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2005年10月20日
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テーマ:Jazz(1961)
カテゴリ:JAZZ(Grazie Italia )
Pietro Condorelliは、イタリアのギターリストです。
私は、たぶん、Sonora Art Quartetっていうバンドで聴いたのが最初だとおもいます。このアルバムは彼のリーダー、2作目で、2000年の録音ですから、もう、五年近くもたってますが、私のお気に入り盤です。

基本的には、コンテポラリーなギターで、結構、不思議モードのアルバムもあるのですが、これは、Fabrizio Bosso を迎え、全員一丸となって突進モードのアルバムです。難解さは全くない。普通にジャズの好きな人にたのしんで貰えるとおもってひっぱしだしました。(もったいないけど。。)
他のアルバムに、ジョーパス、ジムホール、ウェス、、、その他、、にささげる、と書いてありましたが、特定のスタイルを目指してるわけではなく、自分自身を大事にしてるギタリストです。(あ、みんなそうだね)

2曲Quasimodo (Charlie Parker)と Butterfly (Filippo Dallio) をのぞいて、彼のオリジナルです。
1曲目から、躍動感あふれる全力疾走でとばします。各自のソロをまじえながら、全員で息のあった演奏。コンドレッリは、よどみなく湧き上がるフレーズを次々に弾き、快走。ピアノも、アグレッシブに呼応して、ハイテンションな幕あけです。
もちろん、ボッソもいきなり全開で、火花もでそうな演奏です。
2曲目タイトルそのままの静かなバラード。暗闇に静かに漂うようなボッソのフリューゲルが美しい。夜風に吹かれる羽衣のよう。
コンドレッリのソロも内省的に柔らかな感情表現で、静かにでもよどみなく流れていきます。
この後アルバムは、静と動、光と影、のように緩急ついた選曲、演奏がつづき、どの曲でもコンドレッリのインテリジェンスにあふれるギターと、ボッソのまばゆいばかりの演奏、Francesco Nastroを始め、リズム陣の素晴らしいサポートで、最後まで手に汗握りながらたのしめます。
そう、ピアノもベースもドラムも、完璧にコンドレッリの目指すところ理解してます。特にピアノかな。。

ボッソもですが、コンドレッリのアドリブもほんと、はじまったらとまらない、、なんの躊躇もなく、次々とフレーズがでてきて、もう、最高なのですけど。。
そう、アレンジもなかなか凝っていて、かっこいいです。
オリジナルも楽しかったけど、Quasimodoと Butterflyが印象的でした。

1. No Bluers (Ultras)
2. Evening Prayer
3. Tribute To An Unknown Hero
4. Epcode
5. Butterfly
6. The "B" Song
7. Istruzioni Per L'ufo
8. Quasimodo
9. Fat Again

Pietro Condorelli (G)
Fabrizio Bosso (Tp, Flh)
Francesco Nastro (P)
Pierto Ciancaglini (B)
Pietro Iodice (Ds)

コンドレッリ、新作は二年前の録音ですが、4管のようです。
ふぇ~、どんなんだろう、、、
また、どど~んと、ハートを直撃かもしれない。。。





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最終更新日  2005年10月20日 19時17分44秒
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