☆かんちゃんの先代トクちゃんのお話です。
「先代トクちゃんをおもふ。」(前編)はこちら
↑トクちゃんの写真で一番かわいく撮れたショット
トクちゃんが天に召されたと聞いたわしは、
その日の始発で飼い主○太の家に向かいました。
○太の家に上がると、お父ちゃんもおかあちゃんも○太も泣いており、
トクちゃんは毛布の上で丸まって冷たくなっていました。
お手手を握ったらすっごい冷たかったけど・・
お顔を見ると笑ってるように見えたんです。
悲しい反面、「楽になれてよかったね」とも思いました。
その日はどんだけ泣いたかわかんないくらい泣き、
もう20歳を過ぎていたというのに、悲しすぎて夜一人で眠れなくて
おかんの部屋で寝るという始末(笑)
それなのにも関わらず、当時就活生だったため、
次の日はバッドタイミングで就職試験が入ってしまっていました。
就職試験で性格診断テストみたいなのがあったんです。
たとえば「あなたは嘘をついたことがありますか」などの質問に
すべて「はい・いいえ」で答えていくタイプのテストでした。
そのときはトクちゃんを亡くした直後で、精神的に最悪の状態。
「死にたいと思ったことがある」「人生に疲れたと思ったことがある」など
ネガティブ系の質問に全て速攻で「はい」にマーク(笑)
いつもの就職試験だったら、たぶん「いい子に見せなきゃ!」って想いがあって
すべて慎重に答えていたんです。
でもそのときは慎重になる余裕もなくて、全て本心で答えてちゃいました。
そしてその試験の帰り、駐車場で車の下にいた子猫に呼び止められたんです。
お母さん猫はどうやら子猫のためにご飯を探しに行ってる様子でした。
その子猫をみて「天使になる子もいればこうやって産まれてくる子もいるんだな」と
輪廻転生を目の当たりにしたような気分になり再度号泣(泣)
本当はペットフードを献上したかったけど、田舎だったので店がなく、
味が薄そうなパンを買って子猫のところに投げました。
すると母猫ちゃん、すっとんできてご飯をお召し上がりに。
「トクちゃんの代わりに元気に育つんだよ!」と泣きながら帰ったのでした。
そうそう、その会社の試験ですが、
本心で回答したのがよかったのか、無事内定をいただき
大学卒業後、三年間勤めました。
しかしトクちゃんを亡くした直後はわしは精神的に不安定だったし
(どこにいても、どんなタイミングでも涙がでてきてしまうので困った)
もちろんトクちゃんを飼っていた飼い主○太一家も悲しみに暮れていました。
ところがそんな流れを変えたのがお母ちゃん。
「猫のいない暮らしはもう耐えれないがね!!」と言い出し、
家族の反対を押し切ってペットショップへ猫を探しに行きました。
飼い主○太は「トクとお別れしたのが辛すぎてもうこんな思いはしたくない。
猫なんてもう買わないから母ちゃんを止める!」と
さまようように猫を探しに行ったお母ちゃんを監視すべく、
お母ちゃんについていきました。
そこでとあるペットショップで出会ってしまったのが・・
↑家に来たばかりの子猫かんちゃん
「白い短足」です。(北海道のお菓子みたいやな)
お母ちゃんがかんちゃんを見つけて「これかわいいがね!」と欲しがりましたが
○太は「う~~ん・・」とうなるだけ。
しかしそんな○太にかんちゃんはゲージの中からすりすりしてきたとか。
そんなかんちゃんに心を奪われた○太は「・・これなら飼ってもいいよ」とOKし、
見事かんちゃんは家族になることになりました。
家族になろうよ♪
☆(後編)と言いつつ、「番外編」へ続く
それから8年後・・・
相変わらず赤ちゃん気分のかんちゃん。
抱っこはあまり好きではありませんが、○太に抱っこされても嫌がりません。
「飼っていただいた」御恩があるからなのでしょうか・・。
○太も相変わらず髪の毛ぼさぼさだな。
8年も経ってるのに。。学生から社会人になったのに・・。
そうそう、8年経ち本日8月8日に○太は30さいとなりました。とうとうみそじです。
わしはまだギリギリ20代!!
20代・・・
20代・・・
ぎゃぁ~~~~!!
あと2時間弱でわしも「みそじ」になってまう!!!!
(午後10時6分現在)
明日9日はわしの誕生日です。めでたくみそじになります。あーめでたい。
みそじの○太君も好きだよ
かんちゃん!みそじのわしのことも好きでいてくれ!!
ではまた明日!!
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