カテゴリ:Windows8
Windows 7 までは、WOL(Wake On LAN)を設定する際、BIOSとNICの設定だけ確認すればよかったが、Windows 8 の場合はもう一か所いじってやらないとWOLが動作しないようになっている。 これは先日組み立てたNUC に WOLを設定した時に私が陥った罠で、Windows 8 はまさかデフォルトでWOLできないようになっているなどとは全く考えていなかった。 なので、BIOSとNICの設定をあれこれ変えてみたり、ドライバ入れ直したり不具合を疑ったりで、軽く2時間ほど悩まされた。 おさらいを兼ねて、BIOS、NIC、Windows側の設定事項を簡単に書いておく。 ■ BIOS の確認事項 「Power」や「APM」などの項目で、
■ NIC の確認事項 ドライバはなるべく最新のものをインストールしておく デバイスマネージャ - ネットワークアダプター で該当のNICのプロパティを見て 「電力の管理」「電源の管理」等の項目で、 Wake On Magic Packet等の項目にチェックが入っているか確認する ■ Windows 8 電源オプションの設定 ここが一番の要。これを知らないと一生 Windows8でWOLできない 「Windowsキー + X」で「電源オプション」を開き、左の「電源ボタン動作の選択」をクリック 「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリック 「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックをはずす そう、Windows 8 では「高速スタートアップ」と「Wake On LAN」の併用ができないのだ。 WOLをしたければ、高速スタートアップを諦めるしかないということだ。 といっても今回のNUCの場合、起動時間は14秒→17秒になった程度だったが・・・。 まあ普通の一般家庭のPCでWOL使う人などめったにいないだろうし、そういうあまり使われない機能は今後隅に追いやられていってしまうのだろうか? 関連記事 ◆インテルNUCベアボーンキット「BOXDC3217IYE」- 組み立てからOSインストールまでのまとめ ◆遠隔地のパソコンの電源を入れる ◆DELL Vostro 230s にて WOL(Wake On LAN)の設定 参考リンク ◆Windows 8 での動作の-WAKE-ON-LAN お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.08.08 20:48:53
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