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my映画鑑賞記録、時々脱線日記

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Jul 8, 2009 楽天プロフィール Add to Google XML

 今迄、有難うございました。
[ プライベート ]    

トップページでお知らせ致しましたが、こちらのプログは本日を以て、更新を停止させて頂く事になりました。

過去の記事が膨大な為、必要な記事の移動も儘ならず、お見苦しいのは承知の上で、映画レビューに関しては、このまま間借りさせて頂く予定です。
他の記事に関しては、手隙の際に追々削除してゆく所存です。

是まで、お運び頂いた読者の皆様には、お詫び申し上げると共に、心から感謝の意を表します。

・注記・
映画レビューの最後に、ランキングボタンがある記事が多数ありますが、
ブログランキングからも撤退致しましたので、ボタンは無効です。
取り外す余裕がありません。申し訳ありません。


最終更新日  Jul 8, 2009 04:32:08 PM


Jun 26, 2009

 「ザ・スピリット」(2008)
[ 映画鑑賞記録 ]    

http://wwws.warnerbros.co.jp/thespirit/
"THE SPIRIT"

監督、脚本・・・フランク・ミラー
原作・・・ウィル・アイズナー
出演・・・ガブリエル・マクト スピリット
サミュエル・L・ジャクソン オクトパス
エヴァ・メンデス サンド・サレフ
スカーレット・ヨハンソン シルケン・フロス
ジェイミー・キング ローレライ
サラ・ポールソン エレン
ダン・ローリア ドーラン
パス・ベガ プラスター・オブ・ハリス
ルイス・ロンバルディ フォボス
スタナ・カティック モーゲンスターン

・物語序盤・
愛する街セントラル・シティを守り続ける"スピリット"は、マスクを付けた謎の人物。
彼は凶悪犯"オクトパス"に関する知らせを受け、警官と共に現場の沼地へと駆け付ける。
そこでは怪しげな取引がされており、二つの鞄の受け渡しを巡って、オクトパスと美女が争奪戦を繰り広げていた。
鞄の一つは女の手に、もう一つはオクトパスが奪い取った。
銃撃を受けた警官が握っていたペンダントを手に取ったスピリットは、ロケットの中にあった写真を見て、自分の過去を思い出す。
そこに写っていた写真は、かつて恋仲だったサンド・サレフと、まだ人間だった頃の自分デニー・コルトの姿。
警官だった父を殺され、貧しさを嫌ったサンドは、デニーを捨てて街を出た。
今や彼女は宝石泥棒として犯罪に手を染めていた。
やがてデニーは警官になったが、拳銃で撃たれて殉職した。
しかし奇跡的に復活し、犯罪と戦う"スピリット"となったのだった。
彼が死を免れた理由は判らない。
鞄の一つを手にしたオクトパスだったが、中身は彼の望みの品ではなく、サンドが欲しがっていた宝石。
二人は互いに鞄を取り間違えていた。


原作はウィル・アイズナーのコミック。
これを「シン・シティ」「300」でお馴染みのフランク・ミラーが実写映画化した作品。

うーん、荒筋を書くのが難しい…。
明確なストーリーがある作品ではないので。
評価もなかなか難しいですね。
何を求めるかによって、評価も大きく変わる作風。
筋書きの面白さ、冒険や娯楽を求めて観る映画ではないです。
お洒落な雰囲気やスタイリッシュな映像ですね、ここにあるのは。
スピリットと他の魅力的なキャラクター達を撮影し続けたプロモーション・ビデオと思えば近いかも。

空気としては完全に「シン・シティ」です。
ナレーションがあって、何となく緩い話があって、後は映像をぼんやり眺めていれば良いというタイプ。
「シン・シティ」が好きなら、これも大丈夫だと思います。
物語として面白いかと言えば、盛り上がりも無く、はっきり言って面白くはないです。
でも登場人物達を眺めているのも、それはそれで良いような気がしました。
それぞれ味のあるキャラクター達なので。
 
 


最終更新日  Jun 27, 2009 12:57:05 AM

Jun 19, 2009

 「守護天使」(2009・日本) 試写

6/20(土)より全国ロードショー。
http://syugotenshi.jp/

監督・・・佐藤祐市
原作・・・上村佑『守護天使』(宝島社刊)
出演・・・カンニング竹山、佐々木蔵之介、與真司郎、忽那汐里、寺島しのぶ、柄本佑、日村勇紀、波瑠、吉田鋼太郎、キムラ緑子、佐野史郎、大杉漣、他。

