テーマ:映画館で観た映画(8346)
カテゴリ:映画鑑賞記録
"ALONE IN THE DARK" 監督・・・ウーヴェ・ボル 出演・・・クリスチャン・スレイター、タラ・リード、スティーヴン・ドーフ、フランク・C・ターナー、マシュー・ウォーカー、ウィル・サンダーソン、マーク・アッチェソン、他。 ・物語序盤・ 今から二十年以上前。エドワードは孤児院で育てられていた。 ある日、同じ孤児院の子供達19人が失踪に見せ掛けられて連れ去られた。 その背後には、優れた文明を誇りながらも滅び去った古代アビカニ族の遺物を手に入れ、光と闇の世界を遮る門の封印を解こうと目論む闇の組織の暗躍があった。 連れ去り事件の際、一人身を隠していたエドワードは、成長して対悪魔殲滅特殊部隊“A.R.C.A.M.<アーカム>713部隊”に入隊した。 その後、この部隊を抜けたエドワードは、超常現象の調査員として暮らしていた。 元恋人の人類学者アリーンの協力を得て、陰謀を阻止しようとするエドワードだが…。 ゲームソフト原作の三流映画ばかりを撮り続けている、ウーヴェ・ボル監督の作品です。 もう二度と、この監督の映画は観ないでおこう…、今度こそ、そう誓いたくなるような映画でした。 彼はある意味、現代のエド・ウッドなのかもしれません。 それ位、彼の生み出す作品は、毎回クソでございます。 先日、ボル監督作品の「ブラッド・レイン」を観た時は、まだ何処かに惜しい…という気持ちが残りました。 もう少しこうしたら良いのに、という点が色々あって、まだ同情の余地がありました。 でも今作はひどい…。 「アローン・イン・ザ・ダーク」と言うのは、有名なゲームソフトです。 「バイオハザード」の前身とも言うべき作品と言えば、どのようなジャンルか判ると思います。 でもそのゲームをモチーフにして、ここまでツマラナイ映画を作ってしまうなんて、凄すぎて感服しました。 あまり語るべき点も無いのですが、ストーリー以前に鬱陶しいのが、矢鱈と煩いBGM。 ハードロックがガンガン流れているのです。 そして目の前には、チカチカと目まぐるしく動く銃撃シーン。 これにはもの凄い催眠効果があります。 観ようと頑張るのですが、知らず意識が遠のきます。 ストーリーも大して深いものがなくて、ただモンスターと撃ち合っているだけの映画なので、眠さ倍増でした。 結局、モンスターとの銃撃戦を撮りたかっただけのご様子なので、ストーリーなんて好い加減で説明不足で中途半端。 またモンスターの造形も目新しいものが無く、他の点もどれを取っても、何処かの映画の使い回しというようなチープな印象を受けました。 「アローン・イン・ザ・ダーク」もこんな大駄作映画にされて可哀想に。 クトゥルフ神話を生んだ作家ラヴクラフトの世界観と、ゲームの世界観を融合させたそうですが、勝手に融合させるなと言いたいです。 どっちのファンもお怒りですよ、これは。 クリスチャン・スレイターは、私生活が荒んでいて、本業も落ち目で、こんな映画に出ているようでは将来も暗いですねぇ…。 ↑ランキング参加中。ぷちっとクリックして下さると嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jun 7, 2006 01:17:31 AM
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