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テーマ:Jazz(1961)
カテゴリ:A Merry Jazzmas
レーベル名義ででているコンピレーション第一弾(でも、、第1弾で終わりかも、、)は、やっぱ、天下のBlue Noteです。
夜空の星の如く煌めくスターの集まるレーベルですから、その豪華な名前を見ただけでジャズファン的には涎が、、って、、、なる?? ま、往年の(爆)私のようなジャズファンはともかく、、 今時、、世界をまたがるジャズの収集をしてる人達にとっては、、どうなのかなぁ? メジャーなつうかアメリカのジャズシーンは軽視の傾向もありますから、、 何をして豪華かは、、わかりませんが。。 やはり、ただ演奏するだけでジャズになる御方達の魅力はやはり簡単に捨てられるものではありません。。 基本的には新録を集めておりまするので、ミュージシャン追っかけのマニア的にも美味しいアルバムだったりいたします。。 さて、ここで、クイズ♪ 「このレーベルを代表する?クリスマスアルバムといえば?」 ぴんぽ~~ん!!ぱちぱち♪よくできましたぁ。。 さすが、秘密のお部屋のお客さま。 そう、このレーベルのプロデューサーもしたデュークピアソンの「Merry Ole Soul」ですね! そう、何故かチェレスタ背負ったピアソンサンタ。。 そのジャケットの伝統を清く正しく守っているのか、、基本は、 「サンタ姿」です。。 2枚目は、クリスマスエイドのジャズ盤としてブルーノートからでてますので、ちょっと、雰囲気はちがいますけどね。 やっぱ、クリスマスは「サンタクロースが主役だろう!」って、こちらも王道。。 しかーーし、ねぇちゃんのミニスカサンタは、美しいながらも、、ピンヒールにミニかよ。って時代を感じますが。。 社長のサンタ姿も、そういえば、、バブル時代にはこういう悪ふざけ、、よくあったよなぁ。。、、なんて、回顧しますかしら。。でも、10年まえですよね。 ま、とにもかくにも、、まずは、1枚目。 Yule Struttin' - A Blue Note Christmas 1990年にリリースされたこのアルバムです。 ええとね、1,3,4,6,7,8,10,11,13,14は、1990年の録音です。 やっぱ、個人的に時代を感じるのは1986年の録音となってるけど、2曲目のSilent Night のStanley Jordanですわぁ。。両手タッピングという掟破りの奏法で世間を圧巻したのでありました。そう、フィンガーピッキングのソロギターは独りでベースライン、ハーモニー、メロディとなんでもやってしまうのですが、この方、それをピアノようにできちゃわないか?って発想で両手使い。。オーバーダブのような厚いサウンドです。そういえば、アルバムでChild Is Born演奏してましたね。あの人気が続いたら、きっとクリスマスアルバムだしてたのにな。。 1曲目Bobby Watson!率いるHorizon。サックスとペットのスリリングなやりとりはエキサイティング。 バリトンサック並みの低音の魅力Lou Rawlsのクリスマスソングは重量級、若きEliane Eliasはメドレーで可憐で繊細&ラテンタッチで躍動感とソロ演奏。 1953年録音のチェットベーカーの演奏は、、ま、ファンサービスかしら。 「Merrier Christmas」が2曲つづきます。 セロニアスモンクの作曲なんですよねぇ。あのちょっと不気味でカワイイメロディ、健在。本人のヴァージョンはないのでしょうねぇ。。 Benny Greenは、モンクを意識したちょっと強面の演奏、、つづく、Dianne Reevesはピアノとデュオで。同じ曲だけど、ほんわかしたムードになってます。 John Hart!実に端正って感じのジャズギター。派手さ、個性はちょっと薄いけど、やっぱ、そのフルアコの甘い音色がいいのだな。 そして、2曲目のタイムサービス!1961年のCount Basie 楽団の、、それはそれはスィンギーで楽しい豪華な演奏。いや、流石ぁ。もちろん、ピアノはご本人。 John Scofieldの登場。何気にマークジョンソン&アダム・ナスバウムいうメンバー。ユーモラスな曲だけど、ジョンスコらしくうねうね感、捻れた雰囲気はシリアスな演奏。 洗練されたアグレッシブさをみせるのが、Joey Calderazzo。ドラムのナスバウムのプッシュに乗って快走。 サービスタ~~イムは、1980年のDexter Gordon、デックスのゆったりした唄心を。。 楽しい演奏のあとは、再び登場したBenny Greenで、重厚なSilent Night。 ゴスペル風のアレンジが厳かなムードを。。 そして、最後はLittle Drummer BoyをRick Margitzaで。ピアノはジョイ、ベースはマーク、ドラムはアースキン!シリアスでスリリング、少し、クリスマスを忘れた演奏がたまりません。。この縦横無尽な演奏は、、クリスマス的には問題もなきにしもあらずですが、、ジャズ的にはなん問題も無ーーい、つうことで、A Blue Note Christmasの幕がとじまぁす。 1. Vauncing Chimes - Horizon, Bobby Watson 2. Silent Night - Stanley Jordan 3. Christmas Song - Lou Rawls 4. I'll Be Home for Christmas/Sleigh Ride - Eliane Elias 5. Winter Wonderland - Chet Baker 6. Merrier Christmas - Benny Green 7. Merrier Christmas - Dianne Reeves 8. O Tannenbaum - John Hart 9. Jingle Bells - Count Basie 10. Chipmunk Christmas - John Scofield 11. God Rest Ye Merry Gentlemen - Joey Calderazzo 12. Have Yourself a Merry Little Christmas - Dexter Gordon 13. Silent Night - Benny Green 14. Little Drummer Boy - Rick Margitza Jazz to the World 時間がなくなるから、スピードアップ! 2枚目は、エイズ撲滅!