レッスン感想を提出致します。よろしくお願いします。
一恵です。先生、23日はレッスンを受講させていただき、ご指導いただきありがとうございました。参加されたみなさん、ありがとうございました。今回のレッスン日を迎える前もレッスン受講中もすごく苦しくて、気持ちの落ち込みと葛藤でいっぱいでした。逃げ出したい、でもここで逃げたら絶対後悔する、逃げたくない…そのことばかりが頭をぐるぐる回っていてレッスンに集中出来ていませんでした。目の前のことに一生懸命取り組んでいるつもりでも自分のことしか見えず、先生から「型」の大切さ、型を見に付け、型通りにやることによってはじめて全体の流れがピタッと合うこと、型があることで却って自由度が高まることをお話いただきながら、そのお話を活かせず、手刀で静止する際に型を決められずに何回も同じ注意を受けたこと、合気道(特に横面打ち)・柔道技の覚えが悪いこと、前回り受け身を介助に回ってくださった方を見ずに無理矢理やったこと、効果音に合わせたシチュエーション別の即興演技で勝手に個人のテリトリーにずかずか入って行ったこと…と、自分のことしか見えず、自分のことしか考えられないことが一つひとつに如実に表れ、場面場面でどうやって突破・対応するかを即座に見つけようとすることも出来ませんでした。オーディションを始める前、先生からレッスン前に与えられた宿題の内容と本日のレッスン受講姿勢を見てお客さんとの距離順で会員全員の順位付けが行われました。私は宿題でも受講姿勢でも最下位でした。お客さんにはとても伝わらない、自分しか見ていないと視野の狭さを突き付けられました。レッスンの数日前、オーディションを目前に先生から全く同じ点を指摘いただいていました、このままではあなたはおそらく落胆する結果になるだろう、失敗するだろうという厳しい言葉をいただいてから、頭の中は失敗するイメージばかりでした。なので、目の前に歴然とある順位を見つめながらにじみ出る涙をこらえるのに必死でした。いよいよ先生の言葉が現実になる、失敗するんだ、と思うと血の気が引きました。怖くてたまらず正直逃げたくなりました。でもここで逃げてどうなる?「やるのは他でもない自分」「自分の人生は自分のもの」、とレッスン中に先生が「当事者意識」のお話をしてくださったじゃないか、どうせ今から何をどうやっても必ず失敗するんなら、いっそ精一杯立ち向かって潔く完敗しようと思い直し、結果はどうあってもいい、たとえ聴き手役の会員のみなさんにドン引きされて冷たい時間が流れても、「何でこんなことしなきゃいけないの?」と手拍子の呼び掛けに応えてもらえなくても、嫌われても何を思われてももうどうでもいいや!と気持ちを吹っ切って臨みました。在院者の方と一緒に手拍子を打ったり歌を歌うことを通じて少しでもイキイキと笑顔がこぼれるひとときが持てたなら…在院者の方に歌う主役になってもらいたい、と考えて事前に考えてきたMCでしたが、最後の最後でいわば捨て身となったことでMCを話しはじめても緊張はほとんどなく、人目を気にせず用意した段取り通りにやり切った時、達成感と爽快感がありました。聴き手役として目の前に座っている会員の方一人一人の目を見ながら笑顔で手拍子を続けた結果、少しずつ手拍子をして応えてくださる方が出てきてくださって、かすかにでも通じ合えるものがあったような気がしてとても嬉しかったです。逃げずに立ち向かい行動して本当によかったと思いました。歌に関しては目を閉じて歌ってみることをご指導いただいてやったところ、自分の世界に入った方がよいという発見を得ました。最下位である(自分しか見えない、関心がない)こと=悪一辺倒ではなく(社会生活上はそれではいけませんが…)、使い様によっては良い面も引き出せるというエンターテイメントの妙を思い知りました。レッスン後、先生から「ナルシストになれ」「わがままになれ」とご指導をいただきました。周りの目を気にすると自分の良いところでさえも悪くなってしまう、自分の好きなようにやることが自分の良いところも悪いところも活かせる、というお話でした。ホームイベントの出演許可の連絡をいただいて本当に嬉しく思いましたが、同時にもっともっと意識を高めなければと身が引き締まります。イベントでは自分の世界に入り込みながら在院者の方を楽しませることを考えてプレを重ねしっかり臨みます。先生、自分勝手で自己中心でわがままな私を厳しくご指導いただき、貴重なお時間を本当にありがとうございました!