・物語序盤・
薄給サラリーマンの須賀啓一は、恐妻の勝子から毎日500円を渡されて出勤する冴えない気弱な中年男。
ある日啓一は、電車内で老人に席を譲った清純な女子高生と遭遇する。
後日、駅で転倒した啓一が落とした大事な500円玉を拾ってくれたのは、正に天使のようなその女子高生・宮野涼子だった。
啓一はこの瞬間、生まれて初めて恋に落ちた。
しかし啓一が勤務する塾の元生徒で引き籠りの佐々木大和は、彼に女子高生のプログを見せる。
そこには彼女の淫らな心の闇が赤裸々に書き込まれていた。
更に大和は、このブログを見たと思われる者達が、闇サイトで彼女を拉致監禁する計画を立てている事を教える。
涼子の潔白を信じる啓一は、彼女を悪辣な犯罪から守るべく、大和とチンピラの村岡を巻き込んで、彼女の身辺警護に乗り出す。
しかし傍から見ると、それは単なる変態のストーキングとしか映らない…。


原作の縛りがある分、大目に見てあげないといけないのですが。
大甘に見ても、チョイ間延びしてますね。
あと、登場人物の行動に疑問符が飛びまくりで、展開が不自然なんですよねぇ。

観客に真相を見せないように謎掛けするのは良いんです。
でもそれが不自然な行動に基づいていると、そこで躓いてしまうんですよ。
どう考えても可笑しいよ…という思いが付き纏って。
挙句に話のテンポも悪いので、変だ変だと考える時間が増えてしまいます。

もっと笑える話かと予想していたのですが、中身はともすれば引いてしまうような物騒な事件です。
闇サイトに集まる連中が共謀して、女子高生を拉致して乱暴しようというのですから、笑いの前に、嫌悪感の方が先走ってしまいます。
もう少しバカっぽい事件なら笑えたんですけど、この手の事件が実際に頻発している時勢に、これを笑えというのは…。
少なくとも私にはNGの範疇です。
映画の中では、流石に陰惨な描写はありませんでしたけどね。
なにせ犯人の一人がバナナマンの日村さんですから。
犯人の中に常軌を逸したサイコ野郎が居た事から、共謀者が逃げ腰になったというだけで、犯罪行為そのものは卑劣。
こういう事件をお笑いネタとして軽々しく扱う制作サイドに認識の甘さを感じました。

納得できない点。
・ブログと闇サイトの掲示板について、何故本人に教えてあげないのか。
ちゃんと物証を見せて説明すれば、彼女も理解した筈です。
・涼子が車で連れ去られたのを目撃しながら、何故警察に通報しないのか。
あれだけ証拠が揃っているのに、通報しないなんて有り得ない。

一応、警察は死体が出るまで動かない・仲間の一人が警察と関われない等、言い訳っぽい台詞は脚本に入れてありますが、それにしても上の二点はクリアできないですよ…。
原作がそうだからと言ってしまえば、それまでだけど…。

根本的な部分で引っ掛かっちゃったもので、なんとも形容しがたいもやもやが残りました。
周りでは「面白かったね」という声も聞かれましたが、やはり「警察呼べよ…」というツッコミからは逃れられなかった模様です。(~_~;)
そう思わない人の方が珍しいと思う。
そんな展開でした。
カンニング竹山さんのファン及び、物凄く大味に大雑把に映画を観られる人のみにお勧めしておきます。笑

一点だけ追記。
寺島しのぶさんの演技が光っていたと思います。
啓一の無愛想な鬼嫁役ですが、良い意味で寺島さんに見えませんでした。
啓一が彼女に向って、「初恋なんだ」と頼み込む場面は、それならアンタを心配して探し回っている奥さんは一体何なんだと…。(--〆)
確かに仲睦まじい夫婦ではありませんでしたが、自分の妻に向って吐くには、無神経過ぎる台詞です。
彼女の父親に押し切られて結婚してしまったと言うが、それは卑怯だろう…。
パッとしないオヤジだけど憎めないキャラを狙っているのは判るのですが、これも含めて、全く彼に共感できず、微妙に外してしまっている残念な映画という感想です。


最終更新日  Jun 19, 2009 09:41:47 PM

Jun 18, 2009

 「ラスト・ブラッド」(2008・香港/仏)
[ 映画鑑賞記録 ]    

http://lastblood.asmik-ace.co.jp/
"BLOOD: THE LAST VAMPIRE"

監督・・・クリス・ナオン
アクション監督・・・コリー・ユン
原作・・・Production I.G
出演・・・チョン・ジヒョン サヤ
アリソン・ミラー アリス
小雪 オニゲン
リーアム・カニンガム マイケル
JJ・フェイルド ルーク
倉田保昭 カトウ
コリン・サーモン ミスター・パウエル
マイケル・バーン、マシエラ・ルーシャ、ラリー・ラム、他。