って、ことで、スターが集まるクリスマスエイドのジャズ盤。 Blue Noteからでてますが、その趣旨から堺を超えてスターが集結。 正確な意味ではBlue Noteのクリスマスとは言い難いけど。。 やはり、雑多感はありますが、それがかえって飽きが来ない?ってみかたもできるかも。 先日話題にあがった、超ラテンアレンジのThe Brecker Brothers & Steve KhanのChristmas Waltzの他にも個性的な演奏が続きます。 Fourplayのリーリトナー、Diana Krallのラッセルマローン。。やっぱ、いいな。 Michael Franksは相変わらず、労働を拒んだ富裕層のムードだし。。 パーカッションをフィーチャしたカサンドラのアフリカンなLittle Drummer Boyも面白い。 円熟度?がましたイリーアーヌとハービーのデュオは目が回ってる。。 オリエンタルムードたっぷりなマクラフリンO Come, O Come, Emmanuelも泣けるかも。 Steps Aheadによる「荒野の果てに」、、マイクマニエリのヴァイブがきまっております。私的、このアルバムの最後は、チックコリアのソロWhat Child Is This?。 煌めくようなフレーズが重なって、交差して、彼らしい演奏。 1. Winter Wonderland - Herb Alpert, Jeff Lorber 2. Baby, It's Cold Outside - Lou Rawls, Dianne Reeves 3. It Came Upon a Midnight Clear - Fourplay 4. Have Yourself a Merry Little Christmas - Diana Krall 5. O Tannenbaum - Stanley Clarke, George Duke, Everette Harp 6. Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow! - Michael Franks 7. Christmas Waltz, The - The Brecker Brothers & Steve Khan 8. Little Drummer Boy - Cassandra Wilson 9. I'll Be Home for Christmas - Eliane Elias, Herbie Hancock 10. O Come, O Come, Emmanuel - John McLaughlin 11. Christmas Blues - Holly Cole Listen 12. Angels We Have Heard on High - Steps Ahead 13. Christmas Song - Anita Baker 14. What Child Is This? - Chick Corea 15. Winter Wonderland - Dave Koz 16. Il Est N?, Le Divin Enfant - Dr. John Blue Note: Yule Be Boppin' さて、、社長みずからがサンタになってサックス吹いてるアルバムは1997年に発売されました。 う~ん、10年前ですねぇ。。そろそろ、次、お願いね。 やっぱ、すずっく的には、2曲目からですぅ。パットマルティーノがピアノとデュオ。 16分音符健在。サンタのメロディは楽しいけど、哲学者マルティーノは常にマイペース。 3枚のアルバムに登場してる人気の姫、イリアーヌ。ここでは、疾走感あふれる演奏。 6曲目のアコギ&ベースのデュオもブルージィでございますが。。 個人的には、Santa Babyで、マルグリューミラーをバックに揚揚とふいてるJavon Jacksonがいいな。 9曲目のI'd Like You for Christmasでは、ジョーロックが清く正しく美しい。 面白いことになってるのが、パーカションとJacky Terrassonが多重録音でファンキーにつくりあげてる10曲目。 大好きなChristmas Time Is Hereはチャーリーハンターによる8弦ギターでの演奏。 ゆったりと揺れながら不思議な空間が広がる。 最後は、8曲目ではお茶目に参加してたJoe Lovanoが掟破りにアグレッシブルに吹きまくるCarol of the Bells。ちょっと、、恐い。。かも。。 全体的には、、話題性はあるけど、、豪華な感触は薄いかも。。 1. Cool Yule - Kurt Elling 2. Santa Claus Is Coming to Town - Pat Martino 3. Jingle Bells - Dianne Reeves Listen 4. I've Got My Love to Keep Me Warm - Eliane Elias 5. Blue X-Mas - Bob Dorough, Tim Hagans, Stefon Harris, Greg Osby, Bobby Watson 6. You're a Mean One, Mr. Grinch - Fareed Haque 7. Santa Baby - Javon Jackson 8. Be-Bop Santa Claus 9. I'd Like You for Christmas - Judi Silvano 10. Adeste Fideles/Little Drummer Boy - Jacky Terrasson 11. Zat You, Santa Claus? - Benny Green, Miles Griffith 12. Christo Redentor - Jack Walrath, Bobby Watson 13. Peach on Earth - Rachelle Ferrell 14. Christmas Time Is Here - Charlie Hunter 15. Carol of the Bells - Joe Lovano つうことでしたぁ。 20日になってしまいましたね。 やっぱ、今年は中途半端にクリスマスを迎えそうです。。 急いで、、でかけなくちゃ。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月21日 11時46分09秒
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