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2005年04月13日
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テーマ:Jazz(1961)
カテゴリ:JAZZ
Stewy Von Wattenwyl (p)
Eric Alexander (ts)
Daniel Schlappi (b)
Peter Horisberger (dr)
Live At Bird's Eyeこのアルバム、私的には正解だったです。
おもしろかったです。
Eric Alexanderのぶっ飛ばしは、有名でございますが、
感情たっぷりのバラードもとても素敵です。
いつも、うらぎることなく、素敵な演奏きかせてくれます。
このどちらもが満足しちゃいました。

スイスのピアニストStewy Von Wattenwylはセンスもよく、小気味よくスィングするピアノです。
ダイナミックでかなりアグレッシブな演奏をきかせてくれます。
なんか、クールな感じなんだろうなぁ~、って勝手に思ってたら・・・
ヨーロッパの人ですが、耽美派エヴァンス系てな感じでなくて、(まあ、エリックと共演するんだもんね)隙間にガンガン音を入れてくるタイプです。
ソロは弾きまくり、止まらなくなってます。
で、そのテクニックには舌を巻く。激しさと静けさを兼ね備えていています。
何処かヨーロッパ的なの気品、気高さみたなものを持ってて、情熱的。
熱くなって来ても、ノリだけでなく、演奏そのもがかっこいいです。

どっかなぁ~、ってところが無いわけでもないですが、私は大満足でした。
ただし・・やはり、アレキサンダーの多作のせい?ピアノの知名度のせい?
それとも、私のお耳の悪いせい????
あまり話題になっていなかったような・・・。(^_^);;
で、曲目。

1.Second Milestone
2.Moment To Moment
3.Dolphin Dance
4.O Grande Amor
5.Olivia
6.Voyage

ジャズクラブBird's Eyeでのライブ盤、一発目は、彼のオリジナル曲。
彼は作曲もしまーす。これがねぇ~、結構いい曲、作っています。
歌心があるのが、人気の大元でもありますよね。
一曲目のSecond Milestone、出だしから、快調にとばしてくれます。
いきなり彼のソロでガンガン飛ばして、始まって一分目くらいで、買ってよかったぁ~、って、喜ぶ・・。ホント、単純なんです。
2曲目、マンシーニのバラードMoment To Moment・・
これ、Second Milestoneでも演奏していますが、
今回、彼の演奏の陰陽、感情のはいりかたがいつもにまして、すばらしい。
美しいピアノの演奏に誘われるように吹き始めるエリックは、エモーショナルな曲想にぴったりとあった涙のでる演奏です。はい。
バラードはこれで、キマリ、みたいな、切なさと情感がこもってます。
後ろで繊細に細やかに支えるピアノもとても、いい感じ。
長いエリックのソロの後に前にまわったときもきらめくような美しいメロディとタッチで静かに、感情を表現してます。
大好きなDolphin Dance でも、彼の深~く、長~いフレーズは、素敵な展開をみせてくれました。
ジョビンのO Grande Amorも、何気なく軽く始まった演奏は、上がる上がる!!加速をつけてどんどん盛り上がっていきます。お互いに刺激されあって、気づけば、おぉ、情熱の嵐!!すげぇ~、その場にいたら、席を立ってしまそうな気分!
ピアノのオリジナル曲では、少しだけフリーな雰囲気も楽しめる趣向。
でも、難解ではなく彼の演奏はソウルフルで、オリジナルの印象的なメロディをかなり自由な雰囲気の演奏できかせてくれます。
最後はケニーバロンのVoyage!ドラムソロから入って、終わりにむかって一致団結驀進体勢!エリックは、きぃ~、って音まででちゃう、熱の入った演奏かと。
ピアノもバッキングも、これでもかという熱の入ったソロも燃えました。
盛り上がるだけ盛り上がって、最終回!って、幕切れでした。

さて、この熱演の後、Bird's Eyeはどうなったのでしょう・・?
意外と少ない拍手から連想すると、みな、我を忘れて放心状態?
って、事かしら??





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最終更新日  2005年04月14日 09時29分21秒



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