・物語序盤・
16世紀、戦乱の時代が続いた頃、流された血を糧に、オニと呼ばれる種族が力を得た。
以来400年、人類はオニとの戦いを続けていた。
しかしその事実を知る人間はごく一部の者達だった…。
1970年の東京。
地下鉄に乗った一人の少女が、乗客の男を日本刀で斬り殺した。
電車を降りた少女サヤを迎えた米国人達は、慣れた様子で遺体を片付ける。
サヤは姿こそ少女だったが、戦国時代から生き続けている。
彼女が殺したのは人間社会に溶け込んだ"オニ"の一人であり、彼女は父を殺したオニの起源である"オニゲン"を倒す為に戦っていた。
サヤをサポートするのは、オニの殲滅を目的に創設された秘密組織。
休む間もなく、サヤはアメリカ空軍関東基地内の高校への潜入を命じられる。
そこでオニに襲われていた同級生で将軍の娘アリスを助けたサヤ…。


アニメーション映画「BLOOD THE LAST VAMPIRE」(2000)を実写映画化した作品。
巷の評価は低かったのですが、個人的には楽しめました。
ただ、「BLOOD」のファンである事が前提の映画という気はしました。
事前に世界観を知っていないと、充分に理解できないかもしれません。
私の場合、自然と脳内の知識で補完してしまったので、全く初めての方がどの程度まで理解できるのか定かではないのですが…。
この映画では"オニ"とされている者達が、ヴァンパイアで"翼手"と呼ばれる種族であるとか、そのような既存の設定は一切解説されていません。
因みにオリジナル音声では"オニ"は"demon"と表現されています。

「BLOOD THE LAST VAMPIRE」を鑑賞したのが随分前なので、細部は忘れてしまいましたが、基本的に流れは、この作品に準じています。
始まりが電車内だったのも同じだったと記憶。
「BLOOD THE LAST VAMPIRE」が50分弱という短さで、基地内の翼手との戦闘シーンで終わり、長い物語の序章という印象だったのに対し、この作品は後半で独自の決着までを描いています。
こちらも約90分と決して長くはないのですが、一応物語として完結させ、コンパクトに纏めたと感じました。

酷評されているアクションですが、演じているのが普通の女優さんですから…。
個人的には、思っていたよりチョン・ジヒョンは良く動いていたし、アクションもカッコよく見えました。
アップが多いのも、止めやスローモーションが多用されるのも、基本的にアクション俳優でない人を起用した場合、見栄え良くする為の演出として仕方の無い処置で。
ただ、血飛沫の表現については物申したいですね。
まるでコーヒー豆でも飛び散っている感じ。笑
色も形状も血に見えないの…。
その点だけは残念でした。
あと一点、時間と脚本の都合上か、サヤの血液の特殊性については完全にカットされています。
何故彼女でなければならないのかという大切なポイントだったので、それは何とか入れてほしかったですね。
私服のアメリカンスクールに、堂々とセーラー服で乗り込むサヤはご愛嬌。(~_~;)
日本刀携帯も見逃されるんだから、ど目立ちセーラー服くらいどうって事ありません。

無国籍風のレトロな街並みのセットや色彩はとてもセンスがあったと思います。
日本じゃないと言えばその通りなのですが、作品そのものが、パラレルワールドを描いている作風なので、返って、無国籍映画っぽい感覚が合っていたと思います。

小雪さんについて触れていませんでした。
チョン・ジヒョンより若干英語に苦しんでいた模様ですが、概ねオニゲン役を好演していたと思います。
特に最後の白い着物姿は凄艶で、魔的な魅力を感じました。
オニの起源=オニゲン(鬼源?)というネーミングは、流石にどうかと思いましたが。笑

最終更新日  Jun 19, 2009 02:09:58 AM

Jun 13, 2009

 「天使と悪魔」(2009)
[ 映画鑑賞記録 ]    

http://angel-demon.jp/
"ANGELS & DEMONS"

監督・・・ロン・ハワード
原作・・・ダン・ブラウン『天使と悪魔』(角川書店刊)
出演・・・トム・ハンクス ロバート・ラングドン
アイェレット・ゾラー ヴィットリア・ヴェトラ
ユアン・マクレガー カメルレンゴ
ステラン・スカルスガルド リヒター隊長
ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ オリヴェッティ刑事
ニコライ・リー・コス 暗殺者
アーミン・ミューラー=スタール シュトラウス枢機卿
トゥーレ・リントハート、デヴィッド・パスクエジ、コジモ・ファスコ、マーク・フィオリーニ、他。

