685012 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

リカーマンが行く!!

リカーマンが行く!!

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

カテゴリ

お気に入りブログ

理論を知っても泳げ… ITおやじ岩崎さん

時々酔っ払っていま… 四日市のパウエルさん
弥な屋の茶の間 yana1951さん
特許屋 の    … 特許屋さん
知能販のプロになれ! Taizo16さん

コメント新着

特許屋@ Re[2]:クリスマスソング(12/20) リカーマン1号さんへ  また時々 見に…
リカーマン1号@ Re[1]:クリスマスソング(12/20) 特許屋さんへ お久しぶりです。 ご返事が…
特許屋@ Re:クリスマスソング(12/20) 無茶苦茶 久しぶりに 楽天ブログ(楽天…
ハンサムクン3714@ Re:稼ぎ方改革(02/07) はじめまして。勝手に訪問させて頂いて、…
リカーマン1号@ Re[3]:空気を変えていかなければ(11/28) もちろんそういう意図は毛頭ありませんが…

バックナンバー

フリーページ

2010年06月06日
XML
カテゴリ:映画・テレビの話
「素晴らしい」とか「感動的な」という文句よりも、「美しい」といったほうが似合ってる、そんな映画だ。
地味で淡々としているが、「美しい」。


この作品には、医療にまつわる様々な問題が、ふんだんに盛り込まれている。
官僚的で硬直化した医療体制、お粗末な地域医療の現状、不都合な情報の隠蔽、
学閥の絡むドロドロした人間関係、そして生体肝移植に対する倫理問題、などなど.....。
それらがゴチャゴチャになることなく、バランスよく、尚且つ淡々と描かれる。

そんな中で登場する主人公・当麻医師は、周囲の雑音に耳を貸すことなく、
ただひたすらに自らの信念を貫き、目の前で苦しむ患者を救うことに全力を注ぐ。


この手の物語では、ともすれば主人公が、信念と現実の狭間に立って苦悩したり、
周囲の人間との軋轢の中で打ちひしがれたり、といった人間臭い部分が色濃く描かれたりすることがあるが、
ここではそういった演出的なことは一切無い。

当麻医師には一点のブレも無い。だから悩まない。
それがこの映画のタイトルにもある「孤高」という言葉が指し示すものだろう。
「孤高」という言葉には、ある種の「プライド」とか「気高さ」というニュアンスを感じさせるが、
きっとそれが私が「美しい」と感じたものの正体なのだろう。

そうした“孤高”ぶりを演じるのに、この堤真一という役者は、
まさにこれ以上ないというくらいの存在感を発揮したと思う。
「容疑者Xの献身」での彼の演技にはずいぶんと唸らされたが、今回もまた見事だった。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010年06月06日 22時43分26秒
コメント(0) | コメントを書く
[映画・テレビの話] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.