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2007年08月14日
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カテゴリ:映画・海外ドラマ
監督:ロバート・ロドリゲス 
出演:ローズ・マッゴーワン、フレディ・ロドリゲス、ジョシュ・ブローリン、マーリー・シェルトン 
    ジェフ・フェイヒー、ステイシー・ファーガソン、ナヴィーン・アンドリュース、
    マイケル・ビーン、ブルース・ウィリス

隊長のマルドゥーン(ブルース・ウィリス)が率いる部隊は、科学者のアビー(ナヴィーン・アンドリュース)と生物化学兵器の取引をしていた。
だが取引は失敗し、部隊はそのウイルスを浴びてしまった。
町中にウイルスが広がって行く。

ダンサーのチェリー(ローズ・マッゴーワン)は仕事を辞めた帰り道、車に轢かれそうになって
ゴミ溜めに突っ込み、足に破片が刺さる怪我をした。
トラックを運転していたレイ(フレディ・ロドリゲス)がBBQハウスに立ち寄ると、そこには
2週間前に自分のジャケットを持って去って行ったチェリーがいた。
深刻そうなふたりの様子にも、店主(ジェフ・フェイヒー)は究極のBBQソース作りにしか興味は
無いようだ。

ラジオからジャングル・ジュリアの追悼番組が流れている。
レイのトラックで走っていると、小動物は停まらず突っ走るなどと言っていたのに、彼は急ブレーキを踏み、トラックは回転した。
チェリーが怒ると、動物じゃなかったと言う。
ウイルスに感染した者が、ゾンビ状態になって彼らを襲ったのだった。
チェリーは怪我をしていたところから右足を食われてしまう。

病院に警官達が来て銃を所持していた事をとがめられ、レイはヘイグ保安官(マイケル・ビーン)に
連行されてしまった。
その病院では女医のダコタ(マーリー・シェルトン)がレズの恋人と一緒に息子を連れ、夫(ジョシュ・ブローリン)から逃げようとしていた。

連行された警察署で尋問を受けていたが、あっという間に署の周りがゾンビだらけになっていた。
応戦する警官達。レイは俺にも銃をくれと言うが保安官はあくまでも渡さない。よほどの凶悪犯なのか?
ひとまず撤退する事にした彼らは、保安官の兄の店に行く事にした。
途中でレイはチェリーを迎えに行くが、病院はその頃はゾンビだらけ。
ダコタの恋人も運ばれて来ていたが、脳が無かった。
死体は皆交通事故という事になっていた。あちこち食われているのに。
足が無いと嘆くチェリーにレイは木のテーブルの足を着ける。

夫に閉じ込められていたダコタは自力で脱出、家に戻り息子を連れ荷物を積んだ車でひとまず父親の
ところへ行った。
そこにもゾンビ達が。息子は銃を誤って撃ち、死んでしまう(?)

店内では遂にBBQソースが完成されていたようだ。血液の塩分が決め手?
生き残った人々が店に集結した。
どうやって闘うか相談している時に、店主の部屋でイイ感じになったレイとチェリーは愛し合って
いた…がここでフィルムを失くしてしまったようで、ラブシーンは最後まではない。

チェリーはもう泣いてはいなかった。
レイの援護を受けゾンビの中を突っ走り、トラックを取って来る。
ところが、店主の車とバイクを足しても乗物が足りない。
レイはダコタの息子のミニバイクに乗る。
全員でゾンビを撃ち殺しながら逃げて、軍に保護を求めるが牢屋に入れられてしまう。
そこには同じく捕まっていた科学者のアビーもいた。
アビーに案内させ、逃げる相談をしていたら、チェリーとダコタが鬼畜な隊員(クエンティン・タランティーノ)に連れて行かれてしまった。

彼らは軍のヘリで逃げる事にしたが、ゾンビ化しているプロの軍隊相手に生き延びる事はできるのか!?