・物語序盤・
スイスのCERN(欧州原子核研究機構)で生成実験中だった"反物質"が強奪され、実験の責任者の一人だった科学者が殺害された。
この反物質は少量で都市を破壊する程の危険な物質である。
同じ頃、ローマ教皇が逝去した後、有力候補である四人の枢機卿が誘拐された。
そしてハーバード大学の宗教象徴学者ロバート・ラングドン教授の元に、ルーヴル美術館での一件以来険悪になっていたヴァチカンから協力要請が入る。
ヴァチカン警察によると、一連の事件に関与しているのは、秘密結社イルミナティだと言う。
それはかつてガリレオを中心とする科学者達の集まりだったが、科学を否定するヴァチカンによる弾圧の結果、地下に潜り、暴力的な組織へと変貌していった。
声明によれば、彼等は枢機卿を1時間ごとに一人殺害してゆくとし、最後には隠した反物質でヴァチカンを爆破し、報復する計画を立てていた。
ラングドンは、共同研究者を殺されたCERNの科学者ヴィットリア・ヴェトラと協力して、事件解決に乗り出す。


原作はシリーズ1作目だが、映画では「ダ・ヴィンチ・コード」の後日談としている。
映画としては前作より宗教色が薄れ、娯楽色が強いアドベンチャー的なものとなっている。
舞台をヴァチカンとしているが、中身は権力闘争や時限爆弾のような反物質を探索する普通のサスペンス。
信仰に関するパズル的な謎解きが無く、カソリックに対する挑発も無い。
前作は一般信徒にも反発を招く、ある種センセーショナルな秘密が売り物だったが、今作は上層部批判程度で末端信徒には影響は無いと思われる。
娯楽映画としては、今作の方が一般的で観易い。
シリアスな「ナショナル・トレジャー」という感じ。
個人的には、前作の宗教サスペンスの方を推しますが、深く考えずにストーリーを楽しみたいのなら、こちらの方が良いかと。

途中から黒幕が見えてしまったのが残念でした。
特に深読みしなくても、自然に判ってしまうのです…。
キャスティングで、この人でしょ、と。笑
でも普通に最後まで楽しめましたが。

最初から最後までノンストップです。
退屈するような事は一度もありません。
原作は未読でも、置いて行かれるという心配は無いと思います。
私も未読で、予備知識ゼロでした。
前作を観ていなくても独立した作品なので大丈夫。

娯楽として、よく出来た映画でした。
欲を言えば、もっと深遠なテーマが隠されていれば、後々まで心に残るのですが。
インパクトという点では、前作の方があった気がします。
特に悪役の人が。
今回は実行犯である殺し屋と黒幕が居て、キャラクター的に分散してしまった感じがあり、同時に、宗教的な使命感も薄かったのが残念。
金や権力というのは判り易いけれど、それだけに動機としてはツマラナイんですよね。
一応、宗教の権威を守ろうとしていたのですが、殺し屋を雇う辺りが、俗物と映りました。

でも総評としては、面白い映画なんですよ。(^_^;)


最終更新日  Jun 14, 2009 11:21:27 PM

Jun 12, 2009

 「チョコレート・ファイター」(2008・タイ)
[ 映画鑑賞記録 ]    

http://www.chocolatefighter.com/
"CHOCOLATE"

監督・・・プラッチャヤー・ピンゲーオ
アクション監修・・・パンナー・リットグライ
出演・・・ジージャー ゼン
阿部寛 マサシ
ポンパット・ワチラバンジョン ナンバー8
アマラー・シリポン ジン
イム・スジョン
タポン・ポップワンディー ムン

・物語序盤・
タイのマフィアのシマを荒らしたと、日本のヤクザ組織は一触即発の危機に。
ヤクザのリーダーであるマサシが金を侘びとして置いて行った事でその場は収まる。
そこで出会ったマフィアの女幹部ジンとマサシは、互いに惹かれ合って付き合うようになる。
だがマフィアを仕切るナンバー8は、二人の関係を認めず、二度と会うなと脅迫した。
マサシは帰国し、彼の子を宿していたジンは、裏世界から足を洗い、女児ゼンを生み落す。
しかしゼンは自閉症というハンディキャップを持つ子供だった。
好物のチョコを食べながら、アクション映画や近所で格闘技の練習をする若者達を観察していたゼンは、見ただけで格闘技を習得する能力を持っていた。
やがてゼンが少女に成長した頃、最愛の母ジンは白血病を患う。
かつてジンに拾われ、ゼンの世話をしていたムンは、ジンがマフィアに居た頃に付けていた貸付金の帳簿を見付ける。
ジンの多額の治療費を捻出する為、ムンとゼンはリストに書かれた相手から、金を回収して回るが、相手も一筋縄では行かない連中ばかりだった。


