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![]() さて昨日告知しました様に、今日から数回にわたって、3月31日限りで廃止となる茨城県の「鹿島鉄道」について特集したいと思います。 3月10日・土曜日。その鹿島鉄道への「お名残乗車」という事で、常磐線に乗って石岡駅へ。 ![]() ここから古い跨線橋を渡り、鹿島鉄道のホームへと行きます。何と、鹿島鉄道のホームは、人・人・人の嵐!廃止を知って皆駆けつけたのでしょう。カメラの放列が組まれていました。 ![]() 立っていた駅員さんから、1,100円の「フリーきっぷ」を購入。鉾田までの片道乗車しただけで、元が取れてしまうお得な切符です。 駅の外の歩道橋にも、カメラの嵐でした。機関区に入っての撮影が禁止されたため、そこから望遠レンズでカメラを向けている様です。 ![]() 機関区内では、元・国鉄キハ07型の生き残りであるキハ602号車と、夕張鉄道からお嫁入りした湘南窓のキハ714号車が手を組んで、エンジンをアイドリングさせていました。 ![]() キハ602号車の床下では、エンジンのシャフトが回っているのが見えます。その姿と音は「わしはまだまだ、現役じゃ!」と、叫んでいるかのようでした。 待合室内には臨時の売店が設置され、様々なグッズが売られていました。マグカップ、Tシャツ、バッヂ、キーホルダーなど。人が群がるかのように買っています。外ではDVDも売られていました。 ![]() ホームの上には、古い観光看板が掲げられていました。霞ヶ浦をめぐるコースなども書かれ、かっての「鹿島参宮鉄道」時代を彷彿とさせてくれます。 やがて列車が入線してきました。この列車はキハ431とキハ432号車の重連です。キハ431号車はクリームと緑の旧「三井芦別鉄道」色、キハ432号車はクリームと赤の旧「鹿島参宮鉄道」色(昭和30年代)でした。前面には「ありがとうございました」、後面には「さようなら」のヘッドマークを付けて。 ![]() 車内にはどっと人が乗り込み、あっという間に満員です。その混雑ぶり、ラッシュアワーの山手線よりもすごかったでしょう。 このキハ431とキハ432号車は、昭和32年に東急車両で製造された湘南型2枚窓の気動車で、元は富山県の加越能鉄道加越線(石動〜庄川町間・昭和47年廃止)のキハ125.126号車でした。加越能鉄道時代は、同線初の「液体式気動車」で、総括制御が可能となっていました。 また兄弟車として、以前このトピックスでも取り上げました東武鉄道熊谷線(昭和59年廃止)の「特急カメ号」ことキハ2000型気動車がいます。双方の違いは、鹿島の方がロングシートなのに対して、東武の方がセミクロスといった事ぐらいです。(東武鉄道熊谷線の「特急カメ号」キハ2002号車については、こちらのトピックスをご覧下さい) エンジン音が高まり、いよいよ鉾田までの旅に出発です。鹿島鉄道は数年前、一部の列車を除いてワンマン化されましたが、この混雑ぶりではとてもそのような状況ではありません。各列車に車掌さんが乗務し合図をしています。すぐに、鹿島鉄道で一番新しい駅・石岡南台駅へと到着です。この駅は沿線に住宅地が開発されたため、新しく出来た駅なのです。 ![]() ここで列車交換。やってきた列車は、「日本最古の現役気動車」でもあるキハ601号車の単行です。あちらにもかなりの人が乗っています。その到着を受けてすぐ発車となりました。線路をガタゴト、ユラユラ。2両の気動車は進んでいきます。 車内の満員ぶりはすさまじいものです。エンジン音や車内放送を録音する人、前に陣取って走行風景をビデオに録画する人。思い思いの姿です。その中で地元の人が数人乗っていました。地元の人にとって、この一時的な「廃線前フィーバー」は、果たしてどのような目に写ったのでしょうか? やがて列車は次の列車交換駅・常陸小川駅に到着しました。ここは前身の「鹿島参宮鉄道」として開業した当時の終点で、貨物ヤードもある大きな駅です。ここでちょっと、途中下車してみる事にしましょう。続きはまた、明日をお楽しみに。 ![]() ![]() mama-gooseさんの執筆された「Last Run/最終列車の後で」(第二版)、絶賛発売中!売り上げは、鉾田駅での保存車両の復元作業の費用に充てられます。 鹿島鉄道 ふと旅に出かけたくなった・・・・・・。 そんな時は、お出かけする人も、そうでない人も、茨城県各地の観光情報なら、国内旅行情報サイト「日本の旅ドットコム」を是非、ご活用下さい。 ![]() 尚「楽天広場会員」以外の方で、御意見・御感想・コメントのございます方は、こちらまでどしどし ![]() 最近ブームになっている「油そば」。私もこの間食べました。ここのショップのは美味しいですよ! この記事のトラックバックURL:
http://tb.plaza.rakuten.co.jp/myamyaspace/diary/200703270000/b5f4d/
