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テーマ:試写会で観た映画の感想(678)
カテゴリ:映画・海外ドラマ
監督:塚本連平 原作:ママチャリ 出演:佐々木蔵之介、市原隼人、石田卓也、加冶将樹、賀来賢人、麻生久美子、 石野真子、竹中直人 1970年代の栃木ののどかな田舎町。 青春を謳歌するママチャリ(市原隼人)たち高校生と、転属したての駐在さん(佐々木蔵之介)との いたずら攻防戦を描いたノスタルジック・コメディ。 --------------------------------------------------------------------- ブログが原作だそうで。原作名がママチャリって(笑) 作者がブログに書いた事に訪問者がコメントし、それによって内容が変わっていったとか。 なので全くの実話ではなく、半分フィクションだそうです。 何も考えずに楽しめる作品です。オチも特にありません。 ヤマはまあ、花火のシーンですが。 駐在さんが支払った花火の金額がよく見えなくて。 友人は40万円と見えたそうですが、私は140万円に見えた。 この時代は1発3000円からあったそうなので、40万円が正解かな? それ、最初は突っ込みどころかなと思っただよねー(笑) 40万円にしろ140万円にしろ、花火がそんなに少額で上げられるー?って。 でも何か、これは作者が当時は3000円だったと書いていたそうなので、まあ、それなら そうなんでしょうといった感じで ┐(´-`)┌ 大花火大会で使われているような色も形も何度も変化するものではなく、 普通の打ち上げだったからまあいいんでないかいって。 けど犯罪だから(笑) 時代的に分かっているので、懐かしく鑑賞できました。 ただ、これは突っ込みどころというか、わかっててやったなと思われるのが、駐在さんが着ていた 「アイラブ栃木」 のTシャツ(笑) これは1977年にニューヨークで制作されているので、79年に栃木に入って来てしかもプリントされた シャツをもう着ていたなんて、ありえないだろう(爆) 悪いけどあれをラブと読めた人間もそこにはいなかったと思うぞ(・∀・) 市原くんたちが次々と駐在さんにいたずらを仕掛けてゆくのだけれど、うーん、正直どうかなと。 この時代はまだ教師、親、警察は権威があった。 たとえば定年間近の、ガキの頃から知っているような駐在さんに対してちょっと驚かせたりとかする程度の事ならあったかもしれないが、あんな若い赴任したてのよく知らないおまわりさんに対して 抵抗するなんて、田舎の子ができるのかな? ま、映画ですし半分フィクションですから(笑) ちなみに楽天家は学校をサボってサテンでインベーダーゲームをした事がありますw 別に嫌いとか良くなかったわけではないですよー。単なる恋愛ものを観たら時間の無駄って思うけど この作品は懐かしテイストがそこら中に散りばめられていて、それは共感できるし面白かった。 単に自分達が今までしたいたずらが、この中に入ってるんだと思えば 突っ込む事なしに観られると思う。 役者も良かった、生徒は他に冨浦智嗣、脇知弘、小柳友 そして根岸季衣、片桐はいり、酒井敏也らがお店のおっちゃん、おばちゃんとして、 志賀廣太郎は神主さん、宮地雅子は看護婦、ガッツ石松は父親役で脇を固めている。 佐々木蔵之介が特に良かった。 良い役者さんだと思う。 40代の親御さんは、子どもを連れて観に行ってみてください。 そして自慢する。お父さんはもっとすごいいたずらをしたぞー、ってね。 【 「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」 試写会: 08.03.28 東京厚生年金会館 】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年04月04日 23時30分38秒
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