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2007年11月19日
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カテゴリ:映画・海外ドラマ
監督:デイヴィス・グッゲンハイム
出演:アル・ゴア

元副大統領のアル・ゴア氏が世界各国で行っている地球温暖化についてのスライド・ショーを、
ドキュメンタリータッチで映画化した作品。

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良作だった。
とても分かりやすく、説得力に満ちていた。
政治家は俳優より人にモノを伝える事が上手だなと思える。

ゴア氏のスライドショーの良いところは、政治家特有の 「さあ聞けー!私が正しいのだー!」 的な
押しつけがましい喋りをしない点だ。
選挙期間中の街頭演説で声を枯らして叫んでいるものほど薄っぺらく通り過ぎて行く。
彼はそれを分かっていて、そんな話しかたもしないし、声のトーンに傲慢さが出る事もない。
ユーモアを交えて、スライドも分かり易い。

いつものスライド・ショーを映画用にセットを作って観客を入れ、そこで講義をした。
それに、ゴア氏が世界中で講義している様子や彼の生い立ちを挿入。
オープニングはゴア氏が育った実家の農場の川だ。
彼の実家はタバコを栽培していた。姉はずっとタバコを吸っていて肺ガンで亡くなった。
学生時代に聴いた講義で環境汚染を知り、彼はその問題を考えるようになって行く。

私は環境保護主義者ではない。
あの工場が悪いんだギャーと叫んでばかりの団体には退くし、毛皮を取るなと幼獣にスプレーをかけて行く団体にも賛成できないし、漁をするなと大きな船に向かって小さなボートで接近するような危ない事をしている団体は間違っていると思う。
そんなことより、ひとりひとりが出来る事がもっとあるだろうに。

何もしていないわけじゃない。
ただ個人で地球に対して出来る事を当たり前にしているだけだ。
自分が出来ない事はしない。出来る事をする。
それって普通でしょ、それでいいと思うんだ。

地球温暖化は違うとか、映画の中に間違いがあるとか、細かい事をうだうだ言う前に
あ、じゃあ使ってないコンセント抜くよ。とか
車で行かずに公共交通機関を利用するとか、そんな小さな事でいいじゃない。
この作品を観て、CO2削減しなきゃねって、そう考えることが出来たら。
それだけでも進歩だと思う。
とりあえずはアメリカが州だけでなく国を上げて京都議定書に取り組む事だ。
でないとゴア氏が平和賞やオスカーを受賞しても、前に進まない。

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Last updated  2007年11月19日 01時54分28秒
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