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テーマ:方言で話そっ!(182)
カテゴリ:富山の方言
富山県民でこの「ツクツク」という言葉が方言だと認識している人は、少ないと思います。
「ツクツク」は、「尖っている」という意味です。 あえて標準語にすると「ツンツン」ですが、若干ニュアンスがちがいます(汗)。 例えば「ツクツクの靴」と言うと「先の尖った靴」の意味です。槍などの突く道具が尖っているところから、「ツク」という言葉自体が尖ったものを指すようになったのだと推測できますね。 ここであえて蝉の「ツクツクボウシ」を富山弁で解釈すると、「先の尖った帽子」という意味になります。つくつく法師が語源という説より、個人的には有力と思います。なぜなら、つくつく法師は自然に読めば「ツクツクホウシ」ですから。 ※写真はツクツクボウシではありませんが、脱皮したばかりのアブラゼミです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.11.11 19:13:20
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