ジージャー、可愛くて強い!!
アイドルみたいなルックスで、格闘技も本格的で、流石はタイだと感心しました。
タイ映画だし、「マッハ!!!!」の監督作品なので、筋書きは有って無いようなものかと思っていたら、意外としんみりしたお話で。
ヒロインも脳に障害を持ち、一緒に暮らしている母親とムン以外、誰にも心を開かない。
役名があって初めて名前が判った人達も多く、映画を観ている限り、判るのはジン・ゼン・ムンの三人だけでした。
敢えて登場人物名前を出さない所にも、閉ざされたゼンの世界を感じました。

この映画、始まりは唐突です。
日本語で少年の事を語り始めます。
この少年、後にゼンの父親になるヤクザの阿部寛の事なのですが。
結末も阿部寛のモノローグで終わっているので、主役が彼みたいで、最初と最後には少し違和感がありました。

ジージャーのアクションが評判の映画でしたが、噂通り凄いです。
エンドロールにタイ映画らしく、撮影中の映像が挿入されていますが、怪我人続出ですね。
ジージャーもワンシーン撮影する毎に、負傷している感じで可哀想。(^_^;)
他のスタントマンさんも、怪我だらけで、本当に完治したのか心配になる方も。
あれだけのアクションを生身の体だけで表現すれば、負傷して当たり前ですよね。
映画の中では、相手を殺しても構わないというスタンスで、アクションが設定されている訳ですから、やられ方も半端なものでは駄目。
と言う事で、かなり無茶なアクションシーンの連続です。
映画では全員、とても打たれ強いのですが、実際は一発打ち所が悪ければ大怪我。
大変な撮影だったと思います。

阿部さんは、典型的な外人から見たヤクザさんでした。笑
今時、そんな和風な邸宅に住んでる人居ないよ、とツッコミも少々。
でも全体的には、雰囲気で楽しめるのでマルです。
兎に角、ジージャーの可愛さと、キレの良いアクションに舌を巻く映画でした。
美少女っぽく見えますが、実年齢は二十代半ばの女性です。
俄かファンになってしまいました。
今後の活躍に期待します。(*^^)v


最終更新日  Jun 13, 2009 10:20:59 PM

May 19, 2009

 「スター・トレック」(2009) 試写
[ 映画鑑賞記録 ]    

5/29(金)より全国ロードショーです。
http://startrek2009.jp/
"STAR TREK"

監督・・・J・J・エイブラムス
原作・・・ジーン・ロッデンベリー
出演・・・クリス・パイン ジェームズ・T・カーク
ザカリー・クイント スポック
エリック・バナ ネロ
ウィノナ・ライダー アマンダ・グレイソン
ゾーイ・サルダナ ウフーラ
カール・アーバン レナード・マッコイ
ブルース・グリーンウッド クリストファー・パイク
ジョン・チョー スールー
サイモン・ペッグ スコッティ
アントン・イェルチン パーヴェル・チェコフ
ベン・クロス サレク

・物語序盤・
圧倒的な攻撃力を持つ敵からの襲撃を受け、非常事態に陥った惑星連邦軍戦艦USSケルヴィン。
敵のリーダー・ネロは、艦長に単独で出向くよう要求する。
しかし求めていたもの"スポック"が得られないと知ったネロは、艦長を殺害し、攻撃を再開した。
キャプテン代理を任されたカークは、自動操縦が機能しないケルヴィンに独りで残り、最期まで戦い、妻と生まれたばかりの息子を残し殉死する。
それから22年ジェームズ・T・カーク通称ジムはアイオワで、警察沙汰ばかりを起こす野放図な若者に成長していた。
ジムの父を知る新型艦USSエンタープライズの艦長パイクは、彼を艦隊に志願せよと誘う。
その後、興味を持ったジムが士官を目指してから、3年が経過する。
士官候補生のジムは、相変わらずの問題児で、試験のプログラムを改竄した咎で処分を受けてしまう。
このテスト・プログラムの作成者は、人間とバルカン人との混血であるスポックという若者だった。
バルカン人は徹底的な論理的思考をし、人間のように感情で動かない。
査問の途中、緊急事態が発生し、カークは親友で医師のマッコイの機転で、USSエンタープライズに潜り込み、宇宙へと発進してゆく。


