先日、父のことをちょっと書いて以来、 子供の頃見た風景が、しきりに脳裏に浮かんでくる。 幼い頃の記憶は曖昧な部分も多く、 古い写真を引っ張り出してみたら 意外に見えてくるものもあったりした。
家の直ぐ近くを走っていた 鹿児島本線
昭和38年~40年頃 いつも見ていた風景
この黒い、確かこげ茶色だった、いかにも汽車という鋼鉄の車両を けん引している先頭は、蒸気機関車だったかと思ったが、 煙を吐いて走っているのを見た記憶がない。
調べてみたら、門司港~久留米間が電化されたのが 昭和36年6月で、久留米~荒木間が37年2月となっている。 私が越してくる1年ちょっと前に、この場所では すでに蒸気は見られなくなっていたとわかった。 荒木~熊本間の電化は40年9月だから、荒木駅の次の西牟田までは 黒煙を上げて走る蒸気が見られていたということになる。
しかし、 のような写真をネットで見つけた。 ( 駅を撮った古い写真 から引用) 昭和38年の久留米駅の様子である。
左が、3番線荒木発門司行き快速 421系4連 右の蒸気機関車が8620形 1963年(昭和38年)11月10日撮影 との説明がある。
あれれ この蒸気は、どこを走ってきたのだろうか。 久大線かな
また調べてみる事にして、いったんここでアップします。
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