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2007年10月09日
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テーマ:Jazz(1961)
カテゴリ:JAZZ
秋空にデュオが似合う、って、事なのですが、すずっくはデュオを沢山持っております。
なんでだろう?たぶん、寂しがりだからん。(バッシ)痛いんだから、、もうぉ。

今日はね、ちょっと異色な組み合わせから。でも、考えたら好きな楽器群二つです。
私ね、基本的に、「糸もの系」、そして、「吹きもの系」が楽器では好き。
なんで?って…やっぱ、音が人肌だから♪ほら、寂しがりだからん。(バッシ)

でもね、この二つの組み合わせは、ありそうでなかなか無いきがします。
やっぱ、ピアノが入るデュオが圧倒的に多いもん。
どう?すぐに思いつくアルバムある?
あ、フレズ(トランペット)はキャストリ(ベース)とデュオだしてまぁす。
ベースって、コードもできるけどコード楽器とはいわないよね?言うの?ん??
デュオだと基本は、片方はコード楽器っすよねぇ。
今回は、ギター&トロンボーン(バルブ)つう、組み合わせ。

このふたり、カナダのジャズ界では超有名人です。(きっぱり)
そして、ビッグバンドの世界でも有名人だとおもう。
が、一般的な清く正しいジャズファンには、知名度の低いミュージシャンかもしれません。
Rob Mcconnell はバルブトロンボーン奏者&The Boss Brassって、ビッグバンドのリーダー。
Ed Bickertはギターリスト。で、The Boss Brassでの相棒。ちゃんと、ソロがある(爆)レギュラーギターリスト。
ギターのエドはともかく、ビッグバンドマニアでも、八分音符フェチでも無い私がロブを知ってるのは、クリスマスオタクだからぁ。
コンコードから「Big Band Christmas/Rob McConnell and the Boss Brass」がでてます。
ここでは彼はクリスマスソングでしかソロとってませんが。(秋空に確認したぁ)
おまけに我が家にはカナダはバンフから連れ帰ったティディベア「ろぶサンタ」がいまっす。マイミクには、お馴染みなはずぅ。
「すずっくさんて、毛深いのね」っていわれてますが。似てる?
つうことで、主役の一人、バルブトロンボーンのロブさまは専門家のご意見「やぎ@にいがた」さまをご参考にしてくださいませ。

エドは、ちょっと、おっかけした事もあるギターリスト。
ギターオタク以外はね、たぶん、ポールデスモンドのアルバムにいるので知ってると思う。
どんなギター、っていわれたたら、「ジャズギターが歩いてるような人」って言うわ。(きっぱり)
ジムホールが気に入っただけあって、ジャズギターのテクニックはばっちり。
この人の演奏は、ジャズギター好きにはたまらないけど、ロックのお兄ちゃんにはどうなんだろう?ま、渋いことは請け合う。トニカク、ジャジィ~、ってヤツ。
いわゆるコードソロとかでのハーモニーはもちろん、シングルトーンのフレーズにバランスよく入るコードとか、もう、ホントジャズギター!、って感じで、素晴らしいセンスでたまらんものがあるのです。
彼のハーモニーはねぇ、ギターが一本、って感じを越えた、広がりのある感じ。
音色はねぇ、甘く豊かな味わいがある…。ちょっと、そのスジには…たまらんです。
でね、ロブさまの私の持つ感覚では、やっぱ、その身軽さ、つまり機動力。
個人的にトロンボーンの持つ音色の魅力はたまりませんが、一部の凄腕トロンボーンを除き、その重さゆえにジャストタイムな感覚が難しいのですが、やっぱ、バルブ、ってことでかな?、トロンボーンの音の魅力をそのままに、実にジャストタイムな演奏。(って、言い方でいいのだろうか?)
で、ちょっとスモーキィなんだけどその柔らかな音色。陰影があるとでも言うか…。

前置きが長くなったけど、演奏曲は、トロンボーン奏者が作った3曲と、スタンダード。
でも、有名な曲は少ないよね?つうか、私がしらないだけかぁ。ちょい、古めだけど、良い曲が多いです。
1曲目から、軽快なトロンボーンの演奏とギターの演奏ににんまりなのです。
ま、大概そうなんだけど、1曲目でアルバムの善し悪し、お気に入りになるか、ならんか、、わかりますよねー。
2曲目、Wrap Your Troubles in Dreams。この演奏ね、ブルーミッチェルの名演I'll Close My Eyesに通じる高揚感のある演奏、幸せ気分になれる曲♪
3曲目はメドレーなんですが、哀愁のたっぷりな素敵なバラード仕立て。
ロブの歌心ももちろんだけど、エドのメロウなソロが魅力的。メロメロ。(^_^);

ええとね、ホント、ふたりの間には、どちらが主、従、って感覚はなくて、一つの曲をふたりで「紡ぎあげていく」感じ。
自然な感じで、メロディの交代が行われ、気付くと一曲おわってるのです。
ほら、繋ぐて、いうのは、結び目ができるでしょ?あくまで、「紡ぐ」、って感じですね。
曲によって、片方に主導権を感じるものもありますが、基本的に対等な立場、そして演奏スペース。
素敵な会話になってるのよ。
こういうのはね、良いデュオの作品には良く感じますね。
ロブはね、メロディを吹くときも、伴奏になるときも音の強弱にもとても繊細で、同じようなリフをならべても、表情が違うのです。

