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カテゴリ:コミック
ドン・ペドロはごく普通の、内気な少年だった。
ただ、彼はカスティリア王国の嫡子であった。 そして、父王と母である、ヒステリックで執念深い王妃の中が最悪であり、世故に長けた庶子と、権力をねらう家臣達に囲まれてた。 父に愛されていないと嘆くペドロ。嫡子であるペドロへのねたみ、憎む庶子達。 欺瞞と裏切りの中で彼は成長し、身内にで裏切られ、そして信頼し、頼っていた庇護者にも裏切られた。 時には実の母にさえ殺されそうになる。 素直な内気な少年は少しずつ変わっていく。 そう、生き延びるため、彼は変わっていく。 そして権謀術数だけでない、戦地においても有能な将軍、そして統治能力のある王、ドン・ペドロとなる。 長身で、なかなかのハンサムだったようである(もてたらしい、石像も残っている。) しかし、いつの間にか、本来もっとも信用すべき部下も信頼できなくなる孤独な王となっていく。 政略結婚で来た王妃は飾りだけ、若い頃から側に置いていた愛妾のマリアのみに心を許していた。 二人のあいだに王女が3人うまれ、そして王子が生まれる。物語はそこで連載が終わってしまっている。 このあとどうなるのか世界史をとってなかったのでわからないが たぶん波瀾万丈なはず。 なぜなら彼の息子は幼くして無くなっている。 ドン・ペドロは残酷王と通称がある反面、公正な王であったとの話もある。 青池さんの絵柄は苦手だが、シリアスで、シビアな場面もあるこの物語では違和感はない。 財務長官・・・ジェームス君のようだ。 マルティン・ロペス・・・かっこいい。 エンリケ・・・マンガではすてきだが実物はひげずらのおっさんだ。いやなやつだが世間では一般的かも。 ブランシュ姫(ペドロの王妃)・・・お嬢さんなんですよね普通の。気の毒でした。が、あるいみ場が読めなくてはた迷惑。 ロドリゲス・・・怒りはごもっとも 続きはかかないのかなあぁとず~っと思っている作品である ついでに・・・スペインの歴史詳しい方コメントください。 カスティーリャはこんごどうなるのでしょう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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