バッテンの花道

私は子供が嫌いだ


昔、そんな歌がありましたよね。

私も実は子供が嫌い。
それに気が付いたのは、自分が親になってからでした。
正確に言うと、自分の子以外が嫌い。


『きゃぁ～可愛い～』って
小さな子供や動物を見ると駆け寄って行く優しい（？）女ではありません^^;

母性が欠落してるのか？
人間性に問題があるのか？

いや、可愛い赤ちゃんや好きな犬を見たら自然と顔はほころびますけれど。。。


しか～し

私は昨日、気が付いてしまいました。
子供が嫌いな本当の理由に。。。


お昼休憩に安さに定評のある、ファミリーレストランに入ってしまった私と職場仲間のネェさん。
ネェさんがタバコを吸うので喫煙席を希望。
案内された席の後側の４人席に３０代の女性が３人。
その隣のテーブルには、小学１年生か年長？くらいの子供が６人。
どうやらそれが一つのグループらしい。

その席に案内された時点で、“うるさいなぁ～・・”とは思っていたのですが
ネェさんが『私らはもうすぐ孫が出来るんやから、子供のうるさいのには慣れとかなあかんよ^^;』

と言ったので、我慢我慢。
歩き回る子供たち。。。我慢我慢。
ドリンクバーにたむろする子供たち。。。我慢我慢。
飲みもしないのに次から次へとウェイトレスの真似事をして
ドリンクを運んで遊ぶ子供たち。。。我慢我慢。

親は・・・？

無視です。
完全に自分達の話の世界に入り込んでいます。

見てはイケナイ。
気にしてはイケナイ。
ストレスになるだけ。。。呪文のようにつぶやく私。


ソファーの背もたれにまたがって、大きな声で騒ぐ子供。
それを真似て、親のソファーにやってきてまたがろうとする子供。

３・２・１


スイッチＯＮ


『もうっ！いい加減にして』

私がキレた。
親のソファーにまたがるというコトは、必然的に私達のソファーの背もたれでもあるワケです。

その瞬間・・・

まさかの反撃に遭いました。

『うっさいな！ババァ』

一人の親が逆キレ・・・
はぁ～っ・・・？
そして子供達に

『うるさいオバハンが怒ってるから、静かにしぃ！』と。

私はツカツカと子供のテーブルに行き・・・


『このお母さんの言い方は間違ってるから、聞かなくていいよ』と言いました。

子供たちはシーン・・・。

その親の方を見ると、今度はネェさんが説教を始めてます（笑）

『子供の前やねんからよう考えてモノ言いや！』

親はまだブツブツ言ってます。

『子供が騒ぐのが嫌やったら、ファミレス来るな』とか
『気に入らんかったら席替えてもらえ』など・・・

あかん・・・これ以上聞いてたら手が出そうな二人（爆）
誰か黙らせてくれ～～～。

親のうちの一人が、バツの悪そうな顔をして

『もう行きましょう』と席を立ちました。
子供たちもそれに従って、レジの方へ・・・。
最後に残った悪態をついた親も、渋々席を立ち・・・
私達の横を通る時に、最後の捨て台詞。

『あほちゃうん』





ネェさん、追いかけました。


が・・・逃げられた（笑）


そうして静粛な午後の時間が、店内に戻りました。
しかし、ドッと疲れが・・・・

私、そこで気が付いたのです。
私は決して子供が嫌いなワケじゃなく、傍若無人な子供を叱らない親が嫌いなんですね。

そう。。。
自分が子供を持ってから、ずっとそうだったような気がします。
デパートで泣き喚いたり、電車などで騒いだり、他人に迷惑をかけてるのを注意しない親。
なんで？？？
って不思議に思っていました。


私はそんなバカ親が大嫌いだぁ～