テンポの良い4曲目のような演奏は、ふたりの阿吽の呼吸がよく分かります。
ロブのアドリブ部分は、トロンボーンと思えない、音符のきざみ方をしてくるのですが、エドはね、なんの迷いもなく対応してるのです。ま、逆もなんだけどね~。
コードの選び方とか、タイミングとか、完璧!
最後、ふたりの音が消えるタイミングまで一緒。
で、April in Parisだよぉ。みんなが好きなスタンダードだよね。
ホント、楽しそう…。明るい陽射しがみえてくるような演奏です。
Strange Music、って始めて聴く曲かな?この真ん中のふたりの絡み方は、かなり複雑でなんだけど、無理な感じが全くなーい。

7曲目、ビルハリスのこのバラード、私は非常にお気に入りですぅ。
私、こういう演奏にめちゃ弱いです…。だって、女の子だもん。
このアルバムは、比較的二人が交互にメロディを受け持つのですが、ここでは、ロブが丁寧に歌いあげて切ない気持ちがたんたんと語られてる感じ。(ま、そういうイメージなんだもん)
私、ここに来ると、いつも手が止まってしまいますぅ。ホント、凄く、素敵☆
短めにシングルトーンでつづるエドのソロもええのですけど、やっぱ、ロブさまだなぁ…。

8曲目はね、有名なバブルトロンボーン奏者ボブブルックマイヤーの曲。
ま、この人は有名ですよね。私は、ジュリーマリガンのナイトライツとか頭に浮かぶんだけど、ズート、ゲッツ、なんて、ウエストコーストの方々と演奏してるのものね。
ま、やっぱり、気合いはいってますか?(^_^)
9曲目この演奏も好きだなぁ。あまり、甘い雰囲気にならずに、遊び心が感じる演奏なんだけど、真ん中あたりのロブのソロは、力強くて、ちょっと、私よろめくかもぉ。(^_^);;
後半も、この二人にしかできない、重なりになっていているのです。

終演はゆったりと、リラックスしたムード。
しっとりとした、バラードに仕上がっています。本当に、うっとりします。
心変わりして、自分の元をさった恋人を、つい…探してしまう、って曲でなかったかしら?
最後は、切ない気持ちを優しく包み込むように…夕闇に消え去る演奏でしたぁ。
そう、心変わりは罪なものですから。。

秋限定とはいいませんが、人恋しくなったあなたにぴったりの一枚。
只今、廃盤中らしいのですが、きっと、いつかね、再プレスされるでしょう…。(ホントかしら?)

1.Royal Garden Blues
2.Wrap Your Troubles in Dreams
3.Imagination/What Is There to Say?
4.I'll Be Around
5.April in Paris
6.Strange Music
7.Everywhere
8.Open Country
9.Sweet and Lovely
10.Maybe You'll Be There

Ed Bickert (g)
Rob Mcconnell (vtb)

エドって、ジャケット見ると分かるとおもうんですが(気付いてね)、愛機はフェンダーのテレキャスターなんです。ほら、普通はこれだけジャズギター!、ってギターリストの選択はフルアコとかになりそうでしょ?ギターリストって、みんなすげぇ、楽器にこだわりますよね。ず~~と、これ不思議だったんだよね。今回ね、検索してわかったんだけど、やっぱ、昔はギブソンのES175をつかってたそうです。が、ハウリングの問題に悩んでテレキャスターに変えたのだって。
そう、エドビッカートについては、日本語で素晴らしいHPがありまぁす。



今日、こんなアルバム聴いていましたぁ。

Concord Duo, Vol. 7: Bill Mays and Ed Bickert
これもエドビッカートのデュオです。
お相手はカナダのピアニストビルメイズ。
コンコードのデュオシリーズは、私的名盤の宝庫。
これも素晴らしい!
ビルメイズってピアノは、変化にとんだ多彩なピアニストで、状況に応じてなんでもオッケイ、って、感じで常にスィンギーな歌心を忘れない。
曲によっては寡黙で耽美的、って、設定もつくれますが、基本は饒舌で、言いたいことはきっぱりいいきります。そのせいか、このアルバムでのエドはわりとシンプルな演奏なのです。ま、それもエド好きには、彼のセンスの良さとしてうつってしまいますですぅ。
私的には、いろんなバランス、そして、デュオの美味しさ、って点で上のアルバムがちょっとランク的に上。でも、これもエド好きにもデュオ好きにもお勧め。

1. Sometime Ago
2. Taking a Chance on Love
3. Gee Baby, Ain't I Good to You
4. On the Trail
5. Quietly
6. Do Nothin' Till You Hear from Me
7. Crazy She Calls Me
8. Bick's Bag

Bill Mays (p)
Ed Bickert (g)

と、エドにはもう一枚、ベースとのデュオがあるけど、今、手元に無いので今回はパス。
それから、デュオのアルバムではないけど、同じカナダのギターリストLorne Lofsky とふたりギターのアルバム「This Is New 」があって、そこでも一曲デュオを演奏してます。
ま、素晴らしいの一言でございます。(きっぱり)

あららぁ、なんだか、エドさまの宣伝になってしまったかしらぁ。
許して、くださいませ。M(__)M

連休、お出かけしましたか?
すずっくは、お蕎麦をたべに「宮古」って蕎麦好きの聖地に行きましたぁ。
水蕎麦初体験♪
あぁ…、食欲の秋だわぁ…。






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最終更新日  2009年11月04日 08時54分50秒



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