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カテゴリ:小金井市
某小金井市議会議員のHPによれば、再議となった住民投票条例案は否決されたものの、条件を見直した修正案が可決されたようです。 小金井市は大丈夫でしょうか。 住民投票というのは、一定の民度が保たれている市においては有効な手法だと思いますが、今の小金井市には時期尚早という気がします。 今まで何度か小金井市の状況については書いてきましたが、 2004年の市長選挙では「ゴミ処理場の解決」を主張した候補者を落として、「南口再開発」を唱えた現市長を当選させた市民です。 2007年の市長選挙では、ゴミ処理場問題で注目されていたにもかかわらず、投票率は46.91%で都内最下位という無責任な市民です。 ゴミ処理場を市街地に建てたくないからといって、市境地の調布市に建てようとしているエゴ市民です。 また、駅前市庁舎の是非を問う署名運動では、その運動の真の意味も理解しないまま、ホイホイと署名してしまう市民です。 (小金井市民の方がこれを読まれていたら本当に申し訳ありません。かなり辛辣な表現を用いてしまいましたが、私も小金井市生まれですので小金井市を愛すればこその発言です。何とぞお許しください。) 特に、この署名運動では小金井市民の危うい面が浮き彫りになったと思います。 まさに扇動されるがままに動く市民という印象を持ちました。 日頃市政に関心を持っていないがために、市民に耳障りのいいフレーズを耳にすると、すぐに流されてしまう。 例えば今回のように、「駅前市庁舎は税金の無駄遣い」といわれれば、「これは許せん!」となってしまい、裏に隠されているゴミ処理場の問題にまで思慮を巡らせることができないのです。 今回可決された住民投票条例によって、署名・ビラまき・街宣等の戦術を駆使して、言葉巧みに市民を丸め込んでしまえば何でもできてしまうという状況が生まれることになります。 エゴで扇動されやすい市民が直接民主制のようなことを行えば、衆愚政治に陥る危険があります。 もっとも、今の小金井市は間接民主制の市議会もかなり悲惨な状況です。 まともな市議が一人もいない。 このような状況では住民投票に一縷の望みをかけたくなる気持ちもわからないでもありません。 しかし、まずは間もなく始まる小金井市議会議員選挙でまともな市議を一人でも多く選出することです。 住民投票を実施する必要がないような、素晴らしい市議会が誕生することを祈っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.03.15 09:52:30
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