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2007年11月05日
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カテゴリ:映画・海外ドラマ
監督:マイケル・ウィンターボトム 
原作:マリアンヌ・パール
出演:アンジェリーナ・ジョリー、ダン・ファターマン 

2002年パキスタン、9.11の取材後もウォール・ストリート・ジャーナル紙の記者ダニエル・パール(ダン・ファターマン)は、フランスのラジオ局の記者である妻マリアンヌ(アンジェリーナ・ジョリー)とともにカラチに残っていた。
1月下旬、友人達とディナーの約束をしていたのに、ダニエルはある取材に出かけたまま帰らなかった。
妊娠中のマリアンヌのもとに友人達が集合し捜査本部を設置する。
女性記者のアスラ(アーチー・パンジャビ)、アメリカ領事館の外交保安問題担当ランダル(ウィル・パットン)、CID(テロ対策組織)のリーダー・ハビブ(イルファン・カーン)、ウォール・ストリート・ジャーナル紙のスティーヴ(ゲイリー・ウィルメス)、ジョン・バッシー(デニス・オハラ)、FBIの捜査員も加わり、懸命の捜索が開始された。

ダニエルのPCを調べたところ、彼はジラニ師を介し、アルカイダに関係する爆弾魔と接触を試みていた事が判明する。
だがダニエルの身近にインドのスパイがいるとか、ダニエルはモサドであるとかCIAだとか、人質となっている彼に危険が及ぶような事柄ばかりが新聞発表されてしまう。
憤慨するマリアンヌ達。
やがて最悪の結末が…

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実話ですし、まだ記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。
この事件があったのに、紛争地域に医師団と覚悟を決めた記者団以外で 「自己責任」 とはいえ、入国するただの民間人が未だにいる事が私には到底信じられません。
交換要求とか突き付けられたら国が迷惑しますし、外交問題にも発展します。
自分は民間人だから大丈夫とでも思っているのでしょうか。
テロリストが民間人と医者と記者の区別をするとでも? しないからテロリストなんです。

この事件の事は何となく覚えていました。駄目だったという事も。
だから最後どうなるかって事は分かっていたけど、劇場予告で観て、ぜひ観たいと思っていた作品です。

で、無事試写に行けたわけですが…
ダニエルの足取りを追う捜査が淡々と描かれます。
最後の方でマリアンヌが 「NOー!」 と絶叫するシーンがとても良い。
字幕を出さず、彼女の肉声のみにしたところが秀逸。
告発の時の 「ただ、”NO”と」 あのシーンを思い出しました。
こういう場面はヘタに訳さないのが一番です。
この映画の翻訳は誰だったのでしょうか、最初に出なかったような…
それとも私が見逃していたのかな、ネットで調べたけど出て来なかった。
機会があれば問い合わせてみたいです。

そのシーンはとても良いなと感じたのですが、正直、とっても観たいと思っていたけど観終わったら期待したほどでも…そんなでもなかったかなって…
試写会で良かったなあという印象です。
友人は自虐の方が泣けたと言ってました(ニガワラ

ぶっちゃけますと、私の場合、冷めたのは彼女がカタコトのカタカナでお題目を唱えたからです。
吹き出して椅子からずり落ちそうになりました(笑)
実際マリアンヌは信仰しているそうですが、あそこで宗教を入れる必要性は無かったと思う。
そんなことしなくても皆が彼の無事を信じて頑張っていた事は伝わるから。
キリスト教とは違うんだよって事が向こうの人には分からないだろうし…('A`)
まあ宗教の話題は怖いからこれぐらいにして(笑)
彼女は今は息子さんのアダムくんと共にパリで暮らしているそうです。

アメリカではアンジーの演技は絶賛されながらも、何故無理に肌を黒くして髪を縮れ毛にしてまで彼女が演じる必要があったのか、ブラピの会社の製作だからかと批判も多く、興行収入は伸び悩んだのが実情です。
訛りの英語はブラッド・ダイヤモンドの時のディカプリオの方がうまかったと思う。
この作品、賞とるかなー。バベルみたいに、私は特に…だけど、まあ感想は人それぞれなのでそれはそれでw のパターンかな(笑) 
何かそうなりそうな気がする1本でした。

「マイティ・ハート/愛と絆」 試写会:一ツ橋ホール 】












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Last updated  2007年11月10日 05時50分51秒
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