準決勝も決勝も,非常に彼女らしいテニスでしたね。久しぶりに彼女のテニスを見ることができたのですが,そう感じました。
準決勝の彼女は,女王になったころのテニスで,全く相手に自分のテニスをさせない教科書のようなテニスでした。やることなすことすべて上手くいって,笑顔が絶えず,相手のナイスショットには拍手する余裕があり,全く付け入る隙はなかったように思います。
決勝の彼女は,晩年の彼女(といっても22歳とかですが)のテニスで,大事な大会で全く勝てなくなった脆さがあふれるテニスだったように思います。ショットの精度が落ち,セカンドサーブが叩かれ,相手のパワーに対抗できず,精神的に不安定となり,自分から崩れていく…
ディメンティエワは強かったと思います。フォームはかっこ悪く(力任せに振り回している感じがする)スローで見たくない感じでしたけど,最初から最後まで付け入る隙がほとんどなかったように思います。最後のサーブゲームも,ティア1のタイトルがはじめてにもかかわらず硬さはみられなかったし,この試合を気に大きく羽ばたく可能性はあると思いました。
ヒンギスは,これからどれくらい勝てるんでしょうね。今日みたいな試合を打開できるのか,やはりパワーに屈してしまうのか,前者であって欲しいとは思うんですが,どうなんでしょう。
ヒンギスは48位に急上昇 女子テニス世界ランキング
女子テニス協会(WTA)ツアーは6日、最新の世界ランキングを発表し、東レ・パンパシフィック・オープンで準優勝した元世界1位のマルチナ・ヒンギス(スイス)が117位から48位に急上昇した。杉山愛(ワコール)は順位を1つ下げて27位だった。(共同通信)(Feb 6, 2006 11:34:48 PM)