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わぁっ!って、ちょっとどっきりした人おおいのではないでしょうか?少し前にナリーさんが勧めまくっていた「Inversations/Ari Hoenig」のアルバムで改めてAri Hoenigの馬鹿テクを思い知らされたすずっくは、彼の参加作品をあさっていましたら。。 そうしたら、、、ねぇ、、行きあたってしまったのねぇ~、、このお顔に。 もの凄い、自信とパワーもったジャケットだぁ。 いわゆる「美品」ではないけど、強い意志をかんじます。 「顔は女の命です」なんて、実物以上に綺麗に写してもうらうが当然みたいな写真は沢山あるので、あまり印象にはのこらない。 でも、ここまで自らを素にして、しかーーも「勝負」にでてる写真だと興味がわいてきます。気になりますよね? 全く知らない女性ピアニストだけど、これはAri Hoenigも参加してるし、試聴したら、ジャケットのインパクトにも勝るとも劣らない、すげぇ迫力あるピアノが鳴り響いたのです。おぉぉ。。 私の女性のピアニストの好みは、ジュリアレン、リタマッコリル、ナタリロリエと、知的で繊細な面とパワーと度胸も持ち合わせてる、いわゆる男勝りのピアノが好きでーーす。(きっぱり)だって、女の子だも~~ん。(バッシ) 女子校の時に陸上部の短距離の先輩に憧れたのと、、同じ心情かな? これは自主制作なの?決めた、応援してやる。 で、買った。 到着して、すげぇ~って思っていたら、すぐにリンク先のクリスさんところにこのお顔が載った!驚き。いつも、早い。 かなり詳しくバイオやバックグランドが書いてありますので、是非、参照に。 イタリアはミラノ出身で、十年前までクラシックのお勉強してて、ジャズに目覚めてからはイタリアの名だたるピアニストに従事し、2004年にニューヨクにでてきた、ってワケらしい。で、約1年後にはこのアルバムを録音して、またまた約一年後にはリリースってことみたいです。。(すまんです、すげぇ略してまっす) 小さな声で、私は、はじめ、、ダンドレアさまが頭にうかびました。 1曲目から、ノックアウトされそうな強い個性なのです。くるぞぉ、って感じ。 テクニックとか、音使いとか、あまりに細かく慎重になりすぎたよい子ジャズの多い今日この頃、感情を爆発させたような彼女のピアノ演奏は、、ちょっと、びっくり。 たぶん、趣味を越えて多くの人が惹きつけられるものがあるんじゃないかなぁ。 なんか、直感的、野性的な感覚がいいよねぇ。 ジャズはメロディも凄く大事だけど、演奏の面白さだってやはり大きいぞぉ、って、再認識。 そして、聴き手に協調するような心地よい演奏や音楽だけが、素晴らしい演奏なのでは無いってのも再認識。演奏者の主張をハッキリ、すっぱり、押し通してみることも聴く側も気持ちよかったりする。 Ari Hoenigはもちろんなんだけど、ベースのJoe Sandersも私的には無名なのですが巧いわけで、ほんと、三人で反応しまくる世界なのはご想像通り。 低く唸るような彼女の左手が、かなり挑発的な感じです。 そして、スタンダードも3曲演奏してるのですが、2曲目は、みんなが大好きな枯葉。 何故か感じる都会の喧噪と風に舞い散る色とりどりの枯葉がイメージされちゃう「百葉繚乱」の世界。 3曲目のオリジナル、優しく覚えやすいメロディ。。彼女が女性だったことに、ふと、思い出す。m(__)m 4曲めの「よくあることよ」はねぇ、よくある風には、演奏されておりません。(きっぱり) 5曲目のAle`s Dog は、テンポ、拍子をかえて、フルスロットルな感じの疾走感と躍動感を溢れさせたお見事な演奏。 この辺で普通は、ブラボーとか言ってしまう。。 一転、b.r.a.d.は、静かに一音一音に気持ちをこめたピアノからはじめる。 次第に、音の数が増え、空間に散らばって行く音は、夜空の☆のように煌めく。 再び強い意志の感じる、力強い演奏、Prayer For Robert。真摯な願いは神に届いたのだろうか。。 8曲目は、ヨーロッパ的なセンスがいっぱいな情感たっぷりな世界。 少し陰りのあるメロディを中心に揺れ動く心情描写かしら?好き☆ 最後のスタンダードは、But Not For Me。 さほど奇をてらわずだが、やはり、かなり彼女流。 アルバムの終演はタイトル曲、Looking For An Exit。 人生は迷宮の城。 人は時として道を見失う。迷う。 独り心の闇をさまようとき、出口の向こうは果たして光なのだろうか。 出口にたどり着くことが、正解なのだろうか? 残された結果が全てなのだろうか? 出口を探す焦り、、ぐるぐる回る思考。。。 ちょっと、深い。 度胸よくはじまったこのアルバム。最後はなかなか内省的な響きを含んで終わった。 うむ、やはり女は深い。(えっへん!) と、全編、ドラムとピアノは文句なくカッコイイ。度胸良く疾走感とグルーブ感が気持ちよいピアノなのです。で、時々曇り。それが、また良い。 ベースも時々私的な疑問文が無いわけではないけど、やはり、カッコイイ。 ドラムのアリさまは、まさに「蝶のように舞い、ハチのように刺す」ってアリ違いっすか? 春の嵐のような一枚。覚醒できる一枚。肝試しな一枚。 覚悟して聴くように。。。もしも、文句があっても、、、、ジャケットを思い出すべし。 「顔は女の心意気」、、そんな一枚で、ございました。 1. Smokersion 2. Autumn Leaves 3. Four O Clock 4. Just One Of Those Thingss 5. Ale's Dog 6. b.r.a.d. 7. Prayer For Robert 8. Junkie Paper Dragon 9. But Not For Me 10. Looking For An Exit Simona Premazzi(p) Joe Sanders(b) Ari Hoenig(ds) PRE(PRE001) 前号のジャズ批評には、ジャケット大賞なるものが掲載されていて、その選択基準の偏狭ぶりとある種の自信にびっくらしたんだけど、その時に、リンク先のjazzaudiofanさんがそのことについてかなり「真摯」なご意見をのべていて、そこからエロジャケを生んでる日本的背景なんかにも触れていて、女性の私はまさに溜飲を飲む思いでありましたぁ。ごっくーん。ありがとぉ。 私は普段から「そのアルバムの音楽、あるいは演奏者が不在なジャケット」はいらないな、って思ってるので、エロジャケはもちろんなんだけど、まぁ、なんの意味もなく天下の名画なんか使うのもジャケットとしてはピンと来ないんだけど、、、 この世の中のエロが悪いなんて、言ってるのではないので、誤解しないでね。 ホント、単純な事なんだけど、ジャケットなんですけど。 私のように頭のわりぃ人間には、意味不明のジャケットではなかなか中味の音楽が想像つかんのであります。馬鹿なヤツ、可哀想なヤツ、だとおもって、もっと親切なジャケットにしてくださいませ。 で、音楽の周辺で喰ってる人達は、 演奏者や音楽に深甚な敬意を持って欲しいものでございます。(きっぱり) 追加 Simona Premazzi本人のサイト 彼女のmyspace 沢山の人が訪れると、それも励みになるものね!
最終更新日
2007年04月16日 16時58分23秒
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