1966年に創作されたTVシリーズ「スター・トレック/宇宙大作戦」を基に再構築した完全新作。
物語は、カークやスポックの青年期を描いており、スター・トレック序章といった構成。

ビギナーにも優しい"ビギニング"です。
かく言う私も、「スター・トレック」シリーズについては、メイン・キャラ以外、殆ど知りません。
そういう客層をターゲットにした作品という事でした。

普通に面白かったです。
娯楽には丁度いい辺りでしょう。
J・J・エイブラムス監督らしいVFXやカメラアングルが見られました。
宇宙船などの映像は迫力があって、正に現代のスタートレックという感じです。

ストーリー的には、特に目新しさはなく、普通のアクションSFです。
受け止め方に差はあると思いますが、若干、悪ふざけが垣間見られる所がありました。
多少のユーモアは、この手の娯楽では必要だと思いますが、微妙にしつこい部分あり。笑
何回か冷めそうになりましたが、ノリ重視でしたら、そちらの方が楽しいという方も多いでしょう。
結論として、その場だけ楽しめれば良いというタイプの方にお勧め。
ノーマルレベルで面白いですが、観終わって深い何かが残る作品ではないです。
「スタートレック」シリーズ自体が、気楽な娯楽作品だと思うので、その枠組みから逸脱しないように創ったのかもしれません。

それにしても、ウィノナが何処に居たのか分からん。汗。
クレジットには確り出てきますが、完全に端役…。
色々あったけど頑張ってほしい女優さんです。

試写会が予定通り行われた事と、主催者側がマスクをしていない事、観客もマスク率が低かった事。
そっちの方がインパクトがあった。(~_~;)
スクリーンの中より、客席の方がデンジャラスだったかもしれない。

最終更新日  May 26, 2009 12:44:23 AM

May 8, 2009

 「スラムドッグ$ミリオネア」(2008・英/米)
[ 映画鑑賞記録 ]    

http://slumdog.gyao.jp/
"SLUMDOG MILLIONAIRE"

監督・・・ダニー・ボイル
原作・・・ヴィカス・スワラップ『ぼくと1ルピーの神様』(ランダムハウス講談社刊)
出演・・・デヴ・パテル ジャマール・マリク
マドゥル・ミッタル サリーム・マリク
フリーダ・ピント ラティカ
アニル・カプール プレーム・クマール
イルファン・カーン 警部
アーユッシュ・マヘーシュ・ケーデカー
ル ジャマール(幼少期)
アズルディン・モハメド・イスマイル サリーム(幼少期)
ルビーナ・アリ ラティカ(幼少期)

・物語序盤・
一人の若者が警察で厳しい尋問を受けている。
若者の名はジャマール・マリク。
ムンバイにあるイスラム系スラムで育ち、現在は電話オペレーター達のお茶汲みとして生計を立てている。
ジャマールは前日、インドで国民的人気を誇るクイズ番組、"クイズ$ミリオネア"に解答者として出演していた。
難問を次々に突破し、遂に最後の一問まで辿り着いたジャマールだったが、スラム出で教育も受けていない男が問題に答えられる訳が無いと、司会者プレームは彼を警察に逮捕させてしまったのだった。
ジャマールは警官から不当な拷問を受けるが、自分はイカサマをしておらず、クイズの答えは全て人生で学んだと、過酷な生い立ちを語り始める…。
ジャマールは兄サラームと共に、スラム街に暮らす母親に育てられていた。
だがある日、スラムはヒンズー教徒達の襲撃を受け、イスラム教徒である母は惨殺され、幼い兄弟も命辛々逃げ回る。
逃げる途中、同じ様に家族を殺され孤児となった少女ラティカを助けたジャマール。
その後暫く行動を共にしていた三人は、ママンという怪しげな男に拾われ、食事と寝る場所を与えられる。
しかしママンの正体は、孤児達を物乞いとして働かせている冷酷な悪党だった。
金を多く稼がせる為、ママンと手下が孤児の目を潰している所を目撃したサラームは、次に順番の回ってきたジャマールを助けるが、ラティカの事は見殺しにするのだった。
それ以来、ジャマールはずっとラティカを想い、彼女を探し続ける。


アカデミー賞で作品賞他、最多8部門を受賞した作品。
数々の賞を総ナメにしてきた作品だけあって、見応えのある映画に仕上がっていました。
何故、教育も受けていないスラム育ちの青年が、クイズの問題を次々にクリアできたのか。
その経緯が、彼の語る壮絶な過去と共に明かされてゆきます。
過去と現在が交互に現れて、最後まで緊張感が途切れません。
実に良く出来た脚本です。
それぞれのクイズの答えも、そこから知ったのかと感心するような作りとなっています。
それだけに、最後のクイズの簡単さと、主人公が答える理由付けがなされていなかった点が、個人的には残念だった気がします。
最終問題に関するエピソードが、冒頭で出てきたので、そこに答えが埋まっていれば良かったのに。

