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三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

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2015.04.12
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テーマ:通院日記(186)
カテゴリ:病気
続きです。

5.Eさん
Cさんのあとにやってきた人です。
数日前、夜の食堂で大きな声で義母に愛想よく電話していたひげ面の人です。
40歳くらいでしょうか。
どうも前の病室のとなりの人がおかしな人で、タクシーに乗っていると勘違いして
突然カーテンを開けて自分に行き先を指示してくるそうなのです。

元気な?人でよかったと思っていたら、翌朝若手の男性看護師を叱責しています。
どんなミスをしたのか知りませんが、「僕は看護師長を知ってるし、東大病院の医師とも
親しい。」なんて言って、上に訴えるなんて言っています。
常連さんか知りませんが、その威圧的な態度にはびっくりです。

あとで来た顔見知りの看護婦さんに彼の事を話していましたが、
この看護婦さん、適当に話を合わせてあしらっていました。

花粉症の看護婦さんが来ると、花粉症には流行りはじめに沖縄に2,3日滞在するだけで
一発で治るという珍説をとうとうと述べていました。
彼が友人から聞いた話しで、彼自身は花粉症ではありません。
アレルギー反応の仕組みは、看護婦さんなら先刻ご存じでしょう。
この看護婦さんも彼の話を否定せず、ありがたい話を聞かせてもらったと応じていました。

最初の男性介護師といいふたりの看護婦さんといい、病人のおかしな話をやんわり
受けて傷つけないような対応を見せていました。
さすが一流病院の看護師さんたちです。

それにしてもこの患者は三流です。
まあ、患者になるという事はそういうものかもしれませんが。
患者はわがまま?

6.Fさん
Bさんのあとに入室してきたのが、Fさんです。
ベッドがあいていたのはわずか2時間。効率的です。
お隣さんなので物静かな人ならいいなと思っていましたが、どうしてどうして
楽しませて、いや悩ませてくれます。

朝食を終えてしばらく食堂でくつろいだあと、病室に戻るともう新入りさんです。
何やら騒いでいるので見るると、セフティ―BOXが開かないと言っています。
パスワードの入力間違いのようでした。
この方も再犯者、いや再入院の方です。
病名は糖尿病。教育入院ではなく、一年ほど前退院した後病状が思わしくなく
再入院のようです。

看護婦さんが来て血糖値をはかると350、けっこうどころか相当高いです。
もっとも入院前は500をこえていたようでびっくりです。
不摂生な生活のいいわけでしょうか。
看護婦さんに、「バイエッタ」や「アマリール」を飲むとごはんや酒がまずくなる、
もう飲みたくないと言っていました。

看護婦さんが入院前の状況を聞くと、「友人に誘われて居酒屋で一杯やった。
外だと薬を飲むのを忘れる。」などと、ざっくばらんに答えていました。
もちろん、東大を2浪したすえ外語大にはいった孫の自慢話も交えます。

昼食後は、薬剤師さんの問診です。
ここでも薬を飲むと飯がまずい酒がまずいと文句たらたらでした。
やめてほしいと言う始末です。
食生活について聞かれると、信州の出身なので味噌汁と漬物はかかせないと
言っていました。これではだめです。

昼食後ベッドでまどろんでいたら、若いK医師のFさんへの問診が始まりました。
聞いていたら、お酒は家で銚子1本程度なんて言っているではありませんか。
薬もちゃんと飲んでいるような事を言っていてびっくりです。

患者の責務

患者さんの責務、「ご自身の健康状態に関する情報を正確に提供する」ことは
どうなっているのでしょう。
話もつじつまが合わず、先生がヒアリングに苦労されていました。
でも数字は正直ですから、先生につっこまれるとしぶしぶお酒の事を認めていました。
まるで、子ども相手の取り調べです。

とても元三菱銀行勤務のエリート行員とは思えない対応でした。
退職して10年以上もたてば、みんなこうなるものなのでしょうか。
私も53歳から働いていない?から、もしや・・・。

亡くなった奥さんの事やご兄弟の死因、世話してくれている娘さんのことなど
先生の質問への受け答えがばらばらで、思わず笑い声を立てそうになりました。
「兄弟はと聞かれたので、姉妹の事は関係ないと思っていました。」とは、
家族因子の強い病気である糖尿病の事をまったく理解していません。

さあ、入院だと思って入院前に好き放題して体調を悪化させて、あとは勝手を知る
病院でゆっくりさせてもらうという本音が見え見えです。
なるべく長くいたいようでした。
ここは、三食付きで看護婦さんもやさしくしてくれますから、自宅のひとり暮らし
よりはよいのでしょう。

でもなんかというよりは、相当変です。
おまけに糖尿病で要支援1だそうで、えって感じです。

夕食を終えて病室に戻ると、消灯前だというのに早くも高いびきでした。
入院して安心したのでしょう。
おかげで深夜、彼のベッドを昇降させる音に悩まされました。
翌朝、私は退院となったので、彼とは一晩のお付き合いだけでラッキーでした。

でも、これでは医療保険財政が益々悪化してしまいます。


再び、日の出です。

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  • この項おわりです。




















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    Last updated  2015.04.12 21:38:10
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