しあわせ！加速計画

てのは、ゴキブリの話ですが、
「ハインリヒの法則」というのをご存知でしょうか？

「１件の重大な事故の裏には、２９件の隠れた危険と３００件の危険に繋がる要因が眠っている」

…というもの。

アメリカの安全技師、H.Wハインリッヒが「産業災害防止論」（1931年）のなかで発表したもので、「氷山の一角」という言葉を数値的な経験則で証明しています。


ビジネスの世界でも、この法則を引用して、

「１件の重要な失敗の裏には、２９件のクレームと３００件のクレームにはいたらない顧客の小さな苦情がある」

…として活用されています。

ところが、今回の楽天の個人情報流出は、小さな苦情どころか大波紋を巻き起こしていますね。

最初、１２３件、追加で１６１件、合計で現在のところわかっているだけで２８４件です。
しかも、まだまだ出てきそうな勢い。

≫楽天市場：新たに１６１件の顧客情報流出認める　楽天

さらに、
≫流出データには下着の色やサイズまで
では、５０万件以上のデータが流出との噂もある。

パンツの色がわかったところで、別になんともないですが、そのほかの個人情報、とくにカード情報が海外のグループにわたってて、悪用が発覚するのはカードの請求が発行される１ケ月後だってんだから大変です。

カードを使用した覚えがある方は、来月の明細書は必ず詳細チェクです！

また、最初から詐欺目的で出店する業者もあったと言うことです。
それが本当なら、「市場（いちば）の拡大に精力的なあまり店舗の審査を甘くしていなかったか」という、楽天側の責任も問われる可能性が出てくるかもしれませんね。