初めに何故ジャマールはクイズに答えられたのか?という問い掛けが、観客に向かってなされるのですが、その答えが、最終問題の答えを選んだ理由でもあるんですよね。

答え、「運命だったから」と言われたら、それ以上、何とも言い様が無い。(^_^;)

しかし最終問題、アトス・ポルトス以外の三銃士の名前って…。
億万長者になれるか否かって究極の問題が、そんなアホアホな問題で良いんですか?!
アラミス、アラミス、アラミス!と、スクリーンの前で連呼したくなりましたって。笑
私にも賞金分けて下さい。
あれは流石に、違う問題にしてほしかったなぁ…。
他の問題と解答の関係性が、とてもドラマティックだったので、あの問題が異様に浮いていましたよ。

スラムの子役達は実際にスラム街に住んでいる子供達を起用したんですね。
ニュースで家が撤去されたと聞いて、何とかしてあげられないの?と思いましたが…。
映画はお伽噺のようにハッピーエンディングですが、現実は過酷ですね…。

最終更新日  May 26, 2009 12:38:27 AM

May 7, 2009

 「おっぱいバレー」(2008・日本)
[ 映画鑑賞記録 ]    

http://wwws.warnerbros.co.jp/opv/

監督・・・羽住英一郎
原作・・・水野宗徳『おっぱいバレー』(リンダパブリッシャーズ刊)
主題歌・・・Caocao『個人授業』
出演・・・綾瀬はるか 寺嶋美香子
青木崇高 堀内健次
仲村トオル 城和樹
石田卓也 バレー部先輩
大後寿々花 美香子(中学時代)
福士誠治 美香子の元カレ
光石研 教頭
田口浩正 竜王中男子バレー部コーチ
市毛良枝 美香子の恩師の妻
木村遼希 平田育夫
高橋賢人 楠木靖男
橘義尋 城良樹
本庄正季 杉浦健吾
恵隆一郎 江口拓
吉原拓弥 岩崎耕平

・物語序盤・
1979年北九州の中学校に赴任してきた国語教師・寺嶋美香子。
美香子は赴任の挨拶に全校生徒の前で、自分の愛読書である高村光太郎の「道程」の話をするが、生徒達は「どうてい」と騒ぐばかり。
着任早々騒ぎを起こしてしまった美香子だが、やる気は満々。
男子バレー部の顧問を頼まれた美香子は、バレーの経験は無かったが引き受ける。
しかし彼女が受け持ったのは、バレー部とは名ばかり、ルールすらも知らず、一度もまともに練習もした事の無い、ダメ部員五人だった。
やる気の無い彼等を発奮させようと励ます美香子は、彼等の為に何でもするから頑張れと言い、それを聞いた部員達は、「一試合でも勝てれば、代りにおっぱいを見せて」と言い出す。
有り得ないと戸惑う美香子だが、素人同然の部員達が一生懸命に練習に汗を流す姿を見て、次第に彼等との信頼関係を築いてゆくのだった。


実話を基にした青春小説が原作です。
確かに、この約束がPTAなどに漏れたら問題になりますわな。
でも理由や切っ掛けなんて、何でも良い気がする。
目標に向かって頑張る事に意義がある。

評判が良かったので、気になっていた映画を観てきました。
独りで周りに人も居なかったので、好きなだけ泣いていたら、とんでもない顔になってしまいました。(@_@;)
イイ映画でしたよ。
邦画の良さが凝縮されていました。
筋書きは予定調和ですし、びっくりするような展開は何もありませんが、懐かしくて温かい。
心が気持ち良くなって、体の芯がほっこり温まる、正にイイ映画です。


最終更新日  May 9, 2009 11:25:14 PM

Apr 25, 2009

 「トワイライト~初恋~」(2008)
[ 映画鑑賞記録 ]    

http://twilight.kadokawa-ent.jp/top.html
"TWILIGHT"
監督・・・キャサリン・ハードウィック
原作・・・ステファニー・メイヤー『トワイライト』(ソニーマガジンズ刊)
出演・・・クリステン・スチュワート ベラ・スワン
ロバート・パティンソン エドワード・カレン
ビリー・バーク チャーリー・スワン
ピーター・ファシネリ ドクター・カーライル・カレン
エリザベス・リーサー エズミ・カレン
ニッキー・リード ロザリー・ヘイル
アシュリー・グリーン アリス・カレン
ジャクソン・ラスボーン ジャスパー・ヘイル
ケラン・ラッツ エメット・カレン
キャム・ギガンデット ジェームズ
エディ・ガテギ ローラン
レイチェル・レフィブレ ヴィクトリア
アナ・ケンドリック ジェシカ・スタンリー
テイラー・ロートナー ジェイコブ・ブラック
ジル・バーミンガム ビリー・ブラック

