九番目の雲に隠れた蒼い月

冷たい雨の土曜日、野暮用が済んでしまえば、ヒマ・ヒマ・ヒマ。

こんな時はアレです。

掃除でも洗濯でも石鹸作りでもなく......低糖質な食べ物実験っ！


糖質制限仲間のトントンさんに教えてもらってからずーっと探していたトーフミール↓、
昨日、一駅先にあるスーパーでようやくゲット致しましたので、
最近話題の低糖質チヂミで実験してみようかと。






参考にさせて頂いたのは亜麻仁さんのこのレシピです。
今回は実験なので、味と食感が比較しやすいようグッとシンプルな配合にしました。


☆低糖質チヂミ実験☆

おからパウダー、トーフミール、それぞれ30gに下記材料を配合しました。

・サイリウム・・・10g

・水・・・200g

・干し海老・・・10g

・ニラ・・・適宜（一掴みくらいかな）

・えび塩（バオコップ）↓・・・小さじ1杯（海老粉末に唐辛子・ニンニク・塩を合わせたベトナムの調味料）


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*「干し海老」は、どうしても中華食材の干し海老が見つからなかったので、
和食でよく使う↓こんなのを使いました。（でもこれオキアミっぽいよねー）





いざ実験。


＜ナマ生地比較＞

おからパウダーの生地↓。団子状で硬め。ヘラが自立するくらい硬い。





トーフミールの生地↓。トロトロにゆるめ。
トーフミールは粒子が粗いせいか吸水に時間が掛かる。
水分と合わせてから15分以上置いた方が良いみたい。





おからパウダーとトーフミールを1:1で合わせた生地↓。軟らかめだけどポッテリとまとまる。





＜焼き比較＞　焼き時間　表4分＋裏3分　中火

おからパウダー生地↓。加熱した途端にトロトロに柔らかくなる。
生地が柔らかいので、ひっくり返す時にちょっとコツが必要。




トーフミール生地↓。ナマの時と違って、加熱すると結構まとまる。
ひっくり返すのもこっちの方が簡単。ボツボツとした焼き色がやや微妙。





おからパウダー＋トーフミール混合生地↓。ほぼトーフミールのみの生地と同じ感触＆見た目。
やっぱりボツボツとした焼き色。これはトーフミールの粒子の粗さがそのまま出てるみたい。





＜味・食感比較＞

おからパウダー生地↓写真右側。焼いてる最中の軟らかさがウソのようにモチッと締まった食感。
サイリウムのネットリ感はそれほど気にならず、えび塩効果なのか、
おからの味も匂いもほとんど感じず、かなり美味しい。


トーフミール生地↓写真左側。プルプルとした軟らかい食感で、チヂミとはちょっと違う感じ。
水分が多過ぎたせいかと思われ。水分を150g以下に減らすともっと良くなるかも。
ただ、これが高野豆腐で作られているのは言われてもちょっとわからないかな。味は美味しい。





おからパウダー＋トーフミール混合生地↓。
ちょうど両者の中間...になるかと思いきや、見事に違った。
ほぼトーフミール単独生地と同じ食感と味。わざわざ混合する必要は無いかな。






＜まとめ＞

3種類とも味は期待以上！

風味がよくわかるようにと、牛乳や豆乳は入れず、水と卵だけでベースを作りましたが、
風味食材のえび塩や干し海老の味が期待以上に生きていて、ニラの旨味も十分に味わえました。

違いが大きく出たのは食感と焼き色。

トーフミール自体の粒子がかなり粗いため、水分を吸収させてから焼いても、
その粗い粒子そのものに強い焼き色が着いてしまうため、やや微妙な見た目に仕上がります。
ただ、もっと水分量を減らしたり（今回は明らかに水分過剰でした）、
他の食材をプラスすることで、ここら辺は簡単に解消できるかと。

おからパウダーとトーフミールを合わせた生地には、あまり特長を感じませんでした。
どとらか単体で十分じゃないかと思います。

私の個人的好みでは、おからパウダーの生地が美味しかったです。
こういう元々が小麦粉で成り立っているメニューには、
小麦粉と同程度に微粉末なおからパウダーが向いているんだと思います。



楽天内ではトーフミールそのものは探せなかったんですが、粉末の高野豆腐は色々ありますね。












最近見つけた微粉末おからパウダー↓






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