カテゴリ:Windows8
Windows 8 の新機能に「ファイル履歴」があります。 これは、ドキュメントなどのユーザー・ファイルを簡単に自動バックアップしたり、過去のバージョンをすぐ取り出せるようにする機能です。 「Windows 7 のバックアップ」と併用することで、いつHDDが故障しても、システムやデータをすぐに元の状態に復元することができるようになります。 ■ ファイル履歴の設定 コントロールパネルを開き「システムとセキュリティ」から「ファイル履歴」を選択し、設定します。 1. バックアップ先のドライブの選択 デスクトップパソコンの場合: HDDを増設するか、USBなど外付けのHDDに保存するようにします。 自動でバックアップできるので、常時接続されているドライブがいいでしょう。 NASなどの、ネットワーク上の共有フォルダでもOKです。 ノートパソコンの場合: 常時外付けのドライブを接続している状態が難しいなら、ネットワーク上の場所を選択しましょう。 2. バックアップの頻度の設定 「詳細設定」からファイルコピーの頻度を設定することができます。 また、キャッシュのサイズを大きくすることで、より多くのバージョンを保管しておくことができます。 もしくは、バックアップ先のドライブをできるだけ容量の大きいものにした方がいいでしょう。 3. バックアップ対象のフォルダを設定 ファイル履歴で自動的にバックアップできる対象はライブラリ、デスクトップ、連絡先、お気に入り、SkyDriveだけです。 これ以外のフォルダをバックアップ対象に入れるには、そのフォルダを新しいライブラリとして登録することで可能になります。 エクスプローラで左ペインの「ライブラリ」を右クリック 「新規作成」-「ライブラリ」で、「新しいライブラリ」が作成されます。 この「新しいライブラリ」を右クリック、「プロパティ」で、フォルダを追加します。 ■ ファイルの復元 バックアップしたファイルを復元するには、 コントロールパネルを開き「システムとセキュリティ」-「ファイル履歴」-「ファイル履歴でファイルを復元」を選択 対象のファイルを指定して、緑の「復元」ボタンをクリックします。 または対象のファイルをエクスプローラで表示した状態で、「履歴」をクリックすることで同様の操作が行えます。 バックアップも復元も、かなりわかりやすく手軽にできるので、いざという時のためにぜひ設定しておきたい機能ですね。 関連記事 ◆Windows7のバックアップでエラー ◆Windows 8 はプロダクトキーを入力しなくても再インストール可能 - Windows 8 のリセットによる初期化 参考リンク ◆ファイルを自動バックアップするファイル履歴機能 - @IT お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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