テーマ:試写会で観た映画の感想(678)
カテゴリ:映画鑑賞記録
8/27(土)より全国ロードショーです。
"BEWITCHED" 監督・・・ノーラ・エフロン 出演・・・ニコール・キッドマン、ウィル・フェレル、シャーリー・マクレーン、マイケル・ケイン、ジェイソン・シュワルツマン、ヘザー・バーンズ、クリスティン・チェノウェス、スティーヴ・カレル、他。 ・物語序盤・ 魔女イザベルは、魔法で全てが簡単に片付く生活に飽き、普通の人間のように暮らしたいと人間界へやって来る。 魔法で実らせたのではない、本物の恋がしたいと願うイザベル。 一方、出演作がコケて、すっかり落ち目になってしまった映画スター・ジャックの元に、TVドラマ「奥さまは魔女」のリメイク企画が舞い込んでくる。 このドラマを何としてもヒットさせ、スターの座に返り咲きたいジャックは、自分を引き立ててくれる無名の新人女優を捜し求める。 オーディションを開くものの、なかなか魔女サマンサ役にピッタリの女優は見付からなかった しかし書店で偶然、ジャックはイザベルを見掛け、イメージ通りと彼女をサマンサ役に大抜擢する。 君が必要だと言われたイザベルは、その言葉を鵜呑みにして、彼の依頼に応えるが、ジャックの本心は自分だけが目立てば良いというものだった。 あの懐かしいテレビドラマ「奥様は魔女」のリメイクです。 '64年~'72年の8年間、アメリカの3大テレビネットワークのひとつABCでゴールデンタイムに放映され、日本を始め各国でも放映された人気番組。 と言っても今回の映画の設定は、テレビ番組制作スタッフが、この「奥様は魔女」をリメイクしようとしているというものです。 落ち目の有名俳優と、彼を目立たせる為にスカウトされた素人の新進女優。 でも只一つ違っていた事は、彼女は本物の魔女だったのです…。 という訳で、魔女サマンサを演じる女優が、人間界の生活に憧れて魔界からやって来た本物の魔女だったという所から、物語は始まります。 総評から言うと、可愛らしい映画でした。 その可愛らしさを支えているのは、何と言っても主演のニコール・キッドマン。 いつまでもキュートな役が演じられるものだと感心しました。 因みに彼女は、1967年生まれ。 でもこの映画を観ると、二十代のキャピキャピ・ギャル(死語)のように可憐でした。 あの難しい、魔法を使う時の口を左右に動かす動作も上手くやっていました。 私も子供の頃、あれを真似したものですが、どうしても早く動かす事ができませんでした。(遠い目) 一方、ダーリン役を演じる事となった落ち目の俳優ジャックには、ウィル・フェレル。 私はこの方は初めて知りました。 元々テレビ界出身のお笑い芸人さんのようですね。 映画では「オースティン・パワーズ」などに出演しているようです。 お顔立ちの方は、トップスターを演じている割には、お世辞にもハンサムとは言えないタイプで、どちらかと言えばコメディアンに見えます(笑)。 すっぽんぽん(モザイク入り)で登場するシーンもあり、この辺は完璧にお笑い芸人ですね。 ニコールの美貌とは、どうしても釣り合わないのですが、ユーモラスな芸風で許しましょう。 更に、脇を固めるのは、お久し振りに観た気がするシャーリー・マクレーン、そしてイザベルの父親役には名優マイケル・ケインと、大物を起用しています。 この二人のチャーミングな演技も一見の価値ありです。 全体的にはラヴ・コメディの域を出ていないお手軽作品ではありますが、魔法というアイテムと、登場人物の可愛らしさで、そこそこ楽しめる作品に仕上がっていたと思います。 補足ですが、日本版のテーマソングを歌うのは松田聖子です。 曲名は「I'll fall in love」 私は試写会だったので、これを聴く機会はありませんでしたが、劇場ではエンディング・テーマに加えて、映画上映前に聖子ちゃんからのメッセージ映像が流れるそうな。 ↑ぷちっとクリックして下さると嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Aug 21, 2005 07:08:43 AM
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