カテゴリ:PC改造
数々の改造を試みてきた数年前のノートPC「Lavie LL370H」に Windows 8 をインストールしました。が、元のOSがVistaだけにそうすんなりとはうまくいきませんでした。 問題点はやはりグラフィックドライバで、インストール直後は標準ドライバしか当たらず、解像度が1024×768になってしまいます。 手動でドライバをインストールする方法は Windows7 の時に実証済で分かっていましたが、Windows 8 の場合はドライバファイルの中身を少し書き換えることで認識したというネットの情報を頼りに、インストールを試みたところうまくいきました。 Lavie LL370H のグラフィックは ATI Radeon Xpress 200Mで、Windows7まではサポートされています。 以下から最新ドライバをダウンロード、実行しインストールします。 http://support.amd.com/us/gpudownload/windows/Legacy/Pages/integrated_vista32.aspx?type=2.7&product=2.7.2.3.2&lang=English このままではまだドライバが当たりません。 Windows 7 ではここでデバイスマネージャからドライバの更新を実行し、ルート配下のATIフォルダにあるドライバを直接指定してインストールすることができました。 (参考)Lavie LL370/H にWindows7入れた - ディスプレイドライバ問題解決! しかしWindows8では このデバイス用に選択したドライバーは、このバージョンの Windows をサポートしていません。 と表示され、インストールできません。 そこで以下のファイルの一部を書き換えてやります。 書き換えるファイル(Windows8 32bitの場合)C:\ATI\Support\10-02_legacy_vista32-64_dd_ccc\Packages\Drivers\Display\LH_INF\CL_95951.inf (Windows8 64bitの場合) C:\ATI\Support\10-02_legacy_vista32-64_dd_ccc\Packages\Drivers\Display\LH6A_INF\CH_95951.inf 修正する箇所(変更前)”ATI RADEON XPRESS 200 Series” = ati2mtag_RC410, PCI\VEN_1002&DEV_5A61 (変更後) ”ATI RADEON XPRESS 200 Series” = ati2mtag_RC410, PCI\VEN_1002&DEV_5A62 ドライバの更新を実行し、このドライバを選択します。 以下の画面が表示されたら「このドライバー ソフトウェアをインストールします」を選択 ドライバーが正常に更新されました。 解像度も1024×800になっています。 なお、Windows 8 64bit でドライバの更新がうまくいかない場合は、ドライバ署名の強制を無効にするとインストールできます。 (参考)Windows 8 未対応のデバイスドライバをインストール(既知のデジタル署名なしのデバイスドライバをインストールする) 以上、NECの Lavie LL370H については Windows 8 Pro 32/64bit ともうまくいきました。 他の機種ではどうかわかりませんが、Radeon Xpress 200M のドライバでお悩みの方は試してみるといいかもしれません。 関連記事 ◆Lavie LL370/H にWindows7入れた - ディスプレイドライバ問題解決! ◆ノートPC Lavie LL370/H のCPUを交換 ◆ノートPC Lavie LL370/H SSD換装の記録 ◆Windows 8 未対応のデバイスドライバをインストール(既知のデジタル署名なしのデバイスドライバをインストールする) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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