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2007年01月22日
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テーマ:Jazz(1961)
カテゴリ:JAZZ
Nearness of You: The Ballad Book/Michael Brecker
マイケルブレッカーのバラード集をかける。
先週、ジャズファンの間で一番聴かれたバラード集かもしれませんね。
デックスの演奏で有名な「Chan's Song」から始まるアルバムは、いわゆるジャズスタンダードではないけど、素敵な曲がならんでいます。
どの曲も、マイケルブレッカーにとっては、大事な曲なのでしょう。
冒頭曲から彼のワンフレーズで、暖かでロマンティックなムードが漂う。
いつものパワフルでスピーディな鉄人マイケルブレッカーは影を潜め、優しく耳元で囁くジェントルなマイク。
優しく、ゆったりした時間がつづき、時々、胸の高まりが抑えきれなくなったように、エモーショナルな演奏になるけど、彼は素晴らしい仲間と一緒に心に残る大切な曲を、丁寧に吹き上げていく。。
30年!以上のつき合いのジェームステイラーの歌でのオブリガード&ソロを聴いてると、、
青春の日、大切な人達と過ごした、セピア色の時間を思い出す。(遠い目)
互いの素晴らしい未来を信じた日々。。
エピローグの曲は、「I can see your dreams」と名付けられたマイケルブレッカーのオリジナルでした。

マイケルブレッカーは、想い出ととして語るには、まだ生々しすぎます。
へい!その影響力は、まだ、現役だぜぇ。
そして、アルバムで、演奏を聴けば、ずっーーと、現役だぜぇ。
だから、往生際悪いと言われても、「さよなら」は、まだ、言わないのである、、
でも、、今まで、随分お世話になりましたよね。。。m(__)m
極東の田舎。。随分離れた所でしたが、、同じ時間をすごせて、たのしかったです。
本当に、格好良かったわ。
ありがとうございました。

そう、、もっと時間がたてば、、私の気持ちの中でも、、
マイケルブレッカーを天国の人として、、自然に思い浮かべる時がくるのでしょう。。ね。
時の流れは、段々と、、地上の人を、天国の人にしてしまうのですから。
いろいろな状況があるとは思いますが、、
きっと、、人の営みというのは、、そう言うものなのです。
亡くなってしまった人が帰ってくることはない。
亡くなった人が、新たに何かすることもない。
でも、想い出は、想い出を持ってるその人が生きてるかぎり、残ってますから。

人は99%は想い出でできてる。あとの1%は、未来への希望。
なんちゃって。

ブレッカーブラザーズのヘビメタビバップ、ケニーホイラーとのECM盤(@_@)、メセニーとの共演盤、超有名なピットインライブ盤、、、それぞれ楽しめるアルバムを沢山持ってるマイケルブレッカーなのですが、今日の一曲は、なぜか、、これ。

One More Angel/John Patitucci
ベーシストのジョンパティトゥーチのアルバム。ほとんど彼のオリジナルで構成されたアルバムです。
モチアン、パスカといった、ハイセンスなトリオに、曲によってゲストが加わるアルバムです。。
アルバムの、、出来は、、まぁ。。悪くはないけど、、
ちょ~~っと、自己顕示欲?思い入れがつよすぎるかなぁ?って感じなのですが、、
マイケルブレッカーも2曲に参加しています。
そのうちの一曲がタイトル曲の「One More Angel」。
初めて聴いたときに美しいメロディと言うだけでなくて、随分、心やすらかな気持ちになる演奏だなぁ。。って、感じました。
余り多用するのはどうなんだろう?っておもうんだけど、
「心癒される」
そんな感じの曲と演奏でした。
で、、この一曲リピート状態だったのですが、後から、この曲はパティトゥーチの亡くなった娘さんに捧げられた曲だと教えていただきました。
天国の可愛い天使に、パパが愛情込めて作った曲。
マイケルブレッカーも静かに気持ちを込めて、可愛い天使の為に天国にまで響く演奏です。。。。
今日は、もうひとりの、、新参者の天使のために、、(T_T)
この一曲を聴きたいと思います。

************************

マイケルブレッカーのためにブログ休んでいたワケではなくて、
自分の事、家族の事でちょっと大変だったのです。
週末は、新潟ジャズストリートだったのに、、そのことすら、思い出さなかった。。。
清く正しいジャズファンの皆さま、、お身体を大切に。
そして、ご家族を大切に。。。
明日から、私は、清く正しく、、イタリアに回帰しま~~す。(きっぱり)





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最終更新日  2007年01月22日 17時30分10秒



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