テーマ:映画館で観た映画(8344)
カテゴリ:映画鑑賞記録
"ANACONDAS: THE HUNT FOR THE BLOOD ORCHID" 監督・・・ドワイト・リトル 出演: ジョニー・メスナー、ケイディー・ストリックランド、マシュー・マースデン、モリス・チェスナット、カール・ユーン、サリー・リチャードソン=ホイットフィールド、ユージン・バード、ニコラス・ゴンザレス、アンディ・アンダーソン、他。 ・物語序盤・ インドネシアのボルネオ島で発見された蘭の花には、細胞の老化防止に劇的な効能がある事が判明した。 その蘭の花“ブラッド・オーキッド”は7年に一度二週間しか花を咲かせない。 一攫千金を夢見る科学者の男女数名は、ボルネオ島にやってきたが、雨季で船を出してくれる船主が見付からない。 漸く破格の報酬で、ジョンソンという男のボロ船をチャーターした一行だったが、リーダー格のバイロンの無謀な独断の為に、船は滝壺へ落下し大破してしまうのだった。 運河や森の中には、巨大なアナコンダ達が生息しており、一行は危機に晒される羽目に。 前作に当たる1997年制作の「アナコンダ」とは、ストーリー的に全く関係ありません。 前作はジェニファー・ロペスが出ていましたが、今作には私の知る限り名前の判る著名な俳優は出ていません。 宣伝にはアナコンダがスケールアップして帰ってきた等とありましたが、そういう印象はありませんでしたね。 どちらかと言うと、蛇に関しては地味な感じがしました。 前作ではアナコンダがメインで、それを追い掛けるクレイジーな人間達という設定でしたが、今回はアナコンダは脇役です。 しかも一匹の巨大なアナコンダではなく、多少サイズダウンした沢山のアナコンダ達が出てきます。 CGの技術が進歩したので、アナコンダの鱗はかなりリアルで、蛇が絡まりあっている蛇溜まりのシーンは、流石に寒気がしました。 (あまり好きな生き物ではないので…笑) アナコンダのインパクトは弱かったのですが、パニックムービーとしては、なかなか良い出来だと思いました。 アナコンダが巨大化したのも、一応科学的に根拠を示していましたし、地味さはある意味リアリティーに拘った結果だったのかもしれませんね。 この映画の面白さは、巨大アナコンダよりも、それに関わってしまった人間達のサバイバルでしょう。 お約束の裏切り者の悪人が出てきたり、お調子者や無骨な船長や綺麗なヒロインと役者は揃っており、彼等が密林という孤立した環境の中で互いに緊迫したサバイバルを繰り広げるという、パニック・ムービーの基本は確り押えています。 中弛みもなく、最後まで誰が生き残るのかと、ハラハラしながら楽しめました。 こういう映画はどういう順序で登場人物が消えてゆき、誰が残るのかを予想して遊ぶのが面白いですよね。 ↑ぷちっとクリックして下さると嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Apr 24, 2005 08:44:19 PM
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