チェロの保管上の注意一般の楽器と同じ部分が多々あると思いますが、ゼロスタートでまとめようと思います●楽器は温度や湿度の変化を嫌う。弦楽器の理想的な環境は、 温度:20℃ 湿度:50% 冬場の乾燥に気をつける 梅雨時の多湿に気をつける 夏場の高温に気をつける ということで、日当たりの良い部屋は温度、湿度の変化が大きいので、あまりお奨できない。最上階ではない北向きの部屋で湿気がこもらないように適度な換気を心がけるのがお奨め。湿気だけ気をつければ、地下室はかなり良い環境となる。 ●絶対やめたいことは、 直射日光に当てること 熱源のそばに置くこと 冷房や暖房の風を直接当てること 弦を緩めること(魂柱や駒が倒れたときや、長期間使用しないときは別) ●置き方は、 ケースに入れる (長期間入れっ放しにするときで、なおかつ湿気が気になるときのみ除湿剤を入れておく) ケースに入れる前に松脂を弦、指板、本体、弓のスティック部分などから乾いたタオル、ティッシュ、シリコンクロス、Tシャツなどの切れ端などで拭き取っておく Tシャツは万能。 シリコンクロスはニスが塗られている部分用。シリコンクロスで松脂や弦は拭かない。 乾いたタオルは弦や指板用。ニスが塗られている部分には使用しない ティッシュは水分を素早く拭きとる取る時等に使用する 弓は必ず緩めてからしまう 地震があっても倒れないように置く 地震があっても物が落ちてこないところに置く |