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2013年12月29日
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カテゴリ:~2004
次にすべき事、それは「課題練習曲の決定」

で、これはカンタンに決めるべきでない。
なぜならこの選曲如何によって

このプロジェクト、てのは大げさだけども(笑)
実際、いい結果が出るかでないかに大きく関わるので。

よく生徒さんで

「この歌が好きだから」
「前からいつかこの曲が歌えるようになりたいと思っていたので」

という具合にして決めてしまいがちだけども、
まぁそれでもいいけど

本気で結果出したい場合はここは相当に悩むべき。
なぜなら、ここにはある決定的な理由が
関わっているから。

----------------------------------
自分 as No1!!
----------------------------------

歌い手にとって、とても大事な考え方、それは

「自分は最高だ、世界一だ」と思う事。

音楽にはいろんなジャンルがあるしスタイルだって
人それぞれ、その個性のありように
絶対の正解なんてない。

だから誰と比べて、ではなく自分の個性を
スタイルとして貫き通し

自分は最高でナンバー1だ!

この考え方はとてもとても重要、しかし!!

じゃぁ音程めちゃくちゃリズム狂いまくり

でもいいのか?と言えばそんなことはない。

多くの方の考える
「これが私の個性」というのはたいがい


本当にやろうとしてる事がちゃんと出来てない、
または

勝手にやりやすく変えてしまっている、ズレている

それらを「これが私らしい私の個性」などと言う。

ただこれは難しい問題で、
リズムも機械のように正確
が最高では全然ないし、グルーブ、フィール(ノリ)は

微妙な揺れこそが魅力だったりする、が

明らかにズレてんだろ、というのは個性の前に
気持ち悪いか笑われる。

歌なんて自分らしくていい。
しかしめちゃくちゃでいいわけでもない。

この両面があるからどこまで自由でいいのか、の
線引きが非常に難しいのだけど

実は、プロはまったく違う視点がある。

それが「セルフステータス」
言葉を変えると「自分ブランド」


例えば車のデザイン、性能と言うのもそれぞれあるけど

日産らしさ、トヨタらしさ、みたく
それぞれの「ブランドステータス」があって

どんなに技術内容が素晴らしくても
ホンダならホンダらしさの上で
成り立とうする、だから

ホンダらしくない、という車は普通出さない。

iphoneのアップルらしさ
深夜番組のテレビ朝日らしさ

などなど企業はみなこのブランドイメージが基本にあるし
近所のレストラン、いやスーパーにだって

それぞれ「うちらしさ」というのがある、そして
それは一番重要な核。

歌い手にとっても、その人らしさ
これが一番大事。

仮にこの設定を間違えるとどうなるか?

安さを売りにしている中華料理やさんが
超一流高級店の真似をしはじめたら潰れる。

ミッキーマウスが近所の商店街で
ティッシュを配りながらパークの宣伝をしていたら
悲しい(やって欲しくない)


高級料理店も激安料理店も、どっちも正解で
どのスタイルであっても間違いなんてない、が

その人にふさわしい適切なスタイル、があり
それこそが個性。

ミッキーマウスはディズニーブランドに
ふさわしくない事はしないし

いつだってディズニーらしさの上にある。

何やら話しがごちゃごちゃしてしまったが
ようするに

歌がうまくなるための練習曲とは
歌い手としてのブランド力を高めると言う意味がある、

だからカラオケの選曲のように

「次はこれにしよっかな」

ではだめで、もっときちんと

「自分はどういう歌い手になりたいのか」

その求めるイメージにもっともふさわしいものであるべき。

そこには
・高音をきれいに出したい
・英語の発音を良くする
・声に深みと説得力を持たせたい

などなどいろんな理由があっていい。
が、まず最初に

自分は歌い手として「どういう存在になりたいのか」
「どういう風に思われたいのか」

このイメージが重要。

声がぐしゃぐしゃでとてもノイジーだとして
オペラ、ミュージカルには向いていなくても

メタルのシャウトには素晴らしい。

声量がある人に向くスタイルもあれば
声量がないからこそ活きる歌もある。

自分には何が出来るか、向いているか
どういう状態をゴールにしたいのか

それがあって、そのために必要な道のりとして
ゴールを現実にするための方法として

課題練習曲がある。

だから「ちょっとやってみたいから」程度の希望だと
単なるお遊びにしかならない。

遊びのカラオケや自己流ボイトレと
本気の専門的なトレーニングの違いは

歌がうまくなる事が

ただ楽しい、満足、だけなのか
自分の個性を磨いて活かし、それがやがて

自分のブランドになりステータスを高める事に繋がるか

ここにある。
そして本気で上手くなりたいと思っても、この
自分ブランドの設定を間違えたりいい加減だと

自分ではかなりレベルが上がった、と思っても
周りからはそう思われないどころか、笑われる、

まるでそれは「裸の王様」

自分は素晴らしいドレスを着ているつもり、しかし
子供は

「あの人、裸だ!かっこ悪い!」と指差されバカにもされる。

----------------------------------

多くの人が歌がうまくなりたいと言う、がその根底には

歌が上手い、声が良い、凄い、素敵!

などなど、ようするに「褒められたい」
という気持ちも深く関係してる。

そして実際、歌がうまくなる、ということは
自分本来の、無二の個性を形にし、それを活かし
ステータスを高めることと全く同じ、と言っていい。

個性も音楽スタイルも、そこには数え切れないほどの
たくさんの姿がある、そのすべては正しい、だがその中で

自分にふさわしい、という適切なスタイルを明確にする事は
とても大切、だから決してなんでもいい、というわけじゃない。

歌がうまくなる、それは自分の個性を活かし
ステータスを高める事。

そう考えれば

歌がうまくなると言う事は人生において
非常に大きな意味を持っている、と

言ってもいいと思うのだ。

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Last updated  2013年12月29日 10時48分08秒



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