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デスプルーフで観られなかったフェイク予告編 「マチェーテ」 が1本、やっと観られた。
スパイキッズの叔父さん(ダニー・トレホ)が主役。
その映画の内容は、ザ・シューターと同じです(笑) でも笑えた。アメリカ対メキシコの皮肉も入ってたし。
ナッシュに出てたチーチ・マリンも出演。

本来はフェイク予告は全部で4本。やっぱ全部観たくなってくる。
ケイティ・メルア、ティム・ロビンス、ニコラス・ケイジなども予告編のみの出演だし。
観たいなあ~、でも3000円…うーん(笑)
本来はね、全部上映しなくては2人の監督が作りたかった 「グラインドハウスものの映画」 って事にならないと思う。
町の名画座でもそうじゃないですか、2~3本の上映があって、間に予告編がある。それをやりた
かったわけだから、そうしてほしかったなあ。

とにかく笑えるゾンビ映画です。
お盆で会場に人が少なかったよ。その分あっはっはっは~と声に出して笑ったり、手を打ってウケたりして皆楽しんでいました。
タランティーノなんて登場だけで笑われてた(笑)
私も遠慮せず笑いましたよ。
終演後出て来た客が、みなニコニコしてたのが良かった。
あー笑った、あーおかしいって感じで。良い風景だと思う。

いきなりLOSTのサイードが出て来て、すっごく嬉しかった。地上波では今お目にかかれないからねえ…
サイードだけじゃありません。主役のチェリーはチャームド、彼のレイはシックスフィートアンダーと海外TVドラマファンにはうれしいキャスティングとなっております。
デスプルーフはCSI:NYのエイデンだったし、ありがとう監督達!って感じ。

ラジオで追悼番組やってたから、これはデスプルーフの最初のバタフライ達が殺されてから後の出来事ですね。
同じ病院が出て来ます。

ゾンビとか患者とかバケモノって言わず、「シッコ」 って言ってました。後で公式見たら感染者の事なんですね。
一瞬マイケルムーアまで出てるのかと思いました(笑) 

ハコ乗りしてあと1名ぐらい乗れるだろうに、なんで子供用のミニバイク?
ガーターベルトに差してたら危ないよ…
タランティーノ、ボタボタ落ちる量が多すぎ。そんなにBIGなの!
…いえ、止めましょう。B級映画に突っ込みはいらないのです(笑)
もうほんとに笑えるよ~
ぶくぶく膨れるブルース・ウィリスなんて他の映画じゃお目にかかれませんから。

この映画も、女達が強いのが良いです。
ポールダンスで泣いてたチェリーもすっかりたくましくなって、どろどろのタランティーノを倒し
頑張ります。
そこに脱出したレイが、ベイビー、きみのためにこれを、とマシンガンを折れたテーブルの脚の代わりに装着。
彼女は大暴れ。
…フルオートにしても、いつオンオフしているの? なんて疑問は持たないように(笑)
他の女性達もライフルばんばん撃ちまくります。

兄弟愛で少しホロリとさせられる場面あり。
活躍してたアビーはアタマ吹っ飛ばされてしまい、生き残れなかった…
ダコタは絶縁状態だった父親と和解したのは良いけど、泣いてマスカラもアイラインも取れて目の下
真っ黒。あなたがゾンビみたいで怖いです。
後ろ向きに乗れってのをタンクにまたがって彼の方を向いて乗ったのも大ウケでした。
とにかく理屈抜きに面白い映画です。
ただちょっと気持ち悪かったのが、膿ですね…
血がどっぱーん、吹っ飛ばされて身体がないなどは平気なんですが、膿系は気持ち悪いです…

あとは大丈夫、笑って観てられる作品。
生き残った人々は新天地で暮らしてる。予言通りレイの子供ができていた。
あ、ダコタの息子が最後に出て来たような… 生きてたのかな?
ここがちょっと分からなかった。
銃を撃ってしまって、でも風圧で気絶してただけだったのかな。
彼女が抱き上げて家に入ったけど、ゾンビに食われたくないからだと思ってた。けどここに繋がったのかな。

アメリカへの批判も出て来るけど、基本笑っていられる作品です。
わざと入れてるフィルムの傷はあまり多いと目がチカチカするので、もうちょっと少なくても良かった。
ふたりの監督のB級作品とグラインドハウスに対する愛情が感じられた2本でした。


【 「プラネット・テラー in グラインドハウス」 試写会:一ツ橋ホール 】






               





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Last updated  2007年08月17日 04時43分05秒
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