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テーマ:F1ニュース・レース(2361)
カテゴリ:モータースポーツ
ヨーロッパでの開幕戦、第4戦スペインGPは色々とハプニングが続出する展開。セーフティー・カーが入らなかったのが不思議なくらい。今回の主役の琢磨は13番手スタート。Q2のさなかストップしたにもかかわらず。 最初のハプニングは予選7番手につけた、トヨタ・ツゥルーリが燃圧の問題でスタートできずエキストラ・フォーメンション・ラップに突入。スタート後の1コーナーでアウトからアロンソがインにつけた、ポールスタートのマッサを被せるも接触してアロンソは4番手に後退。結局、ライコネンのトラブルで3位に上がるのが精一杯だった。 琢磨はスタート後は13位を周回。ホンダのバトンとバリチェロの接触とスティントを長くしたことにより、1回目のルーティン作業が終わると10番手にポジション・アップ。ちなみに先に入ってたマッサが、給油中に燃料が漏れて引火したものの大事に至らなかった。 ところがBMWのハイドフェルドはピット作業でアクシデント。右・フロントのタイヤナットを締め切らない前にマシンをスタートさせてしまったのだ。トヨタのピットマンが教えてくれたこともあり、ハイドフェルドはピットレーン上にマシンを止めて指示を待つもピットの対応が遅れて無駄に1周することに。出したミスに加えて、押し戻さなかったミスが重なり順位を落とし、15位に沈む。 ここで琢磨の順位は9位に。そして前を走るルノー・フィジケラが戦略ミスでもう一度ピットに入ることが判明。ルノーは2ストップから3ストップに作戦を変えたのだが、コバライネンは対応が良く順位を上げたが、フィジケラは全くタイミング悪く琢磨との差をピットインにかかる時間分のギャップを築けずにいた。 運命のフィジケラのピットインが始まる川合ちゃん予想で静止作業は4秒と思われ、もしかしたら前に出れないというようなタイミング。しかし、実際には4.9秒かかりピット・ロードをゆっくり走る間に、琢磨がメイン・ストレートを駆け巡りフィジケラの前にマシンをねじ込むのに成功! これで8位に上がり、このままフィニッシュすればスーパー・アグリの初ポイント、琢磨にとっても2シーズン振りのポイント・ゲットとなる。残り6周は大丈夫と思いつつもハラハラドキドキ。マッサがトップ・チェッカーを受けてすぐに琢磨がフィニッシュ。 カスタマー・シャーシーのことで色々といわれているけど、本家のホンダを出し抜き、去年のチャンピオン・チームのルノー1台を食ったのだから凄いと素直によろびたい。たとえコンストラクター・ポイントの剥奪がこの後あっても、この事実は変わらないし長く語り継がれると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 15, 2007 11:14:51 PM
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