・物語序盤・
ベラことイザベラ・スワンはアリゾナで母と暮らしていたが、母の再婚を機に、父の住むワシントン州フォークスで生活する事に決めた。
警察署長である父は口下手だが、自分に干渉しない所が気に入っている。
父から貰ったオンボロトラックで登校してきたベラを、周囲は嘲るような目で見ていたが、ベラは意に介さなかった。
基本的に単独行動を好むベラは、最低限の友人しか作らず、自分の時間を大切にするタイプ。
しかしカフェテリアで見掛けたミステリアス男女五人組の事は気に掛かった。
取り分け、孤高な雰囲気を醸し出す完璧な美貌を持ったエドワードには心惹かれるが、生物の授業で隣の席になった彼は、あからさまにベラを避ける。
彼等は医師であるカーライル・カレンの養子として育てられており、校内の誰とも交わらないという。
エドワードが何故頑なに自分を避けるのか気になっていたベラ。
ある日、校内の駐車場で起こった事故で危うく命を落とし掛けるが、エドワードによって救われる。
しかしベラは、彼が離れた場所から瞬時に現れ、暴走する車を素手で止める現場を目の当たりにしてしまった。
エドワードが普通の人間でない事を悟ったベラは、真相を問い質すが彼は答えなかった。
そして探求の結果、ベラが辿り着いた結論は、ヴァンパイアという単語だった…。
一方エドワードは、仲間から彼女に近付く事を咎められていたが、彼の能力である心を読む力の通じないベラに、苛立ちつつも惹かれてゆく心を抑えられないでいた。


人間とヴァンパイアが禁断の恋に落ちるという、ファンタジー・ロマンス小説の第一作を映画化した作品。
吸血鬼好きという事で、一応押さえておこうと思った映画でしたが、原作ファン層が十代の少女というヤングアダルトノベルのベストセラーだけあって、如何にも少女趣味です。(^_^;)
観ていて、「私、ここに居て良いのかな?」と、ちょっと居場所の無い心持ちに。笑
流石に、この作品と同化するには、自分が年を取り過ぎたという気持ちを持ってしまいました。
でも根幹的には、好きなジャンルである事は間違いないです。
"禁断の恋"とか、"人外の存在"とか。
空想好きの昔乙女な私が、愛して已まぬ世界ですよwww
登場人物達が大人だったら、まだまだのめり込める余地はある筈。多分、きっと、ひょっとすると…。

皮膚が凍る様に冷たいという設定なのですが、その描写が出てきたのは、ベラが車内でエドワードの手に触れた時だけでした。
その後はごく普通に触れたり、キスしたりしていた…。
氷のように冷たい皮膚の人と、普通に抱き合えないと思うんですけど、私は…。
冷たいね…って言わないんだ。辛抱強いぞ、ベラ。(^_^;)

ネイティヴ・アメリカン達は、元は狼族という設定でした。
吸血鬼と狼男って、必ずセットで出てきますね。
ここで出てくる吸血鬼は、日光を受けても大丈夫です。
但し、皮膚がダイヤモンドのように輝いてしまうので、日光が遮られる雨天の日を好みます。
大蒜が苦手、水が苦手、鏡に映らないなどの特徴は無し。
血を飲み、人間を超越したスピードとパワーを持っている不死者です。

エドワードの属する群れは、庇護者であるカーライルが動物の血だけを飲み、人間を捕食しない主義である為、人間と同化し、同じ場所に定住しています。
しかし彼等とは主義の異なる吸血鬼のグループが近隣に現れ、人間を襲った事で問題が起こってきます。
血を吸われて、死に至る前で止まれば、人間は吸血鬼となりますが、カーライル達の考えでは、仲間にするのは他に選択肢が無い相手だけ。
という事で、ベラは人間のまま、吸血鬼のエドワードと恋仲に。

原作を未読なので、この先の展開が判らないのですが、今の所は人間と吸血鬼の恋です。
私だったら、吸血鬼にしてくれた方が嬉しいんですけど。(^_^;)

最終更新日  Apr 27, 2009 01:27:51 AM


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