カテゴリ:Danjoseの南米紀行
Danjoseの南米紀行(18) 北部アルゼンチン・フォルクローネを訪ねる旅は 昨年春から始め1年半を経過し、 いまだ途上にあり完結できないでいますが、 今回は、アルゼンチンフォルクローネの巨匠アタワルパ・ユパンキが ヒロシマに捧げた詩がありますので紹介します。 (天空に荒々しく聳え立つ赤い岩肌。ユパンキが愛してやまない赤い山々や 彼を育んだ澄んだ風わたる草原・パンパは彼の歌の原点でもある。) 死の街・ヒロシマに衝撃を受けたユパンキ、 その廃墟の中から甦る街ヒロシマの 力強い生命力に深い感動をしたユパンキ。 このユパンキの希望は フクシマに通じるか?。 ヒロシマ!(忘れえぬ街) 訳詩:Mr.Danjose ¡HIROSHIMA! (La ciudad que no olvido) “Como Ave Fénix, de las cenizas renaciendo. 不死鳥のように 灰から生まれ変わる。 Como un héroe legendario resucitando al oficio y al libro. 仕事に本に。 Así mi corazón te siente, enamorado, このようにわたしの心は Qué noche fue tu noche, kimono desgarrado. Contando historias bajo las estrellas. Sólo un inmenso asombro horrorizado 、 3月11日の地震・津波による福島第一原発事故の発生から半年がたったが、今も原子炉の冷却や放射性物質の放出抑制は不安定なままで、収束に向かっているとは言い難い。相次ぐ水素爆発や海洋への汚染水流出などにより、広範囲に大量に放射性物質をまき散らしたままである。 収束への確かな道は何も示されていない。 まさにSilente Townが今後、数十年続くのは必至。 この事実をしっかり見つめることでしか、明日への希望はないのではないだろうか?未来へと続く道はないのではないか? 事実を隠し、甘い希望や期待をもつことこそ、真に人間らしい解決から遠ざかることではないか?この事実をしっかりと見極めて、原発に頼らない社会の実現こそ、今、真剣に模索すべきこと。 半年たち、社会の気分は「原発あってもやもうえない」という宣伝に流され始めている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.09.14 21:38:38
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