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テーマ:お勧めの本(7264)
カテゴリ:コミック
![]() 主人公はたびたびさらわれ襲われ(未遂で助かるけど) ベッドシーンはやたら多いような気がしますが 作者のヒッタイトとその周辺へのしっかりとした知識とうまくフィクションをからめたあたりでおもしろいと思いました。(鉄器で圧倒的な武力をてにいれたヒッタイトが意外と戦争をしていないことにも驚きました。コミックスの内容が本当ならば圧倒的な武力をもってむしろ安定した国をつくったようです。) 若干のご都合主義は見逃せるし、少女漫画にしてはシビアな場面もかかれていましたしむぎこ的には70ってんくらいかなと。 しらなかったのですが7年以上連載がつづいたようなのでかなり人気があったのでしょう 「王家の紋章」に話が似ているらしいとだれかに聞いたのでそっちも読んだのですが、こっちは途中で脱落・・・・絵柄が苦手なのと主人公が「天河」のほうがおもしろかったというか親近感がわき、「王家」の方はなんというか「歴史を先に知っている」ということのアドバンテージがあまりに強すぎていまひとつ・・・・。 「天河」の主人公はどうやら勉強は苦手、運動神経はよいようです ただ、ムルシリの側にいたとしても2年で戦術眼があそこまでもてるようになるというのは特殊な少女。(なんとなくユージェニーの子供達を思い出しました。) といってもこれはあくまでもラブストーリー。 時を越えてヒッタイトに来た(というか来させられた)少女ユーリーと皇子のカイル・ムルシリの恋物語です。 現代にもどることよりカイルの命を救うことを選んだユーリーが わたしの生きる天(そら)はここにあった この天の下にわたしは生きて いつかこの赤い土に還ろう わたしの生きる天は この赤い河のほとり そしてこの赤い大地 といったセリフがこの物語の題名になっています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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