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2023.04.09
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カテゴリ:原発

敦賀原発2号機「資料まともに作れないようでは」ミス1300か所以上、安全審査を再中断

読売新聞 4月6日

日本原子力発電が再稼働を目指す敦賀原子力発電所2号機(福井県)について、原子力規制委員会は5日、安全審査を再び中断したうえで、原電に対し、審査の申請書を修正して8月末までに提出し直すよう行政指導する方針を決めた。敦賀2号機の再稼働は遠のいた。

 

審査のために原電が規制委に提出した資料に記載ミスやデータの取り違えなど計1300か所以上の誤りが見つかり、このままでは安全審査を続けられないと判断した。

同原発を巡っては、原電が2015年、再稼働に向けた安全審査を規制委に申請した。しかし、19年に原電の資料に多数の誤りがあることが判明。20年には、原発敷地内の断層の活動性について、原電が無断で資料を書き換えていたことが規制委の指摘で発覚し、審査が中断した。

原電が再発防止策を講じたことから、規制委は昨年12月に審査を再開したが、資料の誤りが新たに計165か所見つかった。安全審査の終了の可能性も検討したが、資料の不備を理由に審査を打ち切るのは法的に難しく、行政指導にとどまった。

石渡明委員は5日の会合で「審査資料をまともに作れないようでは困る」と語り、原電に会社として責任ある対応を求めた。



読売新聞にしては、割りと厳しい指摘です。
朝日新聞の記事で補足です。

敦賀原発2号機(福井県)の審査で資料のミスが相次ぐ日本原子力発電に対し、原子力規制委員会5日、審査を再び中断し、資料の出し直しを求める方針を決めた。異例の行政指導の背景には何があるのか。

まともに審査ができない状態が4年も続くのは、非常に好ましくない。最後の判断だ」。規制委の山中伸介委員長は、この日の記者会見で原電に対して強い言葉で対応を求めた。

原電が資料を提出するたびに誤りが見つかり、実質的な審査には入れない状態が続いてきた。再提出された申請書に誤りがあった場合は「今回のような誤りに相当すればその申請で判断せざるを得ない」と述べ、その時点で不許可とする可能性を否定しなかった。

異例の行政指導へ

通常、審査資料に誤りがあれば審査会合の場で指摘して修正を求める。だが今回は、焦点になっている断層に関する部分について、審査資料のもととなる申請書の補正を求めることにした。

規制委の事務局である原子力規制庁の担当者は「ちゃんとチェックします、修正しましたと資料を出すたびに、また間違いがありましたと繰り返されている。このままでは、同じことになる可能性が非常に高い」と説明する。

規制委の方針では、原電に補正を求める期限は8月末まで。前回の審査再開を決めた昨年10月から1年以内に仕切り直すことを目標にするという。

審査で焦点になっているのは、原子炉直下の断層が「活断層」かどうか。しかし、審査の入り口にすらたどり着いていない状態です。原電の経営への影響も注目されます。

敦賀原発2号機、異例の審査再中断へ 規制委は「最後の判断」と言及:朝日新聞デジタル (asahi.com)

 

敦賀原発2号機をめぐっては、規制委の有識者会合が2013年と14年の2度にわたって直下の断層を「活断層」と判断する報告書案をまとめた。活断層である敷地内の浦底断層が動くと、一緒に動くおそれがあるという。国は活断層の真上に原子炉建屋などを設置することを認めていない。一方で原電は「活断層ではない」として1511月に審査を申請していた。

審査の過程で19年、資料に1千件以上の誤りが見つかった。原電は資料を再提出したが、20年にボーリング調査による敷地内の地層の観察記録を無断で書き換えていたことが発覚。審査が約2年間中断した。昨年12月に審査が再開されたが、以降も資料に計165件の誤りが見つかり、実質的な審査ができない状態が続いていた。

申請書の再提出を求める行政指導は、17年に東京電力に対して出された例がある。柏崎刈羽原発67号機(新潟県)の審査で免震重要棟の耐震性不足を把握しながら規制委に報告していなかった問題が持ち上がり、当時の広瀬直己社長に申請書の再提出を求めた。データの
誤り続出の日本原電に行政指導 敦賀2号機の審査は再び中断の見通し (msn.com)




データの書き換えや資料の誤りの多さに規制委員会もお手上げのようです。
原電は、福島の原発事故以来発電量ゼロにもかかわらず、黒字経営の会社です。
何をやっても潰れないと思っているので、緊張感がないのでしょうか。
たとえ審査に通っても、これでちゃんと原発を安全に運転できるのかとても心配です。

原発が止まって10年以上たって、柏崎刈羽原発でも運転経験者は3分の1に減ってしまいました。
最後は人だというのが、福島の教訓でしょう。
経験者が3分の2を切ったら、再稼働をやめた方が安全ではないでしょうか。






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Last updated  2023.04.09 00:00:14
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