カテゴリ:小規模オフィス
何回かに分けて ScanSnap iX500 の設定備忘録的なものを書いてきましたが、ここで締めくくりとして、実際私が職場で本機を導入し、どのようにオフィスの共有スキャナとして使用しているかまとめてみます。 本機を導入した、私の職場のとある事業所のシステムは以下のようになっています。
次のような手順でこの小規模なオフィスでのスキャン環境を作りました。 1.まず iX500 と接続したPCは(A)で、USB接続してドライバー、アプリケーションをインストール。いわゆる iX500 とこのPCとはペアになります。 2.iX500 をWi-Fi接続するための無線設定(以下を参照) ScanSnap iX500 の無線設定 3.iX500 を(A)とWi-Fi接続(以下を参照) ScanSnap iX500 とWi-Fi接続するPCを設定するこれでUSBケーブルが不要になり、Wi-Fi電波が届く範囲なら、どこにでも設置可能になりました。 4.ノートPC、iPad や Android などWi-Fi接続機器には「ScanSnap Connect Application」をインストール(以下を参照) ScanSnap iX500 でPCからの無線LAN経由スキャンを可能にする「ScanSnap Connect Application」このアプリケーションを利用すれば、PCレスで、つまり(A)のパソコンの電源が入っていなくてもスキャンできるようになりました。 インストール作業はこれで終わりです。とても簡単です。 しかしこのままだと、有線LANのみのパソコン (B)~(E) を使っている人は、ScanSnap でスキャンした画像を扱えません。 そこで、iX500 のScanボタンを押した時の動作を、ファイルサーバー(NAS)に保存するように設定しておけば、どのPCからでもスキャンしたファイルを開くことができます。
そのためにはパソコン(A)を常時稼働、常時ログオン状態にしておく必要があります。 また「ScanSnap Manager」の設定は、 アプリケーションの選択:起動しません(ファイル保存のみ) イメージの保存先:ファイルサーバー(NAS)上のフォルダ にしておきます。 また、「ScanSnap Manager」の環境設定で、
こうすることでスキャン実行時、共有パソコン(A)にポップアップなどが表示されないので、パソコンを誰かが使用中でも邪魔をすることがありません。 ScanSnap の設定を変更しない限りPDFで固定ですが、オフィスでスキャンするものってほとんどがA4書類でPDFにして保管、メールしたりするのがメイン用途なんですよね。 なので、たまにJPEGで保存したい場合とかは、共有パソコン(A)でスキャンすればいいわけです。 このような感じで運用を始めてまだ間もないので、今後問題点などが出てくるかもしれません。 また、こんな便利な使い方があった、とか新しい発見があるかもしれません。 その時はまたこのブログでご紹介したいと思います。 何回かにわたって ScanSnap iX500 の設定等(ほとんど自分の備忘録ですが)書いてきましたが、さすが売れ筋No.1のスキャナだけあります。オフィスでも十分に使えることがわかりました。 もし購入を検討されている方がいらっしゃいましたら、お役に立てる? かどうかはわかりませんが、参考程度にしていただければと思います。 関連記事 ◆ScanSnap iX500 の無線設定 ◆ScanSnap iX500 とWi-Fi接続するPCを設定する ◆ScanSnap iX500 でPCからの無線LAN経由スキャンを可能にする「ScanSnap Connect Application 参考リンク ◆ScanSnap iX500 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.01.28 18:59:14
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