無職の潤い

ペット不可物件で家猫を２匹内緒で飼っています。

昨年までは分譲マンションに住んでいて、
管理規約で猫を飼ってもいいことになっていました。

ところが、再就職で引っ越しが必要になり、
更に３年後に転勤の可能性があったので、
賃貸物件を探すことにしたのです。

ここは田園風景の広がる大きな街からは少し離れた田舎街
なのですが、一戸建て購入が中心の地域のため
元々賃貸物件が少なくペット可物件もごくわずかでした。

ペット可物件にあたってみると、ペットはペットでも
「犬のみ」または、「外犬のみ」の物件ばかりで、
就職が決まってからの限られた時間では
子供の出産も重なったこともあり、
猫可物件は見つけ出すことは出来ませんでした。

最後に家を空けるときには、修繕のための追加料金を
事実上、物件をペット可物件にするための追加料金と割り切り、
違約を承知でペット不可物件に住むことにしました。

建具に傷をつけないように爪を短く切ることや
もし見つかってしまったら強制的に引っ越しが発生するので、
大きな声で鳴かさないようにすること、
窓越しに猫の影が映らない様に注意しました。

もちろん、猫可物件があればその方が気楽に過ごせるので、
継続して探していますが、やはり、猫可物件はたとえあっても
通勤可能な範囲では１件で、街からも離れ、
車無しの妻にとって生活に不便なところしか、
今のところ出てきていません。
幼子を抱えて生活するにはしんどいです。

お金があれば猫を飼える物件を購入することも考えられるのですが、
さすがに２軒も家を持つだけの資金はありません。

転勤族にとって猫の住宅事情は予想以上に厳しいことを痛感しています。
猫って住む家から考えなくてはいけないほどの贅沢なペット？と、
考えさせられます。