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Excel2010ファイルを別々のウィンドウで開く3つの方法 (2/3)
右クリックメニューに「別ウィンドウで開く」を追加するWindows7で、複数のExcel2010のファイルをそれぞれ別々のウィンドウで開く方法をまとめてみました。 Excelアイコンを右クリックした時に出てくるメニュー(コンテキストメニュー)に「別のウィンドウで開く」という項目を追加します。 その際、レジストリの編集を行いますので自己責任でお願いします。 1. 「スタートボタン」→ 検索ボックスに「regedit」と入力し、レジストリエディタを開きます。 2. 次のレジストリキーに移動します。 \HKEY_CLASSES_ROOT\Excel.Sheet.12\shell ここでレジストリのバックアップをとっておくことをおすすめします。 バックアップの方法は、 バックアップするキーの上で右クリック、「エクスポート」を選択します。 任意の場所に適当なファイル名をつけて保存します。 変更後に不具合があった場合は、このファイルを実行するとすぐ元に戻せます。 3. [shell]キーの上で右クリックし、「新規」「キー」を選択します。 4. 「新しいキー #1」が作成されるので、右クリック「名前の変更」で 別のウィンドウで開く(&W)にキー名を変更します。 5. さらに右クリック「新規」「キー」で、新たにキーを作成し commandにキー名を変更します。 5. [command]キーの(規定)の値を入力します。右の(規定)をダブルクリックするとダイアログが開きます。 ここで入力する値は、Windows7の32bitか64bit、またExcelのインストールドライブやフォルダによって変わってきます。 32bitの場合 これはOfficeを標準でインストールした場合の一例です。 "【Excelのインストールフォルダ】+ 半角スペース +【"%1"】" という文字列を入力します。 6. ここまではExcel2007以降のブック(xlsx)に対してのみ有効です。 Excel 97-2003 ブック(xls)にも有効にするには、2の手順に戻り \HKEY_CLASSES_ROOT\Excel.Sheet.8\shellのキーについても全く同様の変更を行います。 またブック形式によって、以下のキーの編集が必要になります。
7. 全ての編集が完了したら、レジストリエディタを終了します。 8. Excelファイルを右クリックすると、「別のウィンドウで開く(W)」が追加され、複数のExcelファイルをそれぞれ別々のウィンドウで開くことができます。 なお私の経験上の話ですが、このレジストリ編集をWindows7 32bit 1台、同64bit 2台、いずれもExcel2010について試してみましたが、64bitマシン1台についてはうまくいきませんでした。 原因ははっきりとはわかりませんが、いろいろとレジストリをいじったマシンだったので、その後遺症なのかもしれません。 1 2 3 ⇒関連記事 ◆0バイトのExcelファイル ◆WordやExcel内の図形を簡単に画像ファイルに変換する方法 (Windows7, Office2010) ◆毎日同じ時間にExcelのマクロを自動実行させたい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.12.30 22:05:00
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