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カテゴリ:海外文庫
映画化され話題を呼んだ【ボーン・コレクター】に続き、四肢麻痺の科学捜査専門家リンカーン・ライムを主人公としたシリーズ。 ストーリーは、ベッドから一歩も動かずスーパーコンピュータなみの頭脳で犯人を追い詰めていく異色捜査官の本作における敵は、その刺青から「コフィン・ダンサー(棺桶の前で踊る死神)」と呼ばれる殺し屋。大陪審で大物武器密売人に不利な証言をする予定の証人を消すために雇われた彼によって、民間航空運輸会社の社長兼パイロットがその毒牙にかかり、彼の妻が次の標的に。大陪審まであと2日。追う者と追われる者の息詰まる勝負の行方は…。 前作【ボーン・コレクター】が面白すぎたので、速攻でリンカーン・ライムシリーズ2作目の【コフィン・ダンサー】を読みました。 前作のラストの衝撃も凄かったけど、今作は今まで読んだどの小説よりも凄いラストが待ってます。 そこにいたるまでの緻密で圧倒的なディテール、そして綿密に練られた伏線など一度読み出したらページをめくる手が止まらないです。 敵はコフィン・ダンサーと異名をとる神出鬼没の暗殺者。 大物武器密売人に不利な証言をする証人を守るためにリンカーンはダンサーと対峙します。 リンカーンは5年前にダンサーに部下を殺されてる事から、殺された部下達の弔い合戦でもあります。 四肢麻痺で自由に動く事の出来ないリンカーンを、今回もアメリア・サックスが手足として行動します。 そして今やチーム・リンカーンと呼んでもいい面々が再登場します。 脇を固める彼らの温かな人間模様もみものですよ。 捜査機器も前作以上にパワーアップしてるし、ほんの少しの物証だけでダンサーを追いつめていくのは凄いです。 いったいリンカーンの頭の中の構造はどうなってるんでしょうね。 48時間という限られた時間の中でリンカーンとダンサーの息もつかせぬ攻防が詰まっています。 そしてラスト100ページで、とんでもないトリックが明らかになります。 そこまで読むと間違いなくこのシリーズのファンになってしまいますよ。 次作【エンプティ・チェア】を読むのが今から楽しみです。 評価(満点) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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通勤時間は読書の時間ですよね~!
読んでますね~!私も読んでます! (相変わらず日本系ばかりですが) 今読んでるのは女神記ってやつで、表紙が女体の絵なんで図書館で借りる時恥ずかしかったです。。。 こういうカッコイイ系の表紙ならイイけどww 桐野夏生って書いてなければ、買うのも借りるのも勇気いると思いました☆ (2009年07月14日 18時08分09秒)
通勤時間が一番集中して読書が出来るので貴重なんですよ。
次から次へと図書館から本が届くので急いで読んでますよ(笑)。 あつぼうは大きい本の時はカバーをしないので表紙が恥ずかしい表紙やったら読みにくいかも。 近々大きいカバーも購入予定なんですけどね。 本って表紙もかなり大きいポイントですよね。 (2009年07月14日 23時15分03秒)
2作目もとても面白そうですね。
そもそも「ボーン・コレクター」の続編が作られなかったのはなぜなんでしょう?アメリカでhitしなかったんですかね?あの映画でアンジェリーナ・ジョリーって有名になったでしょう。。続編が出来ていればみたかったのに~と思いますが・・・。 らすと100ページが気になります^^ (2009年07月16日 09時54分45秒)
この作品も見事な出来栄えで思わず満点でした。
「ボーン・コレクター」は収入面で問題があったのかな。それともこの映画の後の2人のギャラが大幅にアップしてしまってキャスティング出来なかったのかも。 これだけ原作が面白いから、映画化を望むけどこの2人でなかったらダメですよ。 この人の本っていつも驚愕のラストが待ってるけど、本作のラストは今まで読んだ本の中で一番衝撃的でした。 (2009年07月17日 00時02分35秒)
ちょうど今、上を読んでるとこなのよ~ヾ(@>▽<@)ノ
知人から面白いよ~!と薦められて。 今まだ中盤なんだけど、あつぼうのレビュー見てこれからが楽しみになって来たよ~!! でもなかなか通勤片道10分なので進まない~(笑) (2009年07月19日 23時46分08秒)
今読んでるんですか!タイムリーな日記になって良かったです。
この人の本って様々な人に評価されてるので人気も幅広いですよ。 あつぼうは通勤片道一時間なんで通勤時間で小説をかなり読みます。 読み終わったら感想教えて下さいね。 (2009年07月20日 06時31分12秒) |
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