インタビュー@あまみ悠&かめおかゆみこ2007年7月14日 大阪開催こころとからだと魂に効くワークショップを記念して、 スタッフのすがのが、 かめおかゆみことあまみ悠にインタビューをしました。 すがの : 今日のテーマは「からだと心、魂の声を聴く」ですね。 いきなりお2人に質問なのですが、魂の声を聞く目的は何ですか? かめおか : からだ(こころ・からだ・魂)まるごとの声に耳を傾けるということ。 自分本来の声を聴くことで、自分の中心に立ち返ることができる。 自分が何をやりたいのか。自分がやりたくないことは何なのかを はっきり意識できるようになる。そういうことです。 すがの : なるほど。 今自分がやていうことが、本当に自分のしたいことなのか それとも家族や世間体を意識したものなのか、わからなくなってるこ と がありますね。 あまみ : 内側に意識を向けることで、わかることがありますよね。 かめおか : 今回、私たち二人が全面的に、そのためのサポートをしようと。 ありとあらゆる方法を使ってね。(笑) あまみ : 今ここで起きている感情を入り口にして、必要であれば、過去の パタ-ンや親との関係性から調べることもできます。もしくは、 何かテーマを決めて、そこで何を感じているのかを意識する。 そして、その感じを膨らませていくんです。 すると、自分が何をやりたいのか。自分がやりたくないことは何か。 自分自身の感覚がはっきりしてきたり。 かめおか : 私の場合は、たとえば、みんなで連想ゲームをしていく。 連想だから、何を言ってもいいのね。そのなかで、 ふっと何かを思い出したら、みんなの前で、それを シェアしてもらったりもする。それが入り口になって、 ワークが生まれていく、ということがあります。 すがの : やりたくないこと、やりたいこと、それが、ワークの中で出てくるん で すね。 かめおか : ワークの場では、正解も間違いもないので、自分のやることが 全面的に認められるんですね。そうすると、自然に気持ちが 解放されて、自由な表現ができるようになっていきます。 だからよく、「子どものころの気持ちにかえった」という 感想を言っていただくし、実際、子ども時代のことを 生き生きと思い出されるかたもいらっしゃいます。 すがの : あ、分かる気がします。 子どもの頃の話をすると、素というか、本来の自分に戻りますね。 かめおか : 実際に、過去の体験を再現するようなかたちで、ワークを 組むこともあります。あくまでもケースバイケースですが。 すがの : 忘れていたことを思い出したり、置き忘れてきたことに気づいたりす る のでしょうか? かめおか : そういう場合もあるし、そうならなくてもかまわないんです。 自分の内側に起こっていることを抑えない。 そうすると、そこに一番必要なことが自然に起きてくる。 ただ、それを体験するだけ。それだけでいいんです。 自分の内側では全部わかっていますから。 すがの : おもしろそうですね。 あまみ : 朝からいきなり核心に触れるというよりは、 最初はほぐして、場を作ってからですね。 かめおか : そうです。最初にほぐしがないと、何もできません。 自己紹介をして、からだほぐしをして、という流れから入ります。 自己紹介は、ふにゃふにゃのボール使って、 それをまわしながらやろうかなと思ってます。 ボールを手にしていると、ボールに意識が行くので、 そのぶんだけ緊張が緩和されますから。 ボールを回すこと自体が、子どもの遊びみたいで、 楽しいですしね。 すがの : 自己紹介で盛り上がってきたところで、次にからだほぐしに入るんで す ね。 かめおか : 基本的にはそうです。ただ、どんな内容にするかは そのときになってみないとわかりません。 参加者のからだの状態を見ないと、決められないので。 その意味では、いつも臨機応変です。 すがの : そういえば、去年の12月も、今年の4月もそうでしたね。 かめおか : からだほぐしは、まさに自分のからだの声を聴く行為ではないかと思 います。 2人組でやるときには、同時に、相手のからだの声を聴く作業にもな ります。 すがの : なるほど。 かめおか : からだがゆるんでくると、気持ちもゆるみます。 充分ほぐれていれば、そのまま、次のワークに入っていけます。 すがの : 最初にお話しされていた、子ども時代を再現したりするワークに突入 ですね。 おもしろそうです。 あまみ : 子ども時代にはたくさんの生きる力や、大切な価値観がありますよね。 ですので、濃い内容になるのです。私は参加者がそれぞれ、そのテー マが一歩先にもしくは視点が開ける、もしくは解決する、糸口が見つ かるようなワークにしたいと思っています。 最終的に参加者の方に持って帰っていただきたいのは、そのテーマよ り大きな自分自身です。 すがの : うーん、深い。 かめおかさんは、いかがですか? かめおか : 基本的に同じですね。 その問題を持っている時点で、問題よりおおきな自分がいるんです。 そのことに本人が気づいていないだけなんです。 あと、こたえは自分のなかにあることにも、 ちょっとだけ気づいてもらえるといいかなとも思います。 すがの : 問題解決とまではいかなくても、自分自身の意外な一面に気づくだけ で も 得るものは大きいかもしれませんね。 かめおか : 私は脚本を書く仕事もしてますけど、脚本を書くときには、 主人公の側と、反対の側、必ず両方から問題を見るんです。 でないと、表面的な物語になってしまいますから。 同じできごとが見方によってまるでちがったものになる。 現実の世界でも、本人が問題だと思っていることも、 見方を変えるとまた違った意味があることに気づきます。 それをまるごと見られると、自分の気持ちに執着することもないし、 相手を一方的に責める必要もなくなります。 あまみ :かめさんの言ったことは、ゲシュタルト療法と似ています ね。そのワークを行なう前に、ペアワークの相手と聴ける状態を作っ ておく必要があります。例えば、グランドルールと言っていますが、 簡単にいうと「その日の共通ルール」を設けること。イヤなことはし なくていいとか、時間を守ろうとか、最初に確認しておきます。 今回のようなワークだと、「初心に戻る」「協力しあう」 「ワークの中で出た話は、絶対外では話さない」ということを 参加者の方全員で、確認しておくことが必要かなと思います。 安全で安心な場を創るために、あえてルールを作るんです。 すがの : そうなんですね。 あまみさんの予定されているワークは何ですか? あまみ : それは、参加いただいてのお楽しみです。(笑) かめおか : 私も、当日のお楽しみの部分が大きいですよ。 すがの : ワークのある7月14日が待ち遠しくなってきました。 かめおかさん、あまみさん、どうもありがとうございました。 ******************************************* かめおかゆみこ&天海 悠 コラボで贈る からだと心、魂に効くワークショップ ******************************************* 日時/2007年7月14日(土)午前10時~午後4時半 場所/大阪市立中央青年センター 音楽室 (最寄駅=JR環状線&地下鉄「森ノ宮」または「谷町四丁目」) http://www.city.osaka.jp/kyouiku/sisetu/establish02_5.html 定員/30名(先着順) 金額/7月7日~11日まで前納 14000円 7月14日当日払い 16000円 講師/ 効く聴きかたの達人・あまみ 悠 http://www.my-coach.jp/ からだ&心ほぐしの達人・かめおかゆみこ http://homepage3.nifty.com/kaishin-juku/ ご案内/からだをしめつけない、 ゆったりした服装でお越しください。 スカートは不可です。 なお、ワークショップ終了後に懇親会をおこないます。 参加ご希望のかたは、ぜひ! 予算は3000円~3500円程度です。当日集めます。 -------------------------------------------------------- |