鹿島鉄道シリーズ、更新楽しみにしております。
私も先日鹿島鉄道に乗って(乗るのは初めてでしたが)、別れを告げて来ました。 天気が悪い日に行ったのですが、それが良かったのか比較的空いており、車内も途中駅から乗ってきた人も座れるほどでした。 廃止は複雑に思いますが、こうして鉄道がそこに存在したことを、後世に伝えることも大きな役割ですね。 (2007年03月27日 23時27分18秒)
ご来訪、ありがとうございます。
>鹿島鉄道シリーズ、更新楽しみにしております。 >私も先日鹿島鉄道に乗って(乗るのは初めてでしたが)、別れを告げて来ました。 私が初めて乗ったのは、中学1年の時でした。その時は鉾田→石岡間を乗ったのですが、車内は本当に「ローカル線」という感じでした。車両はキハ601と602の重連で、味があったのを覚えています。 >天気が悪い日に行ったのですが、それが良かったのか比較的空いており、車内も途中駅から乗ってきた人も座れるほどでした。 私の時は土曜日、という事もあってかなりの混雑ぶりでした。特に単行列車は乗降に手間取り、20分近く遅れが出ていました。 >廃止は複雑に思いますが、こうして鉄道がそこに存在したことを、後世に伝えることも大きな役割ですね。 そうですよね。それが一番大切な事です。 (2007年03月28日 00時13分13秒)
いよいよ鹿島鉄道も終焉ですね。
地元の人にはほとんど関心が持たれていないようですね。 騒ぐのは鉄道ファンだけみたい。 残念だけど、時代の流れですね。 キハ714とキハ602はどこかに保存されるんでしょうか。 保存されるといいなぁ。 (2007年03月28日 00時22分31秒)
拝見させていただきました。もう鹿島鉄道は今週で廃止されてしまいますね。機関区撮影が禁止になっていたのは確かに残念でした。
混雑は激しかったですね。(2007年03月28日 15時09分24秒)
ご来訪、ありがとうございます。
>いよいよ鹿島鉄道も終焉ですね。 >地元の人にはほとんど関心が持たれていないようですね。 >騒ぐのは鉄道ファンだけみたい。 >残念だけど、時代の流れですね。 そうですね。地元の人は大半が車を持っているから、何も鉄道に乗る事はない、というような考えです。通学の学生やお年寄りなどの、いわゆる「交通弱者」にとっては廃止は不便な話です。それで再建の話も消えたのです。 >キハ714とキハ602はどこかに保存されるんでしょうか。 >保存されるといいなぁ。 そうですね。ただ保存されるとなったら、ちゃんと屋根をつけて整備されて保存されて欲しいものです。鹿島鉄道の過去の保存車では、旧キハ04型を前面2枚窓にした、キハ411.412号車が廃車後、沿線の保育園に保存された事があります。保育園内という事で荒れはしなかったのですが、屋外保存だったため雨ざらしになり、老朽化も進んでいた事から、残念ながら近年、解体されてしまいました。 また常陸小川駅構内に保存されていたDD901型ディーゼル機関車も、結局は状態が悪く解体処分。保存されるなら、ちゃんと屋根のあるところで余生をおくってもらいたいものです。 (2007年03月28日 20時53分09秒)
ご来訪、ありがとうございます。
>拝見させていただきました。もう鹿島鉄道は今週で廃止されてしまいますね。機関区撮影が禁止になっていたのは確かに残念でした。 私が初めて訪れた頃(中学生の時)、もう20年前になりますが、その頃は事務所で名前と住所などを書いてス係員の指示に従えば、構内で自由に写真が撮れました。 撮影禁止になったのは、おそらくマナーの悪い「鉄道おたく」が、撮影禁止の場所に入ったり、部品を盗んだりしたからでしょう。困ったものですね。 今回の鹿島鉄道取材でも、マナーの悪いカメラマンはいました。他人の畑や田んぼに平気で入る。撮影場所を占領して、後から来た人を入れない。マナーもここまで落ちたのかと思うと、悲しくなってきますね。 >混雑は激しかったですね。 鉾田駅のうどん屋のおばちゃんじゃないですけれど、「普段からこれだけ乗っていれば、廃止は免れたのにね」と言っていたのが印象的でした。 (2007年03月28日 21時01分47秒) ■トラックバック(2)
今月一杯の営業となった、鹿島鉄道。昨年の8月に訪れているが、ここ数日、相互リンクブログ様やその先のブログ様などで、「かしてつ」が多々取り上げられており、惜別感が一層増していると思う。昨年の日記に紹介しきれなかった写真を、ここに挙げておきたい。(撮影はす...(2007年03月27日 23時21分44秒)
83年間常磐線石岡〜鉾田の27.2kmを結ん出来た鹿島鉄道だが親会社の関東鉄道が支援打ち切りを発表し、更に県や沿線自治体の支援も打ち切りが発表されて2007年4月1日に廃線となる。今回はそんな昨年12月10日に鹿島鉄道を訪れた際に撮影した画像を公開し...(2007年04月01日 17時42分03秒)
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