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カテゴリ:小金井市
武蔵小金井駅前に三浦屋がオープン
http://www.miuraya.com/news/20090205_2.html 高級スーパー三浦屋が武蔵小金井駅南口再開発エリアに3月19日グランドオープン。 お隣のイトーヨーカドーも同日オープンです。 2009.03.05のブログにも書いたように、イトーヨーカドーの中には 「ザ・ガーデン自由が丘」も入ることになっています。 ヨーカドーも三浦屋も、前日には地元の方向けにプレオープンもやるみたいです。 また、「まちびらき」のセレモニーも18日みたいです。 再開発エリアが華々しくオープンするのは結構なことですが、タイミングが悪すぎますね。 今の小金井市はそれどころではないはずです。 ゴミ処理場の問題は最悪の方向に動いています。 南口再開発の街開きを祝っている場合ではありません。 タイミングが悪いと書きましたが、これはたまたまこうなってしまったわけではありません。 なるべくしてなったのです。 ゴミ処理場問題の種をまいて、手塩にかけて育てたのが小金井市長。 もともと二枚橋処理場というところで、調布市・府中市・小金井市の三市共同でゴミを焼却処理していたのですが、この焼却場の建て替え話は20年以上前からあり、既に三市の合意事項となっていました。 ところが小金井市が突然建て替え話を白紙に戻してしまいました。 あまりにも一方的に合意事項を反故にしてしまったので、調布市も府中市も激怒したらしい。 これにより調布と府中は独自にゴミ処理場を確保しなくてはならなくなり、奔走することになりました。ところが、その間小金井市だけが何もせず、ゴミ処理場を確保していなかったのです。 では、小金井市は何をしていたのかというと、なんと南口の再開発です。 稲葉市長は、2004年に「再開発に関する民意を問う」と言って辞任し、選挙で再選を果たしたわけです。 しかし、この市長選挙というのがまた実に小金井市らしい選挙となりました。 「南口再開発に賛成なら一票よろしく」という稲葉市長に対し、対立候補の方は 「武蔵小金井駅南口再開発事業は喫緊の問題ではない。市の財政を立て直すとともに、二枚橋ごみ焼却工場の建て替え問題にすぐに取り組む」と唱えていました。 結果は当然のことながら稲葉氏の再選。 小金井市民は昔からゴミ処理場のことなんかほとんど興味ないのです。 駅前が再開発されて華やかになって欲しいと考えるのは当然のこと。 小金井市民は華やかな部分にばかり目をとられて、影となっていたゴミ処理場問題はほとんど見ようとしませんでした。 小金井市民は稲葉市長にまんまとダマされたと言ってもいいかもしれません。 もしも、小金井市民が真剣に小金井市の将来のことを考えていたなら、稲葉氏が再選することはなかったでしょうし、ゴミ問題がここまでこじれることはなかったでしょう。 小金井市では2007年にも市長選挙をしていますので、ここでなんとか起死回生のチャンスもあったわけですが、先日のブログにも書いたとおり最低の投票率で稲葉氏がまたまた当選してしまったわけです。 現在の絶体絶命の状況は、小金井市民が自ら選択した結果と言ってもいいでしょう。 臭いもの(ゴミ問題)にはフタをしたまま、自分たちは武蔵小金井の再開発でルンルンしていたわけです。 そんな無責任な小金井市を調布市と府中市が怒らないわけがありません。 しかも、今度は二枚橋(調布・府中・小金井にまたがった土地)に小金井市のゴミ処理場を建てようとしているのです。 特に怒っているのが調布市。 調布市は新しいゴミ処理場をの建設場所を巡って、住民と何度も何度も話し合いを重ねて、最終的に住宅密集地に建てることになりました。 ところが、小金井市は「ジャノメ跡地は住宅密集地だから」ということで、自分たちのゴミ処理場を調布市の中に建てようとしているわけです。 この非常識な話に対して、小金井市は「なんとか理解が得られるように努力する」と言い続けて、現在に至っているのです。 こんな自分勝手な理不尽な話を理解できるわけないということが理解できないようです。 2009.02.28のブログの続きになりますが、国分寺市はやはりゴミの受け入れを拒否することにしたようです。 稲葉市長は結局「二枚橋」の主張を変えなかったので当然の結果でしょう。 国分寺市も「小金井市はちょっとおかしい」と思っているはずです。 間もなく小金井市議選があるはずですので、今度はまともな市議をたくさん選出するようにしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.03.08 00:31:12
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