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重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

 2011年に初めて特定された新種のSFTSウイルスを保有しているマダニにかまれること

などで感染して引き起こされる病気。主な症状は発熱や吐き気、下痢などで、血液中の血小板や

白血球の減少が特徴。重症化して死亡する例もある。09年ごろから 中国で患者が見つかり、

中国での致死率は12%という。米国でも似た症例の報告がある。有効なワクチンはなく、対症

療法が主な治療となる。


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