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三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

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2023.02.27
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カテゴリ:原発
今回のテーマは、12年目の東日本大震災を意識したものです。
最近のテレビは、ウクライナ戦争一色で、ミャンマーの軍事クーデターは取り上げられず、
福島の原発事故処理状況もほとんど
原発事故を風化させないためにもこのテーマを取り上げたとのことです。





テレ朝吉野記者のパネルです。
便りがないのは元気な証拠とは真逆な原発事故処理の現状です。

当初は20年くらいで5兆円と報じられていましたが、いまだにデブリの取り出しの目途が立っていない。
仮に取り出しても、どう処分するのかも決まっていない。
当初は建屋を解体して更地にするという想定をしていましたが、どうやらそれは難しそうで、
チェルノブイリのように石棺にするとか水で満たす水棺の構想も出ている。
廃炉の事業主体は東京電力で、経産省の積極的な姿勢は見えず自治体はノータッチ。
といったような情報が、原発に否定的なパネリストから語られました。

原発推進派からは、反論があるかと思いましたが状況を知らないのかあきらめているのかは不明ですが、何もありませんでした。
今も現場で大勢の若い人が頑張って作業しているという情緒的な説明だけです。

廃炉終了見通しについても、福島第二が40年と言っているのに、事故があった第一がそれより短いのはおかしいという声や、
国民民主の大塚議員からは、関係者の間ではざっくり言って100年なんて言う話も出ていました。

このパネルで、驚くのはやはり廃炉費用の見通しでしょう。
最初の見通しの5兆円は、スリーマイル島の事故処理費からの推計です。
現在の22兆円も、経産省の正式な数字ではなく同省はいまだに何も明らかにしていません。
期間が延びれば、費用は増加します。
また、いまだ算定不能の費用項目もあります。

除染作業もそのひとつで、現状は帰還希望者の住宅周辺のみを行うだけで全体の1割程度。
それ以外の住宅地や広大な山林は手つかずです。
原発処理水も止まりません。

現時点で、100年間100兆円という規模感が私の感想です。
もちろん、この費用は、原価として電気代に上乗せされます。

廃炉作業によって出てくる核廃棄物の処分が決まっていないのは、現在たまっている使用済み燃料の処分と同じです。

地震国日本で原発の選択はないと、つくづく思いました。


番組では、
原発の建て替えも取り上げられました。
公明党の議員が、家の建て替えのようなイメージの話をしていましたが、通常でも廃炉に40年かかるのですから、やはり無理な話と思いました。
沢田が敷地に余裕があればと言っていましたが、建設に更に10年です。

また、再エネよりも重要なのが省エネの取り組みです。
この点でも、先進国で最も寒い日本の家は問題です。
欧州のように、原発に使うお金を既存住宅の断熱化工事に使うべきでしょう。
この点でも、最近やっと新築住宅の基準を決めたばかりの日本は、遅れた国のようです。

現行より使用料を3割減らせれば、だいぶ違うのではと思います。
また、少子化で人口減、電力・エネルギー需要は減少するのではないでしょうか。


例年3.11付近になると三陸地方や福島のことが報道されますが、注目したいです。





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Last updated  2023.02.27 00:00:12
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