフトとして使うことを
念頭に置いています。
データベースというと　アクセスなどの　リレーショナルデータベースが
あって　ある意味では　そちらを　使ったほうが　簡単かもしれません。
　しかし　エクセルデータベースの　優位点は　印刷処理にあるような
気がします。
　もちろん　エクセルから　アクセスへのデータ変換や　その逆も
出来るので　混在システムもできないわけでは　ありません。
　ただ　そうすると　プログラムは　複雑になり　マニアックになります。
　エクセルのVBAを　よく考えていくと　アクセス並の　プログラムを
組むことが　可能です。
　大型トラックが　良いこともあれば　軽自動車のほうが　便利なこともあるのです。
エクセルデータベースは　スーパーカブみたいなものです。
　大きなものは　運べないが　結構機敏に　歩き回ることができます。
パソコンを取り巻く環境は　この十年で　大きく変化しました。

1.Lanが手軽に安く構築できる。
　　Lan対応のプリンタや　複写機などが当り前の時代になった。
　　また　無線Lanも低価格で　結構高速　Lan対応のハードデスクを
　　高速　大容量　安価になった。

2.インターネットに手軽に接続できる。
　　「パソコン教室のかわりに　なる。」　通信料を除けば　ほとんどフリーで・・

3.エクセルなどのアプリケーションが　高機能になった。

　など　数え上げたらきりがないくらいである。

私が最初購入したパソコンは　PC8001MK2　(1983)
ロムベーシックで　補助記憶装置はカセットテープ　アプリケーション
ソフトなんてものは　ほとんど　何もなく　ベーシックでプログラムを
組まないと　パソコンは動かなかった。
ベーシックは　ビギナー向きの言語だといわれ（事実そうなのだが）
まがりなりにも　プログラムを組める人は　パソコン購入者の10パーセント
くらいであったろう。　
　当時は　「買ったパソコンの90パーセントは押し入れで眠っている。」
なんて言われた。
　私も　その例外ではなく　シンタックス・エラーにずいぶん悩まされたあげく
パソコン教室に　通うことになった。
パソコン教室には　フロッピーデスク装置があり　これなら　ビジネスで
使えそうだとおもった。
たぶん　この教室に　通わなかったら　プログラムを組むなんてことは
やめていたかもしれない。